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カードローン借り換えの注意点を解説。審査は厳しい?

カードローンの借り換えの際には、何に注意して比較すればよいのでしょうか。また、借り換えの際の審査が、通常の借入の審査より厳しいかどうかも気になります。そこで今回は、借り換え先の比較検討と審査について解説します。

この記事の目次

カードローンの借り換えとは?

借り換えには2通りあります。1つ目はあるカードローンから別のカードローンに借り換える場合、2つ目は複数のカードローンを、1つのカードローンにまとめる場合です。

借り換えによって金利が下がったり、月々の返済金額が減ったりするメリットがあります。複数社をまとめる場合には、返済の管理が楽になるメリットもあります。ただし、注意して借り換えないと、思った結果にならない場合があります。

借り換える際のポイントは?

『金利・月々の返済額・利便性』の3つの観点からカードローンを選ぶと、比較検討が容易になります。

金利を確実に下げる

カードローンの商品説明書には、金利について○%~△%といったように、幅のある記載になっています。借り換えの際に見るべき金利は一番高い金利、この場合では△%です。金利の幅の中で、何%で契約になるかはわかりません。

一番高い金利になっても、今の金利より低くなるカードローンを選べば間違いがありません。この一番高い金利は『上限金利』と呼ばれます。

月々の返済金額を下げる

どのカードローンも、月々に最小限返済しなければいけない金額が決まっています。これを『最小返済金額』と呼びます。例えば10万円借入をしているときの最小返済金額が10,000円のところもあれば、2,000円のところもあります。

月々の返済金額が多いと感じている場合、金利だけでなく最小返済金額を比較する必要があります。

利便性の高い会社を選ぶ

借入や返済で一番利用しやすいのがATMです。『ATM利用手数料』について、自社ATMは無料ですが、提携ATMは有料という場合があります。手数料といっても元金とは別の金額なので、利息と変わりません。

例えば、年利14.6%で1万円を1カ月(30日)借入したときの利息は121円です。もし、ATM手数料が108円かかれば、約2倍の利息を払っているのと同じことになります。

カードローン「バンクイック」 : 返済シミュレーション | 三菱東京UFJ銀行

無料で利用できるATMが自分の生活圏内にあるかは、非常に重要なことです。

カードローンの比較

下記の表のカードローンは、上限金利の安い順に並んでいます。最小返済金額は10万円借入の場合です。

メガバンクの比較表

カードローン 金利 最小返済額
りそなクイックカードローン 3.5~12.475% 10,000円
みずほ銀行カードローン 2.0~14.0% 10,000円
三井住友銀行カードローン 4.0~14.5% 2,000円
三菱東京UFJ銀行カードローンバンクイック 1.8~14.6% 2,000円

メガバンク比較の結果わかること

  • 上限金利:りそなクイックカードローンは三菱東京UFJ銀行カードローンバンクイックより2.125%(14.6%‐12.475%)低い。
  • 最小返済金額:りそなクイックカードローン・みずほ銀行カードローンは三井住友銀行カードローン・三菱東京UFJ銀行カードローンバンクイックより8,000円(10,000円-2,000円)少ない。

メガバンク同士でも金利・最小返済金額ともに差があることがわかります。

ネット銀行の比較表

カードローン 金利 最小返済額
楽天銀行スーパーローン 1.9%~14.5% 2,000円
住信SBIネット銀行カードローン 0.99%~14.79% 2,000円
オリックス銀行カードローン 1.7%~17.8% 7,000円
ジャパンネット銀行ネットキャッシング 2.5%~18.0% 3,000円

ネット銀行比較の結果わかること

  • 上限金利:楽天銀行スーパーローンはジャパンネット銀行ネットキャッシングに比べて3.5%(18.0%-14.5%)低い。
  • 最小返済額:住信SBIネット銀行カードローン・楽天銀行スーパーローンは、オリックス銀行カードローンに比べて5,000円(7,000円-2,000円)少ない。

メガバンクでの比較と同じように、ネット銀行間でも差があることがわかります。

比較の結果わかることは、メガバンクだから、あるいはネット銀行だから金利が安い・最小返済金額が低いという傾向はなく、あくまで銀行によるということです。

借り換えと住宅ローンの審査

カードローンの借り換えは、住宅ローンの審査に影響します。ただし借り換えたからといって、必ず審査に落ちてしまうわけではありません。

完済と解約の違いに注意

例えばカードローンをA社からB社に100万円借り換えたとします。そうすると、『信用情報機関』にA社完済、B社新規100万円借入と登録されます。

信用情報機関にはA社に関しては完済という事実と、その日付が登録されます。しかし残高は0円でも、住宅ローンの審査では、A社から再度借りられる状態と判断され、100万円借りているのと同じ扱いになります。

(信用情報機関とは、銀行や消費者金融が、顧客のローン利用情報を共有している機関で、過剰な貸出を防ぐために存在します。一般に言われているブラックリストとは、この信用情報機関に登録された金融事故情報(延滞や破産等)のことです。)

住宅ローン審査への影響対策

完済しているのにもかかわらず、そのように扱われるのは、限度額の範囲内なら何度でも借入ができる、というカードローンの特徴にあります。そのため、『完済しても借入をしている扱いになる』のです。

そうならないためには、A社は借り換えのときに『解約』しなければなりません。解約をすれば、再び借入をすることができないので、残高が0円と住宅ローンの審査で判断されます。

信用情報機関には、解約した情報が登録され、それは完済とは違う扱いになります。解約した場合は、信用情報機関への登録から5年で情報は消えますが、完済の場合は消えません。

登録内容と登録期間|日本信用情報機構(JICC)指定信用情報機関

借り換えの審査は厳しい?

借り換えの審査は、現在借入をしている金額よりさらに自分の限度額が増やせるか、という審査になるので厳しいと言えます。

審査が甘いという広告に注意

  • 審査が甘い
  • 他社断られた方大歓迎
  • 満額OK

このような広告は貸金業法(第16条第1項)や、日本貸金業協会の自主規制に違反するため、無登録業者である可能性が高いです。利用しないほうがよいでしょう。

希望額に足りない場合もある

今の借入額すべてが借り換えできるとは限りません。100万円借り入れているとして、審査の結果、限度額が50万円になるというケースもあります。

少しでも金利を下げたいから50万円分だけ借り換えるという選択もあれば、返済が煩雑になるのでやめておくという選択もあります。

注意しなければいけないのは、希望額に届かなかったからといって、他社にすぐ申し込まないことです。借入の申込をした情報は信用情報機関に登録されるので、それを見た他社は審査にさらに慎重になるからです。

借入を申し込みした記録は半年で消えますので、それから再度別のカードローンに申し込む方が賢明です。

まとめ

借り換えの審査が厳しいのは事実ですが、借金の負担を減らす有効な手段です。

  • 金利が下がる
  • 最小返済金額が下がる
  • 利便性が上がる

金利は上限金利の比較、返済額は最小返済金額の比較、利便性は生活圏内の利用手数料が無料のATMで比較します。

当たり前ですが、自分から申し込まなければ借り換えはできません。3つの基準で銀行を比較検討して、まずは審査を受けてみてはいかかでしょうか。

カードローンの借り換えを解説。返済金額と金利がポイント

この記事の監修者

明治大学出身。上場保険代理店にて1年目新人賞、2年目社長賞受賞後にFPとして独立。これまで約2,000人と面談、プランニングを手掛ける。一人ひとりの資産設計の参謀として、お金の貯め方・守り方・増やし方などをアドバイスしている。 掲載メディア:ゼクシィ、Lifehacker、みんなのおかねドットコム、RAINBOW Town FM、他

カードローン、キャッシングをしてしまって多重債務に苦しんでいる方や、
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