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自動車ローンの審査ポイントとは?審査落ちる原因や注意点を解説

自動車ローンに申し込むと、銀行やクレジット会社による審査が行われます。審査ではどのようなことがチェックされるのか、自動車ローンの審査ポイントを知って、スムーズに審査に通過できるようにしておきましょう。審査に落ちる原因や注意点も解説します。

この記事の目次

自動車ローンの審査基準とは

自動車を購入する人の多くが、自動車ローンを利用するでしょう。しかし、自動車ローンは申し込めば誰でも利用できるわけではなく、銀行やクレジット会社の審査に通過した人のみ利用できます。

自動車ローンの審査基準は銀行やクレジット会社によって異なり、各社とも詳細は明かしていません。しかし、どの銀行やクレジット会社でも、必ずチェックされるポイントがあります。

過去や現在の信用情報を見られる

自動車は数十万~数百万円、数千万円もの高額な買い物です。そのため、自動車ローンの借入額も高額になります。高いお金を貸す側として重要なのは、『その人物が信用できるか』ということです。

それを調べるために、信用情報機関のデータを照会し、申込者の過去と現在の信用情報がチェックされます。

信用情報とは、クレジットカードやローンの申し込み状況や審査結果、借入先や借入額、返済状況、収入や勤務先といった個人情報のことです。

これらの情報から、他社で高額な借り入れをしていたり、返済を滞らせていたり、金融事故(※)を起こしていたりしないかといったことが調査されます。

(※金融事故とは、長期の返済延滞やクレジットカードの強制解約、債務整理などのトラブルのことです)

返済能力があるのかチェックされる

お金を貸す側にとって、『返済能力があるのか』ということも重要なポイントです。そのため、年収額や勤務先、勤務形態や勤続年数なども確認されます。資産状況を調べるために、貯金額や持ち家と賃貸どちらかといったことを確認されることもあるでしょう。

また、信用情報は返済能力のチェックにも利用されます。他社で高額な借り入れがあったり、返済を延滞していたりすると、自動車ローンを返済する余裕がないのではないか、自社でも延滞されるのではないかと警戒されます。

自動車ローンの審査に落ちる原因とは

自動車ローンの審査に落ちたとしても、何が原因だったのかは教えてもらえません。しかし、一般的に審査に落ちる原因とされていることがあります。ここでは、審査に落ちる原因として代表的なものを紹介します。

収入に対し借入額が大きすぎる

どうしても欲しい自動車が高額だった場合、それに合わせて借入額が大きくなるでしょう。しかし、その金額が収入に見合っていないと、返済しきれないであろうと判断され、審査に落ちる可能性があります。

収入に対する借入額の基準は銀行やクレジット会社によって異なり、具体的な数字は明かされていません。

一般的には、年収400万円以上の場合は年収の35~40%以下、400万円未満の場合は年収の25~30%以下が目安とされています。ただし、他社での借り入れがあると、この目安よりも少ない割合に設定されることがあります。

金融事故歴があると通らない可能性あり

長期間の延滞や債務整理などの金融事故の履歴が信用情報機関に残っていると、審査に通らない可能性が高いでしょう。

過去に金融事故を起こした人物は、再び金融事故を起こす可能性があると判断されるためです。延滞や債務整理などの情報は、信用情報機関に長期間保管されます。

  • 延滞情報:延滞継続中はずっと、延滞解消後は解消から1年を超えない期間
  • 債務整理情報:発生日から5年を超えない期間

これらの情報が消えるまで、自動車ローンの審査に通過するのは非常にむずかしいでしょう。

登録内容と登録期間 |日本信用情報機構(JICC)指定信用情報機関

勤続年数が少ないと落ちることも

就職や転職をしたばかりで勤続年数が短いと、自動車ローンの審査に落ちることがあります。勤続年数が短い人は、収入が安定していないとみなされるためです。

とくに、ある程度の年齢で勤続年数が短いと、転職を繰り返していて収入が安定していないのではないかと判断される可能性があります。自動車の購入を検討している場合は、できれば購入後まで転職を待った方がよいでしょう。

審査に落ちたときにできることは?

自動車ローンの審査に落ちた場合、そのままの状態で再度同じ自動車ローンに申し込んだり、他社の自動車ローンに申し込んだりしても、再び審査に落ちる可能性があります。ここでは、自動車ローンの審査に落ちたときにできることを解説します。

リボ払いや携帯電話の割賦料金も審査対象

自動車ローンに申し込む人が見逃しやすいのが、クレジットカードのリボ払いや携帯電話の割賦料金(端末の分割払い)も審査対象に入ることです。

リボ払いや携帯電話の割賦料金は借金の一種なので、年間返済額を算出するときに、これらの支払いも返済額に加算されます。その結果、年間返済額の目安を超えると、審査に落ちてしまいます。

自動車ローンに申し込む前に、リボ払いや携帯電話の割賦料金の残額をなくしておけば、審査に通る確率が上がるでしょう。

頭金を増やそう

収入に対して借入額が多すぎた場合は、頭金を増やしてみましょう。頭金を増やせば借入額を減額できるので、年間返済額の目安の範囲内に収まり、審査に通過しやすくなります。

保証人を立てる、ローン会社を変更する

お金を貸す側としては、貸したお金が返ってくることが最重要事項です。そのため、保証人を立てて返済できなくなった場合の保証を付ければ、審査に通る可能性があります。

しかし、保証人になってくれる人を見つけるのはむずかしいものです。どうしても保証人が見つからない場合は、保証人不要の銀行やクレジット会社に変更しましょう。

また、審査基準が各社で異なるため、A社では審査に落ちたのにB社では通ったということもよくあることです。

金融事故や他社での借り入れなど、とくに思い当たる原因がない人は、申込先を変更するだけであっさり審査に通過することもあります。

未成年でも自動車ローンを組める?

18歳になってすぐに自動車免許を取得したため、自動車を購入したいという人もいるでしょう。しかし、未成年でも自動車ローンは組めるのでしょうか。

収入があれば組める可能性はある

未成年者は、保護者の収入で生活しているケースが多く、返済能力がないとみなされるため、審査に通過しづらい傾向にあります。しかし、本人に収入があれば、返済能力があると判断されて審査に通る可能性はあります。

未婚の場合は保証人が必要

未成年者は、法定代理人(親などの保護者)の同意がない限り、法律行為ができないと民法で定められています。自動車ローンを組むことは、銀行やクレジット会社と契約するという法律行為にあたります。

したがって、未成年者が自動車ローンに申し込む際には、親などの同意を得て、保証人になってもらわなければなりません。

もし、未成年者が法定代理人の同意なく契約などを交わした場合、未成年者本人、または法定代理によってその契約を取り消すことができます。ただし、婚姻している場合は民法上成人とみなされるため、保証人を立てなくても申し込み可能です。

未成年者契約 | 法律基礎知識 | 消費生活情報 | 消費生活情報 あいち暮らしWEB

審査甘い会社はある?

他社で借り入れがあり、自動車ローンの審査に不安があるなど、できるだけ審査が甘い自動車ローンに申し込みたいという人もいるでしょう。しかし、審査が甘い自動車ローンなど存在するのでしょうか。

信販やディーラーのローンは緩い?

自動車ローンには、『銀行系』『ディーラー(販売店)系』『信販(クレジット会社)系』など、いくつか種類があります。

  • 銀行系:銀行が提供する自動車ローン
  • ディーラー系:ディーラーが提供する自動車ローン。ただし、ディーラーからお金を借りるのではなく、ディーラーと提携しているクレジット会社から借りる
  • 信販系:クレジット会社が提供する自動車ローン

これらのうち、ディーラー系や信販系は比較的審査基準が緩く、審査に通りやすいとされています。

申し込み条件をチェックしよう

自動車ローンに申し込むときには、申し込み条件をよく確認しましょう。ディーラー系や信販系の審査が甘いといっても、誰でも利用できるわけではありません。

『18歳以上で安定した収入がある方』など、申し込み条件が定められているので、その条件を満たす必要があります。

スバルクレジット | クレジット&リース スバルファイナンス株式会社

銀行と比べ金利が高いことが多い

ディーラー系や信販系は、銀行系と比べて金利が高いというデメリットがあります。金利とは、利息の割合を表す利率のことです。

自動車ローンでお金を借りた場合、借入額(元金)だけを返済すればよいわけではありません。お金を借りた手数料として、『利息』も支払う必要があります。

利息の金額は『元金×金利×返済期間』で算出します。金利が高いほど利息が高くなるため、ディーラー系や信販系は、銀行系よりも返済総額が多くなってしまうのです。

銀行系の自動車ローンの中にも、年収や職業に関係なく申し込み可能など、申し込み条件が緩い商品もあります。まずは、自分でも利用できそうな銀行系自動車ローンを探してみるとよいでしょう。

マイカーローン | 個人のお客さま | 静岡銀行

自動車ローンを組む流れやかかる日数

自動車ローンの申し込みから契約までは、以下のような流れで進みます。

  1. 希望の自動車ローンに申込書を提出する
  2. 申し込み内容をもとに仮審査が行われる
  3. 仮審査の結果が通知される
  4. 審査に通過していたら、本審査を申し込む
  5. 本審査の結果が通知される
  6. 融資が行われる

各行程でどれくらいの日数がかかるのかを見てみましょう。

仮審査の結果は即日~約1週間以内

仮審査の結果が通知されるまでの日数は、銀行やクレジット会社によって異なりますが、即日~1週間以内に通知されるのが一般的です。銀行系よりも、ディーラー系や信販系の方が審査は早い傾向にあります。

また、Web申し込みの場合は結果がメールで届きますが(※)、書面で申し込んだ場合は電話や郵送で結果が通知されます。郵送になった場合は、郵送の日数もかかるので、結果がわかるまでに時間がかかるでしょう。

(※Web申し込みの場合でも、電話や郵送での通知になるケースがあります)

申し込みから融資までは1週間以上を見よう

仮審査に通過したら、次は本審査を申し込みます。本審査はより細かいところまで調査されるため、仮審査よりも時間がかかるのが基本です。本審査の申し込みから融資までは、1週間以上見ておきましょう。

なお、仮審査から本審査の申し込みまでに、期限が設けられていることがあります。期限を過ぎると仮審査からやり直すことになるので、早めに手続きを済ませましょう。

銀行は審査に時間がかかるが低金利?

銀行系の自動車ローンは、ディーラー系や信販系より審査に時間がかかる傾向にあります。しかし、金利の相場が『銀行系:2~4%程度』『ディーラー系:4~10%程度』と、銀行系の方が圧倒的に低金利です。融資を急いでいない人は、銀行系を選ぶのがおすすめです。

自動車ローンを組む上での注意点

自動車ローンの多重申し込みや住宅ローンとの関係など、自動車ローンを組むうえで注意しておきたいポイントがあります。審査結果や返済計画に影響することなので、詳細を把握しておきましょう。

多重申し込みは避けよう

審査に通るか不安だからといって、複数の自動車ローンに申し込む、いわゆる多重申し込みは避けましょう。たくさんの自動車ローンに申し込んでいると、無理なローンを組もうとしているのかと警戒されます。

さらに、複数社で審査に落ちていれば、審査に通過できない事情があるとみなされ、審査に通過しにくくなる可能性もあります。

自動車ローンの申し込み状況や審査結果なども信用情報機関に登録される情報です。いつどこに申し込み、審査結果がどうだったかということはすべて把握されています。

また、同時期に自動車ローンだけでなく、クレジットカードやカードローンなどにも申し込んでいると、金銭的に厳しいのではないかと警戒される恐れがあるので注意しましょう。

金利や維持費を含めシミュレーションしよう

自動車ローンを申し込む前に、金利や自動車の維持費まで含めたシミュレーションをしておきましょう。

前述のとおり、自動車ローンは、借入額に利息を加算して返済しなければなりません。単純に借入額のみで返済計画を立てていると、予想よりも返済額が多くなり、返済が苦しくなる可能性があります。

また、自動車を購入すると、税金やガソリン代、駐車場代、車検代など、今までになかった『自動車の維持費』という支出が発生することを考慮して、返済額をシミュレーションしましょう。

維持費を忘れてシミュレーションすると、無理のない返済計画だったはずが、毎月赤字になったり、返済が滞ったりする恐れがあります。

家を買う予定がある人は気をつけよう

家を買う予定がある人は、自動車の購入を慎重に検討しなくてはなりません。家は自動車よりもさらに高い買い物です。そのため、ほとんどの人が家を購入する際には、住宅ローンを利用するでしょう。

しかし、自動車ローンを組んでしまうと、住宅ローンの審査に影響が出ます。なぜ自動車ローンが住宅ローンの審査に影響するのかを知っておきましょう。

住宅ローンの借入可能額へ影響あり

住宅ローンの借入可能額を決める目安として、『返済負担率』という基準が用いられます。返済負担率とは、年収に占める借入金の返済割合のことです。年収400万円以下の場合は30%以下、年収400万円以上の場合は35%以下を基準としています。

返済負担率は、住宅ローン以外の借入金の返済も含めて判断されます。そのため、自動車ローンの借り入れがあると、住宅ローンの借入可能額が下がってしまうのです。

クレジットカードの借入可能額や携帯電話の割賦払いも含まれるので、そこに自動車ローンが加わると、住宅ローンの審査に落ちる可能性も出てきます。

どうしても早めに自動車が必要な場合は、自動車ローン完済後に住宅ローンに申し込むなどの対応が必要です。

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まとめ

多くの人が自動車購入時に自動車ローンを利用しますが、自動車ローンに申し込むと、銀行やクレジット会社によって審査が行われます。

審査では、信用情報や年収、勤務先や勤続年数などから、信用できる人物か、返済能力はあるのかといったことが調査されます。

他社での借り入れが多かったり、過去に延滞や債務整理などの金融事故を起こしていたりすると、審査に落ちる可能性が高まるので注意しましょう。

自動車ローンを組むのであれば、金利が低い銀行系がおすすめですが、銀行系は審査が厳しい傾向にあります。各社の自動車ローンの特徴を知り、自分の状況に応じて自動車ローンを選びましょう。

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