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仮想通貨Dsahの2つの魅力とは。世界中で利用拡大の動き

世界には数多くの仮想通貨が存在します。そのなかでもDashは匿名性が高く、取引速度が速い通貨として知られています。Dashの特徴やメリット・デメリットをはじめ、今後Dashに将来性はあるのか、わかりやすく解説します。

この記事の目次

Dashとは?

Dash(ダッシュ)とは、国内だけでなく世界的にも有名な仮想通貨の1種です。ビットコインとは別の通貨という意味で、アルトコインとして分類されます。

Dashは世界的に取引量も多く、時価総額が全通貨中第6位になったこともあります。2018年4月現在の時価総額は約28億ドルで、全通貨中第12位となっています。

ビットコインと同じように投機性(価格変動がある性質)があり、主に多くの海外取引所で取引されています。価格変動があるため、その価値は常に変化していますが、2018年4月現在では、1コイン350ドル(約37,000円)前後を行き来しています。

All Cryptocurrencies | CoinMarketCap

始まりは2014年のDarkcoin

Dashは2014年1月18日、当時XCoin(XCO)としてリリースされ、2月28日に名称がDarkcoin(DRK)に変更されました。さらに2015年3月25日、現在の名称であるDash(DASH)と改称されています。

Dashの特徴

まずはDashという仮想通貨の、基本的な情報から確認していきましょう。主な特徴は、匿名性に優れていることと、取引の承認時間が短いことです。

DASH公式サイト | DASH暗号通貨

匿名性に優れている

ビットコインを含むこれまでの仮想通貨は、取引において送金元と送金先のアドレスが完璧につながっていることが最大の特徴でした。ブロックチェーン(分散型台帳)技術を用いて取引が行われるので、そのつながりこそが重要とされていたのです。

しかしその方法では、場合によっては個人とアドレスを結びつけることが可能になってしまいます。つまり、『このアドレスの持ち主は、今いくら資産を保有している』ということがわかってしまうということです。

Dashではシステム上、その問題点を解決することができており、匿名性に優れた通貨だといえます。ただし、犯罪(マネーロンダリングなど)に使われた場合、その痕跡が残らず、アドレスを追跡することができないというデメリットがあります。

承認時間が短い

仮想通貨(暗号通貨)において、取引(トランザクション)を行うには、ノード(システムを導入したコンピュータ)による承認作業が必要です。たとえば、AからBに通貨を送金した場合、その取引を誰かが承認することで取引成功となります。

ビットコインの場合、承認作業には約10分という時間が設けられています。しかしDashの場合、わずか4秒で承認作業が完了します。

実際の商品を購入する際に、支払いのために10分もかかってしまうのでは取引になりません。しかし、4秒であれば問題なく利用でき、むしろ財布から金銭を出して支払うよりも早いぐらいです。

Dashの仕組み

次は、暗号通貨Dashがどのように成り立っているのか、その仕組みを解説します。

匿名性を高める仕組みはCoinjoin

Dashは、『Coinjoin』と呼ばれる方式を採用しています。Coinjoin方式は、たとえばAがBにDashを送金すると、いったんマスターノードと呼ばれるコンピュータで収集され、複数のDashがシャッフルされたあとに、Bに送金される仕組みです。

マスターノードは、『溜まり場所』という意味でプール(管理プール)と呼ばれることもあります。マスターノードに選ばれるには、以下の条件を満たす必要があります。

  • 1,000DASH以上の所有
  • 専用のIPアドレス
  • 毎日24時間休みなしのサポート

24時間稼働のうち、接続が切れている状態が毎日1時間以内でなければいけません。つまり、サーバーとして動かし続けなければならないということです。

この仕組みにより、AがBに送金したという記録が残らず、匿名性を高めることが可能となっています。ただし、システム上完全な匿名になることはありません。

マスターノードで高速承認を可能に

そもそも仮想通貨というのは、インターネット上で取引が行われる通貨です。インターネット上のデータ通信速度はとても早く、一部のコインデータ程度であれば、ほんの一瞬で送受信することが可能です。

しかし、ただ単純にデータのやりとりをするシステムでは、取引のデータを簡単に改ざんすることができてしまいます。そこで、世界中のノード(システムを扱うコンピュータ)に膨大な計算をさせることで、データの改ざんを防いでいます。

ビットコインの承認作業に約10分程度かかってしまうのは、この膨大な量の計算が原因です。Dashでは、最初から限定されたマスターノードに承認作業をさせることで、計算の量を少なくし承認の高速化を実現しています。

ノードって何?

ノードとは、もとは『接点』という意味の単語です。コンピュータ用語では、コンピュータとコンピュータをつなぐ媒体、またはパソコンやハブなど、システムを構成する機器のことを指します。

仮想通貨では、ブロックチェーンを管理するためのシステムを導入したコンピュータのことをノードと呼びます。世界中のノードがデータ(台帳)を共有し管理し合うことで、不正を許さない正常な取引が可能となっています。

BTCではフルノードやSPVノード、NEMではスーパーノード、Dashではマスターノードなどノードにもさまざまな種類があります。

マイニングをする場合、これまでのトランザクション(取引履歴)をすべてダウンロードするフルノードが必要です。フルノードは非常に大きな容量が必要で、パソコンによってはダウンロードするだけで1週間以上かかることもあります。

マイニングの方法

Dashのマイニング方法は、ビットコインと同じ『Pow(プルーフ・オブ・ワーク)』を採用しています。ブロックチェーンでは、世界中のノードでデータを共有し、ブロック(取引データ)をつなげていきます。

そこに不正が入らないよう、どのブロックを正しいブロックにするか、発言権を持つノードを決める作業(Pow)をする必要があります。Dashでは一定の条件を満たすノードをマスターノードと定め、マスターノードに発言権が与えられています。

ノードやマスターノードの作業によって、新しいブロックがブロックチェーン上につなげられると、報酬としてDashが新しく発行されます。

ビットコインはマイナーに対して100%の報酬が与えられていましたが、Dashの場合は45%がマイナー、45%はマスターノード、残りの10%は運営に必要な予算として分配されます。

DASH公式サイト | DASH暗号通貨

暗号化方式はX11

仮想通貨はすべて暗号システムを用いることで、インターネット上での正常な取引を実現しています。Dashの場合、X11と呼ばれる暗号化方式を採用しています。

仮想通貨は基本的に複数の取引データを暗号化し、それをひとつのブロックとしてブロックチェーン上につなげていきます。暗号化には、ハッシュ関数と呼ばれる一方通行の暗号化を可能にする関数が使われています。

Dashでは11種類のハッシュ関数を組み合わせた暗号化システム(X11)が使われており、セキュリティレベルが非常に高いとされています。

Dashのチャート相場・価格推移

Dashの現在のチャート相場と、これまでの価格推移を確認しましょう。

2017年3月以降に上昇

Darkcoinのときは、価格も低く横ばいが続いていましたが、2017年3月に価格が高騰しています。

具体的には、2016年1月では500円前後、2017年1月には1,800円前後、そして2017年3月から高騰が始まり、2017年12月には最高値となる184,959円に到達しています。

価格上昇の要因は?

2017年3月の高騰は、AlphaBayという闇サイトが匿名通貨を採用したからだとされています。また、世界最大規模の取引所『Bitfinex』に上場したことも要因のひとつと考えられます。

また、ビットコインの価格上昇と連動している可能性もあります。2017年に入り仮想通貨ブームが巻き起こりました。それによってビットコインの価格が急上昇し、一時200万円を超えるほどにもなっています。

通貨の価値はそれぞれ異なるので、完全に連動しているとはいえませんが、主軸通貨となるビットコインの価格上昇に引っ張られてと予想する人は多いようです。

Dashが購入できる取引所

Dashを購入したい場合、取扱のある取引所を探す必要があります。

国内取引所の取り扱いは少ない

国内取引所では、Dashの取扱はほとんどありません。金融庁に仮想通貨交換業者として登録さ取引所の中では、Quoinexで唯一取引が可能です。

QUOINEX

取扱通貨の種類が多いBinance

Binanceは2018年4月現在、取引高世界1位の取引所です。香港に本社を置く取引所で、取扱通貨は100種類以上もあります。

手数料は全通貨ペア0.1%と国内取引所と比べても安く、さらにBinanceが発行したトークンBNB(バイナンスコイン)を手数料支払いに設定しておけば、50%割引の優待を受けられます。

Binance.com | Binance Official Website | Binance Crypto Exchange‎

手数料が安いpoloniex

poloniexは手数料が全通貨ペア変動制で、0.00%〜0.25%となっています。取引量が多ければ多いほど安くなるので、利用状況によってはとてもお得に利用することが可能です。

日本円には対応していないため、国内取引所でビットコインなどに交換してからDashを購入する必要があります。

Poloniex - Bitcoin/Digital Asset Exchange

Dashの始め方・買い方

Dashを実際に購入するための方法を紹介します。

海外の取引所で購入する3ステップ

海外の取引所で仮想通貨取引をするためには、基本的に3つのステップが必要です。

  1. 国内でBTC(ビットコイン)を入手
  2. 海外取引所にBTCを送金
  3. 海外取引所でDashを購入

まずは国内取引所に登録をして、基軸通貨となるBTCを購入する必要があります。ETH(イーサリアム)などでも対応している取引所はありますが、対応幅の広いBTCでの取引をおすすめします。

国内でBTCを入手したら、それを海外取引所のアカウントに送金します。仮想通貨を送金する際は、どのような場合でも送り間違いのないよう十分注意しましょう。

送金できたら、あとは国内取引所と同じように、BTCを使ってDashを購入します。価格は常に変化しているので、チャートをよく観察してから購入しましょう。

Dashのメリット・デメリット

ほかの仮想通貨と比べて、Dashにはどのようなメリット・デメリットがあるのか、詳しくみていきましょう。

即時決済に対応

Dashは、取引の承認速度が非常に優秀です。実際の商品を買い物するときなど、即時決済に利用できるというのは大きなメリットです。

対面販売だけではなくインターネットでの決済や、自動販売機での少額決済にも対応できます。

開発に積極的

Dashは運営がきちんと活動しており、ブロックチェーンの開発に積極的な姿勢をみせています。また、コミュニティも広く、情報発信も活発に行っています。

『発行した通貨の運営をきちんとするのは当たり前』という考えは正しくありません。仮想通貨の世界では、一度世に放ったシステムを放置するというのはよくある話です。

現在あるプラットフォーム(ブロックチェーンシステム)を使えば、開発費もそれほどかからずに新しい通貨を発行できるので、放置していてもそれほどデメリットにはならないからです。

マネーロンダリングのリスク

Dashは匿名性の高い通貨なので、犯罪に利用される可能性があります。特に世間で言及されているのは、マネーロンダリング(資金洗浄)への対応です。

犯罪に使われた、もしくは犯罪によって奪われた通貨は、本来犯人を捕まえるために監視し続ける必要があります。たとえば、銀行強盗で奪われた通貨は、通し番号で通貨の行方を追跡します。

しかし、Dashはマスターノードでシャッフルされるため、一度送金されてしまえば、それ以上追跡ができなくなり、マネーロンダリングが完了してしまいます。

Dashの今後の将来性

Dashは2017年に価格の高騰を見せましたが、これからの将来性はあるのでしょうか。

徐々に認知され始めている

Dashは国内外で徐々に認知され始めており、時価総額も安定して伸びています。

2017年7月にはApple社から、取引対象となる仮想通貨として認められています。Dashの公式ウォレットがAppストアで配信され、この時期を境に価格の高騰も見せています。

また、仮想通貨ATMサービスで大手のLamassu社と提携したことも話題になっています。Lamassu社は、ビットコインATMの全国シェアの約3割を占める企業です。

西麻布や六本木など、都内を中心にDashが利用できるATMが設置され、利用者も少しずつ増加しています。

海外では自動販売機にも導入

海外では、飲料水の自動販売機の決済手段としても導入されています。2018年1月21日・22日にマイアミで開催された『北アメリカビットコインカンファレンス』では、QRコードを利用して決済できる自動販売機が注目を集めました。

決済手段として、決済スピードは非常に重要なポイントです。ビットコインも決済手段として用いられることが増えてきましたが、ビットコインの承認速度はそのシステム上、今より早くなることはあり得ません。

そのことを考慮すれば、Dashの決済サービスとしての将来性は非常に有望なものだといえるでしょう。

競合の多さがネック

Dash自体は非常に優秀なシステムで運用されている仮想通貨ですが、競合が多いのも事実です。特に匿名性というポイントでいえば、MoneroやZcashなどのほうが匿名性が高いシステムを採用しています。

また、Dashの承認は、複数の取引をシャッフルすることがシステムの根幹となっており、シャッフルするには同時に複数の取引が行われる必要があります。

このことから、『匿名性は高いが完全な匿名になるわけではない』ので、匿名送金が必要なサービスに利用される可能性は低いといえるでしょう。

まとめ

仮想通貨Dashは、匿名性の高さと承認速度の優秀さで注目を集めています。これから利用者が増え、価格が大幅に上昇する可能性もあるでしょう。

仮想通貨を選ぶ際に、チャートや相場だけを見るのではなく、実際にどのように利用されるのか考えて投資をしてみると、仮想通貨投資がさらに楽しくなるかもしれません。

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