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カードローンの金利のすべて。正しく比較して賢く選ぶ

カードローンを利用するときに一番重要になるポイントは、『金利』ではないでしょうか。利用額が大きくなるほど、そして返済期間が長くなるほど金利の重みが増してきます。上限金利や利息の計算方法について確認し、カードローンを賢く選びましょう。

この記事の目次

カードローンの金利とは

カードローンの金利とは、借入額に対する利息の割合のことを指します。金利が高ければ、利用者が支払う利息も高くなります。

カードローンの金利は年率表示

カードローンの金利は、基本的にすべて年率で表示されています。年率とは、1年間にかかる利息の割合のことです。

カードローン会社の公式ページなどでは、金利ではなく『実質年利』と表示されていることがあります。この実質年利は金利に加えて、さらに手数料や保証料などが含まれた『実質的にいくらかかるか』の割合を表す数字です。

一般的には金利と同じ意味で使われているので、そこまで気にする必要はありません。カードローンの利息を計算する場合は、カードローン会社の公式サイトに表記されている実質年利の数字で計算をすることになります。

金利から利息を計算する方法

返済に必要な利息の計算には、利用残高・金利(実質年利)・利用日数の3つを使います。計算方法は以下のとおりです。

  • 利息 = 利用残高 × 実質年率 ÷ 365日× 利用日数

まず利用残高に金利を掛け合わせた数字が、1年間でかかる利息です。そして、それを365日で割って利用日数を掛けることで、利息の日割り計算ができます。

すべてのカードローン会社が返済を1カ月ごととしているので、利用日数は30日として計算します。1カ月分の返済が完了したら利用残高が減るので、利息も少しだけ減ることになります。

例えば、実質年利18.0%で30万円を借りた場合、1カ月(30日)にかかる利息は、

30万円×0.18÷365×30=4,438円です。

返済日に1万円を返済した場合、

10,000円-4,438円=5,562円が元金の返済にあてられます。

つまり利用残高は、30万円-5,562円=29万4,438円となります。

その利用残高にかかる利息は、

29万4,438円×0.18÷365×30=4,356円です。

2回目の返済日にも1万円を返済した場合は、

10,000円-4,356円=5,644円が元金の返済にあてられますので、

利用残高は29万4,438円-5,644円=28万8,794円となります。

このように、返済をしていくことで少しずつ利用残高が減り、利息も少なくなっていくということです。

カードローンの金利の決め方。限度額により変動するのが原則

金利は上限金利で比較する

ここからは、カードローンを金利で比較する際のポイントをご紹介します。重要なポイントは、上限金利で比較するということです。

利息制限法の上限金利を把握する

○%~△%のように、金利には幅が設定されています。『利息制限法』と呼ばれる法律により、借入額ごとに利息が制限されているからです。

利息制限法では、借入の額が大きくなればなるほど金利に制限がかかります。例えば、借入額が10万円未満であれば金利は20.0%まで設定できますが、借入額が100万円なら15.0%までしか金利を設定することはできません。

つまり、カードローン利用者の借入額によって金利に幅が出るため、○%~△%という表記になっているのです。上限金利とはこの右側の数字のことで、カードローン会社が利用者に設定する金利で最も高い割合のことです。

100万円未満は上限金利が適用されることが多い

限度額100万円未満であれば、ほとんどのカードローン会社で上限金利が適用されます。限度額はカードローン会社の審査によって決定されるので、特に初めて借入する人や収入の低い人は、限度額を100万円未満に設定されることになるでしょう。

カードローンをすでに利用している人や安定した高額収入がある人は、限度額を高く設定してくれる可能性はあります。そのため、まずは上限金利で比較するようにしましょう。

上限金利の平均はどれくらいか

カードローンの上限金利は、銀行系カードローン会社と消費者金融系カードローン会社で大きく異なります。

カードローン会社 平均金利
銀行系 14.0%
消費者金融系 18.0%

銀行系カードローンのほうが、平均的に低い金利で利用できます。ただし、金利を低く設定している分、貸し倒れのリスクを少しでも抑えるために審査は厳しくなっています。

反対に消費者金融系カードローンは金利は高いものの、審査には通りやすいという特徴があります。主婦でもアルバイトをしている人や、配偶者(夫)の同意書を用意できる人は審査に通る可能性は高くなります。

カードローンの金利や上限額とは?賢く借りるための基礎知識

カードローンの金利の平均は?しっかり理解して賢く利用しよう

カードローンの金利が安いのはどこ?賢い選び方を紹介します

金利は交渉できるか

金利には幅があり、借入限度額によって決められます。限度額が高ければ金利は低くなり、限度額が低ければ金利は高くなってしまいます。

この限度額については、交渉で上げてもらうことはできません。ただし、交渉ではなくいくつかの方法で限度額を上げることができます。

取引実績を積んで金利を交渉する

限度額を上げてもらうには、カードローン会社の自分に対する信用度を上げてもらうことが大切です。信用度が上がれば、限度額の増額(増枠)審査に通りやすくなります。

信用度を上げる一番簡単な方法は、カードローンの取引実績を積むことです。お金を借りてそれをきっちり返していれば、それだけで信用度は上がります。

取引の額が大きければ大きいほど、完済したときの信用度は上がります。信用度が高ければこちらから交渉するまでもなく、カードローン会社から『増額審査を受けませんか?』という話を持ちかけられることもあります。

他の取引で金利引き下げもある

ほかにも、カードローン会社の別サービスを利用することで、金利引き下げの提供をしている場合もあります。いわゆる『セット割引』のようなもので、サービス利用者増加の目的で実施されています。

じぶん銀行カードローンau限定割

じぶん銀行カードローンでは、携帯電話やスマートフォンをauで契約している場合に金利を優遇する『au限定割』のサービスを実施しています。

au限定割には、auと契約していれば誰でも適用される『誰でもコース』と、他社カードローンからじぶん銀行に借入を移したときに適用される『借り換えコース』の2種類があります。

誰でもコースは条件が緩く、自分銀行でau ID登録が有効になっていれば適用されますが、その代わり優遇率は0.1%と低くなっています。スマートフォンの契約以外でも、光回線契約(auひかり・auひかりちゅら・au one net)を契約していれば対象となります。

借り換えコースは、銀行系カードローン・消費者金融系カードローンにかかわらず、他社から借り換えることが条件です。じぶん銀行カードローンで借りたお金で、他社カードローンを返済する必要があるので注意しましょう。

さらに、借り換えコースでは、じぶん銀行カードローンの限度額が100万円以上であることが条件のひとつとなっています。限度額が50万円に設定されている人は、借り換えコースの優遇を受けることはできません。

このように条件は厳しめですが、借り換えコースの金利優遇は0.5%と非常に高く、利用できるのであれば、とてもお得なサービスです。例えば、限度額10万円なら17.5%の金利ですが、限度額100万円で借り換えコース適用なら12.5%の金利となります。

じぶん銀行カードローンau限定割 | じぶん銀行

住信ネット銀行MRカードローン

住信ネット銀行のミスターカードローンでは、あらかじめ金利を引き下げる条件が設定されています。

以下の条件が満たされていれば0.1%の金利引き下げです。

  • 住信ネット銀行発行のクレジットカード『ミライノカード』を所有
  • ミライノカードの引落口座を住信ネット銀行の口座に設定

以下の条件が満たされていれば0.5%の金利引き下げです。

  • SBI証券口座保有登録済み
  • 住信ネット銀行の住宅ローンで利用残高がある

この2つの引き下げは併用できるので、すべて条件を満たしていれば0.6%の金利引き下げとなります。

ミスターカードローン - 金利引下げ条件|住信SBIネット銀行

銀行系カードローン金利比較

銀行系カードローンは、消費者金融系カードローンと比べて金利設定が低めです。それでは、銀行系カードローンごとの金利を比較していきましょう。

三井住友銀行カードローン

限度額 金利
100万円以下 12.0%~14.5%
100万円超 200万円以下 10.0%~12.0%
200万円超 300万円以下 8.0%~10.0%
300万円超 400万円以下 7.0%~8.0%
400万円超 500万円以下 6.0%~7.0%
500万円超 600万円以下 5.0%~6.0%
600万円超 700万円以下 4.5%~5.0%
700万円超 800万円以下 4.0%~4.5%

限度額は10万円から10万円単位で選ぶことができます。審査によって最高800万円まで増額が可能です。上限金利は14.5%と銀行カードローンの中では少し高めです。

カードローン 金利 ・ご契約極度額について : 三井住友銀行<公式>

みずほ銀行カードローン

限度額 金利
10万円以上 100万円未満 14.0%
100万円以上 200万円未満 12.0%
200万円以上 300万円未満 9.0%
300万円以上 400万円未満 7.0%
400万円以上 500万円未満 6.0%
500万円以上 600万円未満 5.0%
600万円以上 800万円未満 4.5%
800万円 2.0%

みずほ銀行カードローンの上限金利は14.0%と、銀行系カードローンの中では平均的な数字です。みずほ銀行の住宅ローンを契約すると、さらに0.5%の金利優遇があります。

みずほ銀行 : カードローン金利・ご利用限度額

三菱東京UFJ銀行バンクイック

限度額 金利
10万円以上 100万円以下 13.6%~14.6%
100万円超 200万円以下 10.6%~13.6%
200万円超 300万円以下 7.6%~10.6%
300万円超 400万円以下 6.1%~7.6%
400万円超 500万円以下 1.8%~6.1%

銀行系カードローンの中では上限金利が高めの14.6%です。ただし、限度額の上限は500万円となっており、その際の金利はほかのカードローンと比べて、かなり低く設定されています。

ローン金利 | 三菱東京UFJ銀行

りそなクイックカードローン

限度額 金利
10万円 12.475%
30万円 12.475%
50万円 12.475%
70万円 12.475%
100万円 11.5%
150万円 11.5%
200万円 9.0%

りそなクイックカードローンは、銀行系カードローンの中では、非常に低い金利設定です。限度額10万円の上限金利でも12.474%です。ただし、限度額は最高200万円なので、それ以上の高額融資は受けられません。

ローン金利│お金を借りたい│りそな銀行

各社カードローンの金利を徹底比較。銀行が本当に一番安いのか?

消費者金融系カードローン金利比較

消費者金融系カードローンは、銀行系カードローンよりも全体的に金利が高く設定されています。比較方法は同じで、基本的には上限金利で比べるとよいでしょう。

限度額ごとの金利表示が無い場合もある

消費者金融系カードローンでは、公式サイトなどに限度額ごとの金利が表記されていないことがあります。その場合でも金利幅(○%~△%)はきっちり決められており、それ以上になることはないので安心してください。

プロミス

限度額 金利
表示なし 4.5%~17.8%

プロミスは、上限金利が17.8%と消費者金融系カードローンの中では少し低めの設定です。

『瞬フリ』に登録をしておけば、24時間365日、最短10秒で口座に振り込みをしてもらえます。(三井住友銀行、またはジャパンネット銀行口座が必要)

お利息のご案内|お借入れ|キャッシング・消費者金融のプロミス公式サイト

アコム

限度額 金利
1万円~99万円 7.7%~18.0%
100万円~300万円 7.7%~15.0%
301万円~500万円 4.7%~7.7%
501万円~800万円 3.0%~4.7%

アコムの上限金利は18.0%と消費者金融系カードローンの中では平均的ですが、最低金利は3.0%と低めの設定です。

消費者金融系カードローンの中では唯一クレジットカード業界にも参入しており、クレジットカード機能付カードローンを発行しています。

金利や利息について【公式サイト】カードローン・キャッシングならアコム

アイフル

限度額 金利
表示なし 4.5%~18.0%

アイフルの上限金利は18.0%、最低金利は4.5%と少し高めの設定です。消費者金融系カードローン会社のほとんどは、大手メガバンクの傘下に属していますが、アイフルはどこにも属していない独立系のカードローンです。

商品のご案内 | 【アイフル公式サイト】消費者金融・キャッシング・カードローン

SMBCモビット

限度額 金利
表示なし 3.0%~18.0%

モビットの上限金利は18.0%と、平均的な数字です。電話による在籍確認はせずに審査を受けられるというのが大きなメリットです。自宅に郵送物も送られてこないので、家族に知られる可能性は低いでしょう。

金利・手数料:キャッシング、カードローンはSMBCモビット

審査が厳しく金利が低いカードローン

安定した収入があるにもかかわらず、金利の高い消費者金融系カードローンを選ぶのは賢明ではありません。審査に通る自信がある人は、積極的に金利が低いカードローンを選びましょう。

りそな銀行プレミアムカードローン

限度額 金利
10万円 12.475%
30万円 12.475%
50万円 12.475%
70万円 12.475%
100万円 11.5%
150万円 11.5%
200万円 9.0%
300万円 7.0%
400万円 5.5%
500万円 4.9%
600万円 4.5%
700万円 4.0%
800万円 3.5%

りそなクイックカードローンでは限度額が最高200万円でしたが、プレミアムカードローンでは最高800万円まで融資可能です。限度額800万円の審査に通れば、3.5%の金利で融資を受けられます。

ローン金利│お金を借りたい│りそな銀行

ミスターカードローンプレミアムコース

限度額 金利
10万円~100万円 7.99%
100万円超 200万円 6.39%~6.99%
200万円超 300万円 5.29%~5.99%
300万円超 500万円 4.99%
500万円超 700万円 3.99%
700万円超 900万円 2.99%
900万円超 1,000万円 2.49%
1000万円超 1,100万円 2.39%
1,100万円超 1.59%

ミスターカードローンプレミアムコースは審査が厳しいものの、非常に低い金利で借入することができます。限度額100万円でも7.99%、条件を満たせば7.39%まで低くなります。

ミスターカードローン - 金利とコース|住信SBIネット銀行

金利だけでカードローンを選択しない

カードローンを選ぶポイントとして、金利は重要なポイントです。しかし、金利だけに注目していると、少し損をしてしまうこともあります。金利が高くても、条件を満たせばお得になる方法もあるのでご紹介します。

利息0円キャンペーンで実質金利を下げる

金利が高い消費者金融系カードローンでは、『無利息期間』を設けていることがほとんどです。『利息0円キャンペーン』などのサービスで、一定期間無利息で借入ができるというシステムです。

このサービスを上手く利用して、融資を受けてから無利息期間内に返済をする方法が非常にお得です。金利は高くても、無利息期間に返済すれば実質金利0円なので、金利が低い銀行系カードローンよりも返済額は少なくなります。

借入と返済の手数料が低いところを選ぶ

長期的に借入する場合、借入や返済を何度もすることになります。その際に必要になる利用手数料にも注目してみましょう。特にATM利用に関しては、多くのカードローン会社で利用手数料を設けています。

ATM利用手数料が完全無料でなくても、時間帯によって無料になるところもあります。自分の利用時間帯によって選ぶのもひとつのポイントです。

カードローン ご利用頂けるATM : 三井住友銀行
ご返済方法 | 【アイフル公式サイト】消費者金融・キャッシング・カードローン

カードローンは金利無料の期間を賢く使おう。おすすめ3社を紹介

まとめ

カードローンを選ぶにあたり、金利に注目するのは大切なことです。少しでも金利が低ければ、長い目で見たときにそれだけ返済額が少なくなるということです。

また、基本金利だけではなく、条件付きで優遇される金利も注目のポイントです。さらに、無利息期間やATM利用手数料無料など、金利以外もしっかり確認して少しでもお得なカードローンを選びましょう。

カードローン、キャッシングをしてしまって多重債務に苦しんでいる方や、
おまとめローンを利用して、全額返済の計算をしたい方、子供のために家を買うので住宅ローンを 組みたいという方は、まず、ライフプランを作成しましょう。
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