カードローンは即日融資が可能
カードローンでは、申し込みから融資までの手続きがスピーディーに行われています。条件がそろえば、申し込んだその日に融資を受けることも可能です。
申込みはインターネットで簡単に
カードローンの申込みのために店頭へ出向く必要はありません。いつでもどこでも、インターネットの画面から手軽に申込みができるのです。申込み画面に必要事項を入力するだけなので、5分もあれば手続きは完了します。
入力項目は、氏名や生年月日を始めとする個人情報で、年収や借入希望額なども含まれます。
アイフルの場合、利用限度額が50万円以下で他社を含めた借入総額が100万円以下のケースなら、収入証明書は原則として不要で、本人確認書類(運転免許証・パスポートなど)があれば大丈夫です。
通常カードローン会社では、貸付審査において返済能力の有無を重視しています。そのため、原則として無職の方は審査を通過することができません。
フリーダイヤルで融資が早くなる
多くのカードローン会社では、14時ごろまでに申し込めば即日融資が可能となっています。アイフルの場合、早急にお金が必要となってしまい、確実に即日融資を受けたいときには、フリーダイヤルを利用すれば審査を優先してもらえるのです。
手続きの方法は、インターネットからの申込みの後、登録したメールアドレスに「アイフルカード申込・受付完了メール」が届いたら、フリーダイヤル0123-337-137(受付時間9:00~21:00)に電話するだけです。
最短30分で審査が完了し、即日融資を受けることができるようになります。なお、連絡した時間帯等によっては、即日融資に対応してもらえない場合もあります。
カードが届く前にお金を受け取れる
カードローンの審査が無事終了すれば、数日後にはカードが郵送で届きます。しかし、カードがまだ手元に届いていなくても、借り入れを行って現金を引き出すことができるのです。
アコムの場合、ホームページの会員ページからログインすることで、振込による借入れの手続きを行うことができます。その後、お近くのコンビニエンスストアに設置されたATMを利用して、振り込まれたお金を引き出せば完了です。
なお、振込手数料は無料です。また、むじんくん(自動契約機)から手続きを行えば、8:00~22:00まで申込が可能なうえ、その場でカードが発行されます。土日祝日でも即日融資が可能です。
カードローンは無職だと原則ムリ
融資対象には基準がある
カードローン会社が申込の可否を判断する場合、融資対象者に対する審査基準に沿って行います。主なものは「年齢」「年収」「他社からの借入総額」です。
19歳以下と70歳以上の方からの借り入れ申込は受付けてもらえません。年収の基準は、借りたい金額や他社からの借り入れ総額などで異なってきます。
これは、収入の高さよりも安定性や年収に対する融資額の割合が重視されるためです。給与が低くても正社員として勤務していれば、審査を通過しやすくなっています。
また、他社からの借り入れが多い場合、たとえ収入が高くてもカードローン会社の審査は厳しくなるのです。年収には年金や恩給、不動産賃貸収入、事業所得も含まれます。
貸金業の総量規制とは
カードローンを利用する場合、もう一つの基準として総量規制が設けられています。総量規制とは、債務者が多重債務に陥るのを防ぐためのもので、年収の1/3を超える借り入れを規制するものです。
この金額は、他社からの借り入れ総額を指します。総量規制の対象外となる自動車ローンや住宅ローン、高額療養費の貸付は含みません。これまで、総量規制の対象となっていたのは
- 消費者金融
- 信販会社
- クレジット会社
からの借入で、銀行系のカードローンは含まれませんでした。しかし2017年4月以降、日本弁護士連合会による自主規制の要請を受け、銀行系カードローンの貸付が厳格化され始め、総量規制と同様の基準を設けるようになりました。
無職OKのローン会社は危険
厳しい融資制限や総量規制は、債務者が多重債務に陥ったり破産したりするのを防ぐために必要な措置なのですが、これらによって、必要な金額を借り入れることができなくなるケースもあります。
特に失業している方の場合、無職なのは一時的なことで、この急場さえしのぐことができればなんとかなるのに…と残念に思われるかもしれません。
そんなときに、無職でも借り入れ可能と謳っている業者が目に止まれば、つい連絡を取ってしまいたくなります。
しかし、そのような業者は非合法的な闇金業者か詐欺業者であることがほとんどです。くれぐれも個人情報を知らせたりしないよう注意していただきたいと思います。
無職でも借りられる条件とは
無職でも審査は受けられる
無職でも貸付の審査を受けることはできますが、通常のインターネットからの申込ではほとんどの場合、審査を通過することはできません。
しかし、借り入れする本人が無職でも、返済能力のある人を保証人に付ければ貸付を受けられるケースがあります。このあとで紹介する専業主婦や学生の場合です。
また、保証人や担保があれば、カードローン以外の借入先を見つけることも可能です。
保証人や担保がなく、カードローンの審査も通らなかったという方なら、生命保険の契約者貸付を利用するとよいでしょう。生命保険の解約返戻金の範囲内でお金を貸してもらえるという制度で、いわば生命保険が担保になったようなものです。
審査に通る可能性アリの無職とは
無職であっても審査に通る可能性があるケースは、次の4つです。
- 配偶者のいる専業主婦
- 仕送りを受けている学生
- 年金受給者
- アパートやマンションの大家さん
専業主婦と学生のケースは、借入を行う本人は働いていないものの、配偶者や親の返済能力を担保とみなして貸付可能とするものです。
配偶者や親の同意書と収入証明書を用意して、カードローン会社の店頭から申し込み手続きを行うことができます。年金生活者のケースは、安定した年金収入が見込まれることから貸付を可能とするものです。
しかし、満70歳以降は新規の貸付は行われなくなります。最後の大家さんのケースは、家賃という不労所得があるため、貸付を認められるものです。
アコムは無職でも借りられる?
カードローンの審査は、条件によっては無職も通ることがあるうえ、業者によって審査通過率が異なります。このため、審査通過率が高い業者なら無職でも借りられるのでは?と思われてしまうことがあります。
アコムなら相談が可能か?
各カードローン会社によって審査基準が異なるため、よその審査は通らなかったがアコムは通ったということがありえます。
しかし、数多くの審査を受け続けるのは考えものです。信用情報機関という情報共有システムがあって審査履歴が残るため、審査を重ねる度に「落ち続けている」という印象を業者に与えてしまうのです。
複数社の審査を受け続けず、業者を絞り込んで電話で個別に相談されることをおすすめします。
また、カードローン会社以外でも貸付を受けられるところがあります。「総合支援資金」がそれで、生活再建資金(生活費・アパートなどの入居費用・延滞光熱水費などの支払い資金)を借りることができます。
真っ当な業者は貸金業法を遵守
必要なお金が用意できず困っているときには、焦りや不安から理性的な判断ができなくなってしまいがちです。こんなときに注意したいのが、非合法な闇金業者や詐欺業者の手に乗らないことです。
貸金業者は、金融庁が定めた貸金業法に則った営業を行わなければなりません。そこには、貸付は年収の1/3以下にすることと、原則として年収を証明する書類の提出が必要であることが明記されています。
つまり、合法的な営業を行っているカードローン会社は、収入のない方への融資を行うことができないのです。非合法業者の甘い言葉にうっかり乗ってしまうと、法外な利息を請求されたり、お金を騙し取られたりします。
まとめ
無職でも条件がそろえばカードローンの審査に通り、即日融資を受けることは可能です。また、審査に通らなかった場合でも、合法的にお金を用立てる方法もあります。
すでに闇金などの非合法業者からお金を借りてしまったという方は、早急に警察や弁護士に相談されることをおすすめします。なお。弁護士への債務関係の相談は無料で受け付けてもらえます。
記事を参考に1日でも早く生活を立て直し、借入金を完済されることを願っています。