一般企業で経理職についているものです。
もう20年弱経ちますので法人税の触りの部分ぐらいは理解しているつもりですが、いまだに理解できない仕組みが一点ございます。
それは、事業税(地方税)の別表4,5の記載方法です。
いつも迷うのです。
認容とか、当年減算・加算。
まるでパズルのようです。
もう少し簡単に記載する方法ないのでしょうか?会計方法を何とかすれば良いのかもしれませんが、監査人である公認会計士・税理士からの指摘で方法を変えるのは容易ではなさそうです。
一昔前は手書きで行っていましたが今は税務申告ソフトも進化しだいぶ楽になりましたが、仕組みをとらえきれていないところがありましたので質問させていただきました。
よろしくお願いします。
2017-07-11
専門家からの回答
黒鳥 功
) 別表4及び5に関しては、大企業ともなると調整項目が多いため、それぞれ3、4枚になることもあります。
仰るとおりパズルのようなもので、別表4加算項目=別表5増(③欄)となるわけではありません。
このため混乱されると思いますが、別表4は(税務上の)PL、別表5は(税務上の)BS、という前提のもと 別表4:収益(プラス)や費用(マイナス)は加算、収益(マイナス)や費用(プラス)は減算 別表5:①欄に計上されている金額を減らす調整は減(②欄)、新規に発生した項目に関する調整(①欄に項目があるものの金額としては新規の調整を含む)は増(③欄) という大原則を忘れずに処理するしかありません。
その上で簡素化出来る部分としては、例えばいくつかの項目をエクセルにまとめ、その合計金額を別表に記載すること、になります。
2017年8月4日 22時15分