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法人税は電子申告できるのか?やり方を理解してe-Taxを活用しよう

e-Taxは国税庁が提供し、普及を進めている電子納税システムです。電子申告すると、従来の紙の書類を用意して税務署に提出するなどの手間が省けるため、業務の効率化を実現できます。そこで今回は、e-Taxのメリットと登録申請方法を紹介します。

この記事の目次

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e-Taxを使うべき理由

e-Taxには従来の紙での確定申告にはなかったメリットがあります。まずは、e-Taxの特徴を詳しく見ていきましょう。

法人税と消費税の電子申告が義務化に

法人税と消費税を確定申告する際に、大法人の電子申告が義務化される方針を財務省と国税庁が発表しました。

これは、e-Taxがあまり使われていないため電子申告を義務化して業務効率を上げることが目的です。それと同時にe-Taxを導入する際の複雑な手続きなどの改善も行われています。

年末調整が電子申告で楽に

e-Taxでの一番のメリットは年末調整が楽になることです。年末調整は源泉徴収している所得税を正しく計算し、その過不足がないかどうか調べて確定させていく業務のことです。

会社では社員の給与から適切に所得税が徴収されているか調べ上げ、その情報を書類にまとめて税務署と市区町村に報告しないといけません。そのため、年末調整は書類を複数用意する必要があり、従業員が多ければ多いほどその枚数は増えていくのです。

さらに従業員が別々の市区町村に住民票を置いていたらその分だけ書類を用意しないといけません。したがって、トータルとしてかなりの枚数の書類が必要です。

e-Taxで申告をすれば会社側は膨大な量の書類を提出する必要がなくなります。税務署や市区町村もその管理・確認の手間が省かれて業務の効率化が図れ、双方に大きなメリットがあります。

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特別控除が受けられる

2020年1月から自営業者や個人事業主がe-Taxを利用すると、青色申告特別控除が10万円引き上げられるというメリットがあります。青色申告特別控除は最大65万円です。

ところが、2020年1月からは給与所得控除が10万円引き下げられるのに伴い55万円になります。それと同時に、会社員や自営業者、個人事業主問わず基礎控除が10万円引き上げられるのです。

さらに電子申告を利用すると、控除が10万円増額されます。そのため、トータルで考えると自営業者や個人事業主は、e-Taxを利用すると、従来よりも10万円控除が増えるのです。

e-Taxを使用できる環境

e-Taxを利用すると、書面による申告と比較しても様々なメリットがあることを確認しました。一方で、e-Taxの利用には準備が必要です。まずは、e-Taxを利用する際のパソコンの環境について確認します。

e-Taxはパソコンの環境や使用しているブラウザ、OSによって対応していないものもあるので注意しましょう。

Windows10を使用する場合

Windowsでは7~10に対応しており、ブラウザはInternet Explorer 11で使用可能です。7以前のバージョンでは利用できないので、パソコンのOSが古いままになっている場合は更新をして最新のOSにしておく必要があります。また、ブラウザもEdgeではe-Taxの利用は不可能なので必ずInternet Explorerで利用しましょう。

Macを使用する場合

Macを使ってe-Taxを利用する場合に推奨されている環境はOS10.9 、10.10、10.11でブラウザはSafari10.1です。Windowsと同様に古ければ最新のものに更新しましょう。

ただしMacであればその中でWindows環境を入れて利用できる環境にするという方法もあります。もしMacだけでの更新が厳しい場合に有効です。

FirefoxやChormeなどでも使用可能?

Firefoxやchromeでの使用は原則としてできません。Firefoxでe-Taxを利用した場合、書類作成まではできるものの提出ボタンが表示されず、提出ができない可能性があるのです。

同様にchromeで利用しようとするとInternet Explorer 11での利用をすすめられるため、原則として利用できません。e-Taxを利用する際には推奨されているブラウザを使うようにしてください。

それでも非推奨のブラウザを使用する場合は、e-Taxを正常に使えないリスクがあることに注意してください。

e-Taxの登録から申請までの手順

登録に必要なもの

e-Taxの登録に必要なものは以下の通りです。

  • 利用できるパソコン環境
  • 電子証明書
  • 開始届出書
  • 利用者識別番号

電子証明書は本人確認のために必要なもので様々なものがあります。一番簡単に取得できるのがマイナンバーカードに組み込まれている「公的個人認証サービスに基づく電子証明書」です。

これは家電量販店で購入可能なICカードリーダライタから読みとる必要があります。e-Taxを利用するためには「電子申告・納税等開始届出書」をオンラインもしくは書面で納税地所轄の税務署に提出しなければいけません。これを提出すると利用者識別番号を取得できます。

申請の手順

必要なものを準備できたらe-Taxの登録申請をします。最初にe-Taxのソフトを国税庁のホームページからダウンロードし、最新のものになるようにバージョンアップして起動させてください。

起動させたら、利用者ファイルの作成を行いましょう。ここでは、納税用確認番号等・納税用確認番号・カナ氏名・名称・電子証明書・メールアドレス・秘密の質問と答えを登録していきます。

なお秘密の質問と答えは必須ではありません。暗証番号を忘れた際に再発行を行うために使用されるものなので、不安であれば登録することをおすすめします。

初期登録作業は利用者識別番号等を書面で取得した場合やオンラインで取得した場合で若干手順が変わります。利用者ファイルの作成も開始届出書を送信した際に登録した場合は納税用確認番号等の登録が不要です。マイナンバーカード方式で利用する場合も電子証明書の登録が不要なので注意しましょう。

まとめ

e-Taxは確定申告に関する業務の効率化に期待できるだけではなく節税の効果もあるのです。また、今後、電子申告の義務化が進む可能性もあります。そのため、確定申告が必要な会社の経理や自営業者、個人事業主は今から利用して慣れておいた方が良いでしょう。

その際には推奨されているパソコン環境、登録に必要な書類等、手続きを事前に把握しておくとスムーズに利用開始できます。

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