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NISA口座の移管とは。金融機関の変更などについて解説

NISA口座は、1年ごとに金融機関を変更できます。しかし、変更はタイミングにより、その年から変えられないこともあります。本記事では、金融機関を変更する場合の手続きや移管の注意点を、わかりやすく解説します。

この記事の目次

NISA口座の金融機関は変更できる?

『NISA』は、毎年1月1日〜12月31日のあいだに、一定額の範囲内で購入した株や投資信託などの配当金や、売却して得た利益が非課税になる制度です。

NISAを始めるには、金融機関でNISA口座を開く必要があり、1人1口座に限られています。ただし、一定の条件の範囲内で金融機関を変更できます。

NISAとは?:金融庁

1年に1回変更可能

2014年からスタートしたNISAは、NISA口座開設後、4年間は金融機関を変えることができないルールでした。しかし、2015年からは制度改正にともない、1年に1回変更ができるようになりました。

すでにNISA口座を持っている場合は、その口座を残したまま新たに他の金融機関でNISA口座を開設することが可能です。

金融機関を変更しても、現在NISA口座で保有している上場株式や投資信託などの配当金や売買益は、買い付けた年から最長5年間は非課税として扱われます。

NISAに関するよくある質問|日本証券業協会

すでに取引がある年は変更できない

金融機関を変更しようとする年分の非課税枠を、すでに利用している場合、その年は金融機関を変更できません。

また、NISA口座は、1人につき1口座のみ開設が認められています。しかし、金融機関を変えると、複数の金融機関にNISA口座を持つことになります。この場合、変更前のNISA口座で買付はできません。

NISAを利用する金融機関を変更したい | FAQ(よくあるご質問)| みずほ銀行

金融機関変更手続きの方法

ここでは、金融機関を変更する際の手続き方法を説明します。

変更できる期間

金融機関の変更は、いつでもできるわけではありません。変更を希望する年の前年10月1日から、変更を希望する年の9月30日までに、所定の手続きをすることで、金融機関を変更できます。

たとえば、2018年から他の金融機関へ変更したい場合、2017年10月1日から2018年9月30日までに、手続きを完了しなければなりません。

NISA口座の金融機関の変更・再開設をされるお客様へ

口座移管に必要な書類

NISA口座を移管する際に必要な書類は、以下のとおりです。

  • 金融商品取引業者等変更届出書
  • 非課税管理勘定廃止通知書
  • 非課税口座開設届出
  • 本人確認書類、およびマイナンバーを確認できる個人番号記載書類

NISAに関するよくある質問|日本証券業協会

口座移管の手続きフロー

NISA口座の移管手続きの流れは、まず現在NISA口座を開設している金融機関に、変更したい旨を伝え、『金融商品取引業者等変更届出書』を取り寄せ、必要事項を記入して返送します。その後『非課税管理勘定廃止通知書』が交付されます。

次に、変更する金融機関にNISA口座を開設したい旨を伝えると、『非課税口座開設届出』が送られてきます。

その書類に必要事項を記入して、非課税管理勘定廃止通知書と本人確認書類、およびマイナンバーを確認できる個人番号記載書類と共に返送します。

その後、変更先の金融機関と税務署で審査・確認が行われ、税務署でNISA口座の開設に関する確認が済むと、金融機関より連絡が入り移管が完了します。

NISA・つみたてNISA・ジュニアNISA|SBI証券

手続き完了までにかかる期間は2〜3週間

口座移管の手続きは、完了までには2〜3週間程度かかります。変更先の金融機関で口座開設の手続きをすると、税務署で重複口座の有無の確認に1〜2週間程度要するため、手続きが完了するまでには時間がかかります。

NISA口座変更、移管の注意点

NISA口座を移管する際は、いくつかの注意点があります。

購入済の株は新金融機関口座へ移行できない

変更前のNISA口座で買い付けた商品は、変更後の新たな金融機関に移管できません。よって、変更前の口座で引き続き保有することになります。また、売却も変更前の金融機関で行うことになります。

金融機関登録変更の方法 | NISA(ニーサ):少額投資非課税制度 | 楽天証券

ロールオーバーができなくなる

NISA口座を変更すると、ロールオーバー(非課税期間の延長)ができなくなる点も注意しましょう。

通常NISAでは、5年間の非課税期間が満了した際に、翌年の非課税投資枠に移して、引き続き2023年まで保有することが可能です。

しかし、金融機関を変更してしまうと売却するか、同じ金融機関の一般口座、または特定口座へ移すしかありません。

まとめ

NISA口座は1年に1回、金融機関を変更できますが申請時期が決まっています。また、手続きには2〜3週間ほどかかるので、変更する場合は早めに行うとよいでしょう。

なお、NISA口座を変更すると、ロールオーバーができなくなるため、この点も踏まえて検討することが大切です。

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