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iDeCoの確定申告をe-Taxでしてみよう。手続きの流れを解説

iDeCo(イデコ)で節税効果を得るためには、掛金額の申告が必要です。本記事では、e-Tax(イータックス)による確定申告で掛金額を申告する流れや、e-Taxのメリット、デメリットなどについて解説します。

この記事の目次

iDeCoの節税効果を無駄にしないために

iDeCoとは、公的年金とは別に、将来受け取る年金額を増やす目的で任意加入する個人型年金制度のことです。

iDeCoには、さまざまな税制優遇措置が設けられているため、節税が目的で加入する人も多くいます。

イデコってなに|イデコ公式サイト|老後のためにいまできること、iDeCo|国民年金基金連合会

iDeCoの節税効果とは?

iDeCoに1年間拠出(きょしゅつ※1)した掛金は、全額所得から控除できるようになっています。

そのため、iDeCoに加入すると、課税所得額(※2)によって税額が決まる『所得税』や『住民税』の節税が可能です。

また、年金の支給時に課される税金の控除を受けられたり、運用益が非課税になっていたりと、さまざまな場面で節税効果を得られます。

(※1.拠出とは、何らかの目的のために、互いに金銭を出し合うことをいいます)

(※2.課税所得額とは、収入額から経費や給与所得控除を差し引いた所得額から、さらに各種控除を差し引いた、課税対象となる金額のことです)

税制優遇について | 確定拠出年金とは | 個人型確定拠出年金:iDeCo(イデコ) | 楽天証券

年末調整か確定申告が必要

iDeCoの掛金額を所得額から控除するには、年末調整か確定申告で掛金額を申告する必要があります。

  • 年末調整で申告する人:会社員や公務員などの給与所得者
  • 確定申告で申告する人:自営業者など

ただし、年末調整の際に掛金額を申告し忘れた場合は、給与所得者でも確定申告が必要です。

また、年末調整と確定申告のどちらで掛金額を申告する場合でも、申告書類に『小規模企業共済等掛金控除証明書』を添付しなければなりません。

小規模企業共済等掛金控除証明書は、1年間で拠出した掛金額を証明するための書類です。毎年10~11月ごろに送られてきますが、掛金の初回引き落としが10~12月になった場合は、翌年の1月ごろに発送されます。

そのような場合は、12月に行なわれる年末調整に間に合わないため、やはり確定申告が必要です。

平成29年「小規模企業共済掛金払込証明書」のご案内|小規模企業共済(中小機構)

確定申告がネットでできる?

通常、確定申告をする際には、確定申告書類を税務署などに取りに行き、必要事項を記入および必要書類を添付して、税務署に提出しなければなりません。

しかし、『国税電子申告システムe-Tax』を利用すると、申告書の作成から提出までが、全てネット上でできます。

国税電子申告システムe-Taxとは

国税電子申告システムe-Taxとは、国税に関する申請や納税などを、インターネット上で行える電子手続きシステムのことです。

e-Taxとはどのようなものですか。|e-Tax

国税庁のe-Taxホームページから手続きする

e-Taxによる手続きは、国税庁のe-Taxホームページから行います。ただし、e-Taxを利用するには、事前準備が必要です。事前準備には手間がかかるため、早めに済ませておきましょう。

  1. e-Taxから手続きをするための利用環境を整える(パソコンやインターネット接続環境など)
  2. 電子証明書を取得する
  3. 『電子申告・納税等開始届出書』を提出し、利用者識別番号を取得する

電子証明書の取得時に、マイナンバーカードや住民基本台帳カードなどを利用する場合は、ICカードリーダライタを購入する必要があります。

もし、手持ちのスマートフォンがリーダライタモードに対応している場合は、スマートフォンで読み取れるので確認しておきましょう。

事前準備が済んだら『確定申告書等作成コーナー』のボタンをクリックし、該当ページに移動します。

事前準備の流れ|e-Tax
ICカードリーダライタのご用意 | 公的個人認証サービス ポータルサイト

確定申告書等作成コーナーでの手続きの流れ

確定申告書等作成コーナーに移動したら、いよいよ確定申告の手続きを始めます。手続きは、以下の流れで行いましょう。

  1. 『申告書・決算書・収支内訳書等作成開始』ボタンをクリック
  2. 『e-Tax』ボタンをクリック
  3. 確定申告書を作成する
  4. 添付書類の情報を入力する(小規模企業共済等掛金払込証明書の情報を入力、給与所得者は源泉徴収票の情報も入力する)
  5. 作成した申告書に電子署名をする
  6. 作成した申告書を送信する

iDeCoの掛金額は確定申告書作成時に、以下の画面の『小規模企業共済等掛金控除』の欄に入力します。

出典:【確定申告書等作成コーナー】-確定拠出年金法の個人型年金加入者掛金(iDeCo(イデコ))を支払った場合

上記はおおまかな流れなので、各行程で不明点がある場合は、マニュアルを確認しながら作業を進めましょう。

マニュアルコーナー|e-Tax

e-Taxの利用で確定申告は手軽になるか?

e-Taxの利用によって、確定申告は手軽になるのでしょうか。

e-Taxで申告するメリット

確定申告は、毎年2月16日~3月15日と期間が決まっているため、この時期の税務署は非常に混み合い、手続き完了までに時間がかかることも少なくありません。

しかし、e-Taxを利用すれば、手続きに必要な書類の入手・作成・提出を全てインターネット上でできるので、税務署まで行く手間や待ち時間を省けます。

そのほか、e-Taxの利用には、以下のようなメリットがあります。

  • 24時間いつでも申告手続きができる
  • 税額が自動計算されるため、正確な確定申告書が作成できる
  • 書面での手続きよりも税務署の処理がスムーズに進むため、還付金の入金が早くなる

事前準備が大変?デメリット

e-Taxのデメリットは、事前準備に手間がかかることです。パソコンやインターネットの接続環境を整え、電子証明書や利用者識別番号を取得しなければなりません。

また、電子証明書を取得するためには、ICカードリーダライタを購入しなければならないため、数千円ですが費用も掛かります。

ただし、一度準備してしまえば、翌年以降は何らかの変更がない限り、事前準備をする必要はありません。

どうしても事前準備が面倒だという場合は、確定申告書等作成コーナーで確定申告書を作成して印刷し、税務署に郵送で提出することも可能です。

まとめ

iDeCoの掛金額を確定申告で申告する際には、e-Taxを利用すると全ての手続きがインターネット上で完了でき便利です。

ただし、e-Taxの利用には事前準備が必要なので、確定申告期間に入る前に、早めに準備を済ませておきましょう。

iDeCoには確定申告が必要?必要書類や方法を徹底解説

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