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iDeCoは年末調整の手続きが重要?公務員は忘れずに確認しよう

公務員がiDeCo(イデコ)によって税金を取り戻すには、年末調整での手続きが重要です。具体的には何をすればよいのか、手続きの流れや必要書類について知っておきましょう。また、年末調整で手続きができなかった場合の対処法も紹介します。

この記事の目次

公務員がiDeCoの税金を取り戻すには

『iDeCo』とは、任意で加入する個人型の年金制度のことです。専用口座に掛金を拠出(きょしゅつ※)して、その掛金で投資商品を購入・運用し、60歳以降に合計掛金額と運用益から算出した金額を年金として受給します。

また、iDeCoに拠出した掛金は、全額所得控除の対象となっているため、iDeCoに加入することは、所得税や住民税の節税にも役立ちます。

(※拠出とは、相互扶助を目的に、それぞれが物やお金を出し合うことです)

イデコってなに|イデコ公式サイト|老後のためにいまできること、iDeCo|国民年金基金連合会

掛金の納付方法で必要な手続きが異なる

iDeCoには、事業者が掛金を給与から天引きして納付する『事業主払込』と、口座振替によって自分で掛金を納付する『個人払込』の納付方法があります。

どちらの納付方法かによって、掛金を所得から控除するための手続きが異なるので注意しましょう。

イデコライブラリ|イデコ公式サイト|老後のためにいまできること、iDeCo|国民年金基金連合会

給与天引きの場合は手続き不要

事業主払込の場合は、事業主が毎月給与を計算する際に、給与から掛金額を控除した上で所得税額を計算しているため、年末調整で掛金額を申告する必要はありません。

口座振替の場合は年末調整時に手続き

個人払込の場合は、事業主が給与計算時に掛金額を控除してくれることはないので、自分で年末調整の際に掛金額を申告しなければなりません。

年末調整の流れ

年末調整で掛金額を申告するときには、以下の流れで手続きを進めます。

  1. 『給与所得者の保険料控除申告書兼給与所得者の配偶者特別控除申告書』を勤務先からもらう
  2. 申告書に必要事項を記入する
  3. 申告書に『小規模企業共済等掛金払込証明書』を添付して提出する

年末調整のスケジュール

年末調整は、その年の1月1日~12月31日までの間に支払われることが確定した給与が対象です(未払いも含む)。

そのため、ほとんどの会社で、最後の給与額が確定する12月に年末調整が行われています。

年末調整の期限は、『給与支払報告書(※)』の提出期限である1月31日です。この日までに誤りがあった場合の修正も含め、全ての手続きを完了させなくてはなりません。

(※給与支払報告書とは、各種税金を計算するために必要な書類です。従業員に給与を支払っている事業主に、提出義務が課せられています)

年末調整の対象となる給与|国税庁
給与支払報告書(総括表・個人別明細書) 台東区ホームページ

小規模企業共済等掛金払込証明書とは

掛金払込証明書のイメージ

出典:平成29年「小規模企業共済掛金払込証明書」のご案内|小規模企業共済(中小機構)

年末調整で掛金額を申告する際に必要となる『小規模企業共済掛金払込証明書』とは、1年間で拠出した掛金額を証明する書類です。毎年10~11月に送られてくるので、失くさないようにしましょう。

申告書の書き方

出典:年末調整のときに渡される保険料控除申告書兼配偶者特別控除申告書の書き方講座(平成29年版) - やまばた税理士事務所

保険料控除申告書兼給与所得者の配偶者特別控除申告書には、小規模企業共済掛金払込証明書に記載されている金額を記入します。

申告書右下の『小規模企業共済等掛金控除』の項目に、『個人型及び企業型年金加入者掛金』という欄があるので、そこに金額を記入しましょう。

年末調整ができなかったら?

年末調整で掛金額を申告できなかった場合は、どのように対処すればよいのでしょうか。

10〜12月に始めた場合など

その年のiDeCoの掛金初回引き落としが10~12月になった場合は、小規模企業共済掛金払込証明書が翌年1月ごろに送られてきます。

そのため、12月の年末調整に間に合わず、掛金額が申告できなくなります。このような場合は、確定申告をして掛金額を申告しましょう。

掛金の払込証明書(小規模企業共済等掛金払込証明書)はいつ頃郵送されるの...

過去5年まで確定申告で取り戻せる

年末調整で掛金額を申告できなかった場合は、確定申告で掛金額を申告すれば、納め過ぎた税金を取り戻すことができます。

また、iDeCoの掛金が所得から控除できることを知らなかったなどの理由で、加入後に掛金額を申告していなかった場合は、『還付申告』をすることで過去5年分の税金を取り戻せます。

初めて確定申告される方:平成29年分 確定申告特集

まとめ

公務員でiDeCoの掛金を個人払込にしている場合は、年末調整の際に1年間で拠出した掛金額を申告する必要があります。掛金額を申告しないと税金を取り戻せないので、忘れないようにしましょう。

なお、何らかの理由で年末調整時に掛金額を申告できなかった場合は、確定申告で申告すれば、過去5年分までさかのぼり、納め過ぎた税金を取り戻せます。

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