nanacoの主なチャージ方法
nanacoとは、電子マネーの一種です。セブンイレブンやイトーヨーカドーで『nanacoカード』を発行してチャージ(入金)すれば、あとはレジの電子決済用端末にかざすだけで決済できるようになります。
Androidユーザーには、『nanacoモバイル』もおすすめです。nanacoアプリをダウンロードして会員登録を行い、チャージを済ませれば、端末をレジの電子決済用端末にかざすだけで決済できます。
nanacoは使い切りのプリペイドカードではないので、残高が0円になってもチャージすれば繰り返し利用することが可能です。どうやってチャージするのか、主なチャージ方法を理解しておきましょう。
nanacoとは|電子マネー nanaco 【公式サイト】
チャージ(入金)する|電子マネー nanaco 【公式サイト】
現金
nanacoは、以下の場所で現金でチャージできます。
- セブンイレブンやイトーヨーカドーなどのレジ
- セブン銀行ATM
- nanacoチャージ機
- ポケットチェンジ端末(外貨両替サービス端末)
クレジットカード
事前に設定を済ませれば、クレジットカードでもnanacoにチャージできます。クレジットチャージには『オートチャージ』と『そのつどチャージ』があるので、使いやすい方を選びましょう。
- オートチャージ:nanaco残高が指定した金額以下になると、自動でチャージされる
- そのつどチャージ:任意のタイミングで手動でチャージする
クレジットチャージするには、当然nanacoにクレジットカードを登録する必要があります。しかし、nanacoカードは発行から10日、nanacoモバイルは発行から4日(朝6時以降)経たないとクレジットカードが登録できません。
また、クレジットカード登録から24時間経たないと、クレジットチャージができないので注意しましょう。
nanacoギフト
nanacoギフトからもチャージ可能です。nanacoギフトとは、nanacoのチャージやネットショッピング、オンラインゲームの支払いなどに利用できるギフトカードのことです。
店舗での販売は終了していますが、提携先のポイントをnanacoギフトに交換したり、nanacoギフトがもらえるキャンペーンに参加したりすると入手できます。
nanacoギフトに記載されている『nanacoギフトID』を、nanacoの会員メニューになる『nanacoギフト登録』に入力すれば、額面分のチャージが可能です。
クレジットカードでのチャージがお得
nanacoの利用が多い人は、残高をクレジットチャージするのがお得です。クレジットチャージがお得な理由と、チャージの上限について見ていきましょう。
クレカチャージと支払いでポイントがつく
nanacoにクレジットチャージした分は、クレジットカードの請求額に合算されるので、クレジットカードのポイントが貯まります。
そして、クレジットチャージしたnanacoで決済すると、nanacoポイントが200円利用ごとに1ポイント付与されるので、ポイントが2重取りできるのです。
現金やnanacoギフトのチャージではnanacoポイントしか貯まらないので、お得に使いたい人は、クレジットチャージを選ぶとよいでしょう。なお、貯まったnanacoポイントは1ポイント1円としてnanacoにチャージできます。
チャージ回数や金額の上限
nanacoのチャージには、金額や回数の上限が定められています。
チャージ方法 | 上限金額 | 上限回数 | |
現金 | ・1回4万9000円 ※ポケットチェンジ端末は1円~3万円 |
- | |
クレジットカード | そのつどチャージ | ・1回3万円 ・月20万円 ※ケータイ版nanacoモバイルは1回2万9000円 |
・1日3回 ・月15回 |
オートチャージ | ・3万円 | ・1日1回 | |
nanacoギフト | ・1日20万円 | - |
また、nanacoにチャージできるのは5万円までです。クレジットカードやnanacoギフトによるチャージで5万円の上限を超えた場合、超過分は『センターお預かり』として保管されます。
チャージ(入金)する|電子マネー nanaco 【公式サイト】
センターお預り分|電子マネー nanaco 【公式サイト】
チャージがお得なクレジットカード
nanacoのクレジットチャージに対応しているクレジットカードはたくさんありますが、チャージでポイントが付くクレジットカードは限られています。
また、チャージでポイントが付くクレジットカードでも、ポイント還元利率がクレジットカードごとに異なるので、より還元率が高いクレジットカードを選ぶことが重要です。
ここでは、nanacoのクレジットチャージ用としておすすめのクレジットカードを紹介します。
リクルートカード
リクルートカードは、年会費無料でチャージによるポイント還元率も高いため、nanacoのクレジットチャージ用として人気です。
項目 | 詳細 |
年会費 | 無料 |
還元率 | 1.2% |
通常利用時の還元率も1.2~4.2%と高いので、普段使いにもよいでしょう。ただし、チャージでポイントが付くのは月3万円分までという点に注意が必要です。
ポイントを貯める・使う - リクルートカード(Recruit Card)
Yahoo! JAPANカード
Tポイントを貯めている人は、Yahoo! JAPANカードをnanacoのクレジットチャージ用にするとよいでしょう。
項目 | 詳細 |
年会費 | 無料 |
還元率 | 0.5% |
還元率は0.5%ですが、コツコツnanacoを使えばそれなりに貯まります。Tポイントは使い道が幅広く、買い物やyahoo!公金支払いで公共料金や税金の支払いにも使えるのが魅力です。
セブンカード・プラス
nanacoのクレジットチャージ用に使うなら、セブンカード・プラスもよいでしょう。
項目 | 詳細 |
年会費 | 無料 ※2020年1月10日支払い分より |
還元率 | 0.5% |
還元率はYahoo! JAPANカードと同じく0.5%ですが、入会時にnanacoポイントがもらえるキャンペーンが定期的に開催されています。直接nanacoポイントが貯まるのは、nanacoをよく使う人にとってメリットが大きいでしょう。
セブンカード・プラス:nanacoをもっと便利でお得に使えるクレジットカード
お得にポイントを貯める方法
nanacoの利用で、さらにお得にポイントを貯める方法を紹介します。
QUICPayの利用
nanacoカードには、QUICPay(クイックペイ)機能を追加した『QUICPay(nanaco)』があります。
QUICPayも電子マネーの一種ですが、国内シェアが高いため、nanacoとクイックペイが合体することで、使えるお店の幅が広がるのです。
また、QUICPayは後払い(ポストペイ)型で、QUICPayでの決済分は登録したクレジットカードの利用分に合算されるので、事前のチャージも必要ありません。
さらに、QUICPay(nanaco)で決済すると、200円で1ポイントのnanacoポイントと、QUICPayでの決済分が合算されるクレジットカードのポイントが両方貯まります。
QUICPay(nanaco)(クイックペイ ナナコ) - 株式会社セブン・カードサービス
税金や公共料金
ほとんどの電子マネーは、税金や公共料金の支払いには使えません。しかし、nanacoは税金や公共料金の支払いにも使えます。
税金や公共料金の支払いは、nanacoポイントの付与対象外です。しかし、税金や公共料金の支払いのために、nanacoにクレジットチャージすれば、クレジットカードのポイントは貯まります。
通常、税金や公共料金をコンビニで支払う場合は現金しか使えないので、当然ポイントも貯まりません。しかし、nanacoを利用すれば、コンビニ払いでもポイントが貯められるのです。
まとめ
nanacoにクレジットカードでチャージすると、nanacoポイントとクレジットカードのポイントがどちらも貯まるのでお得です。
クレジットカードによってクレジットチャージでもらえるポイント還元率が異なるので、よりお得なものを探してみましょう。