審査時間は早ければ最短即日
近年のカードローンでは申し込み当日に審査結果が出るのが当たり前になり、むしろ時間がかかるほうが珍しい状態になってきました。
これは審査にコンピューターを導入し「スコアリングシステム」という方式を使う事で審査スピードが格段に上がったためです。その結果速さを一つの売りとする消費者金融はもとより、銀行でもほとんどが即日融資を実現させています。
融資までの時間も即日が多い
審査結果がでるのは早くなりましたが、即日で融資ができるかはまた別の話になります。審査結果が出ても、手続きなどの都合で融資が翌日以降になるというのは珍しくありません。
それでも各社でネットキャッシングやネットバンキングとの連携などを強化して、当日中に融資が行えるように工夫しています。
融資までの速さは消費者金融
現在では銀行でも即日融資を行っていますが、全体的な速さとしては消費者金融のほうが速いという事が多いです。
たとえば即日審査はほぼ当たり前ですし、ネットバンキングと連携して申し込みから1分以内で振り込み融資を行うサービスというのもあります。ただ、これは銀行と比べ金利が高い分、差別化する意味合いもあるので、単純にいいというわけではありません。
また、別の理由として大手は自動契約機を設置しているという事もあげられます。
審査に時間がかかるのはどんな時?
最短即日としていても審査に時間がかかり、翌日以降の回答となることがあります。ここではどんな時に時間がかかるのかを解説していきます。
申し込み時間
審査が長引く一番の原因は、申し込み時間が遅いという事です。会社によって条件は違いますが、即日融資を受けるためには既定の時間内に申し込み、または書類の提出を行うという条件を設定しています。
この時間までに申し込みができなければ審査回答は翌日という事になります。細かな条件はホームページなどに記載されているので、申し込みの前に確認しておきましょう。
混雑しているなど特殊な事例
時間内に書類を提出した場合でも、申し込みが多く混雑している場合や、在籍確認ができない場合は審査に時間がかかってしまいます。
対策としては平日中に申し込む事と、できる限り余裕をもって申し込む事の2つがあげられます。急いでいる場合は、できる限り早めに申し込みをしましょう。
ネット以外での申し込み
ネット以外で申し込んだ場合にも、時間がかかることがあります。
会社によっては各種書類を郵送でも受け付けている事がありますが、この場合は書類が届き次第の審査になるので、時間がかかります。他にも銀行などでは店頭で申し込むと時間がかかるという会社もあります。
基本的に融資までの時間が早いのはネットからの申し込みか、自動契約機を使った申し込みなので、急いでいる方は気を付けましょう。
即日融資を実現するために
最後に即日融資を実行するために重要なことを3点解説します。
即日融資に対応しているか確認
最初に確認することは「即日融資に対応しているか」という事です。ほとんどの会社で対応しているとは言え、対応していない会社もまだ多いので最初に確認しましょう。対応している会社であればホームページなどで即日融資対応という事を明記しています。
注意点として、ネット上の情報サイトなどでは不確かな情報や根拠がない情報をもとに「サイトには書いてないが即日で対応できる」と言った事を書かれている場合があります。
こういった情報は不確かなことが多いので、必ず公式サイトを参照するようにしましょう。
即日融資の流れを確認しておく
即日融資に対応しているか確認したら、次に融資の流れを確認しましょう。
いつまでに申し込みを行えば良いかや、申し込み方法、またネットキャッシングを利用するのであれば振り込み先などをあらかじめ確認しておきます。会社によっては振込先に指定がある場合があるので注意が必要です。
必要書類などを用意しておくこと
またその際には必要書類などを確認しあらかじめ用意しておきましょう。
一般的に必要なものとして本人確認書類と収入証明の2つがあげられますが、銀行の中には自社の銀行口座の所有を利用条件としている会社がありますし、外国人の方であればパスポートなどを追加で求められることがあります。
時間に余裕をもって申し込むこと
上の2つの条件を満たしているのであれば、できる限り時間に余裕をもって申し込むようにしましょう。最短即日と言っても、混雑具合などで時間がかかると翌日以降の回答となってしまいます。
まとめ
カードローンでは最短即日というのが珍しくなくなりましたが、それでも即日に対応しない会社は多いですし、即日で利用するためには条件がある会社も多いです。ですから、申し込みの前にしっかりと確認したうえで申し込みましょう。