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住宅ローンを組むポイントを年齢別で。融資や返済の実態も解説

住宅ローンを組むときには、事前に具体的な返済計画を立てることが大切です。住宅ローンの返済額や完済までの年数の平均を把握し、計画を立てる際の参考にしましょう。また、住宅ローンを組むときのポイントを、年齢別に解説します。

この記事の目次

住宅ローンを組む上で知っておきたいこと

まずは、住宅ローンを組むときに知っておきたい、主な融資条件や年齢について解説します。

金融機関の住宅ローンの主な融資条件

融資条件は、金融機関によって異なります。例えば、みずほ銀行では、以下のすべての条件を満たすことが必要です。

  • 満20歳以上満71歳未満で、最終返済時の年齢が満81歳未満であること
  • みずほ銀行が契約する生命保険会社の団体信用生命保険(※)に加入が認められること
  • 安定した収入があること
  • 保証会社の保証を受けられること
  • 原則、日本国籍または永住許可を受けている外国人であること

他の金融機関でも、年齢や収入、団体信用生命保険への加入が条件になることが多いでしょう。なお、条件をすべて満たしていても、審査の結果によっては融資を断られたり、融資内容に制限がかけられたりすることがあります。

(※団体信用生命保険とは、住宅ローン返済者が死亡、または所定の高度障害状態になった場合に、保険金で住宅ローンの残額が返済される生命保険のことです)

みずほ住宅ローン商品概要 | みずほ銀行

住宅ローン何歳までに組むべきか

国土交通省住宅局『住宅市場動向調査報告書』によると、住宅購入の平均年齢は30代後半から40代前半です。

住宅の種類 購入時の平均年齢(歳)
注文住宅 39.5
分譲戸建住宅 37.4
分譲マンション 39.5
中古戸建住宅 42.9
中古マンション 44.2

20代では貯蓄や収入が少ない場合が多く、住宅ローンの返済が負担になる可能性があります。また、50代以降に住宅ローンを組むと定年後まで返済が続き、生活が苦しくなる可能性があるでしょう。

よって、住宅購入の平均年齢程度で住宅ローンを組むと、家計への負担が少ないといえます。ただし、人によってライフプランや家族構成が大きく異なるため、将来の収支をシミュレーションして、適切な時期を検討することが大切です。

国土交通省 住宅局「平成29年度 住宅市場動向調査報告書」

平均的な住宅ローンの返済を知る

住宅ローン返済の平均を知っておきましょう。

ローン返済額の月平均は?

総務省統計局の『2017年・家計調査(二人以上の世帯・表番号3-10)』によると、住宅ローン返済額の月平均は『9万723円』です。年齢別の結果も見てみましょう。

年齢(歳) 住宅ローン返済額の月平均
~29 7万1776円
30~39 8万2671円
40~49 8万9184円
50~59 9万9126円
60~69 9万7752円
70~ 9万5703円

家計調査 家計収支編 二人以上の世帯 詳細結果表 年次 2017年 | ファイルから探す | 統計データを探す | 政府統計の総合窓口

完済までの平均年数は?

住宅ローン完済までの平均年数は『15.2年』、年数別の割合は以下の通りです。

完済までの年数 割合(%)
10年以下 25.9
15年以下 39.2
20年以下 13.3
25年以下 13.3
30年以下 8.4
35年以下

住宅金融支援機構「2018年度 民間住宅ローンの貸出動向調査結果」

年齢別住宅ローンを組むポイント

一般的に住宅ローンを組むときには、定年までに完済できるように返済計画を立てます。これは、定年後に再雇用された場合は定年前の7割、年金生活が始まってからは再雇用中の5割程度まで収入が減少するためです。

ここでは、定年までに完済することを目標として住宅ローンを組む場合のポイントを、年齢別に解説します。

統計局ホームページ/統計Today

時間はたっぷりある20代

20代から定年までとなると返済の時間は十分にあるので、定年までに完済できない可能性は低いといえます。

しかし、20代は収入や貯蓄が少ない傾向にあり、転職や結婚、出産といったライフイベントの見通しがつかない年代です。よって、20代で住宅ローンを組む場合は、大きな変化が起こっても対応できるように、毎月の返済額を少なくするのがよいでしょう。

ただし、住宅ローンは毎月の借入残高に利息が生じるため、返済額を減らすと余計に利息がかかります。万一の備えとして貯蓄を増やしつつ、無理のない範囲で繰り上げ返済するなどの対応を取ることも重要です。

ライフスタイルが変化する30代

厚生労働省によると、初婚時の平均年齢は『男性31.1歳・女性29.4歳』です。また、第1子出生時の母親の平均年齢は『30.7歳』とされています。つまり、30代は結婚や出産など、ライフスタイルが大きく変化しやすいのです。

30代は、ライフイベントにかかる費用を確保しつつ、ボーナスなどでの繰り上げ返済や金利の安い住宅ローンへの借り換えをして、定年前の完済を目指す必要があります。住宅ローンを組む前にしっかりとプランを練り、各ライフイベントの支出額を算出しておきましょう。

厚生労働省「平成 29 年(2017) 人口動態統計月報年計(概数)の概況」

老後の生活も視野に入れる40代

40代では、子どもの教育費などで出費が増加します。以下は、総務省統計局『17年・家計調査(二人以上の世帯・表番号3-2)』による、1カ月の教育費の平均額です。40代から大きく金額が上がることがわかります。

年齢(歳) 教育費
~34 8142円
35~39 1万4242円
40~44 2万2801円
45~49 3万4523円

また、自分たちの老後の生活も視野に入れ、貯蓄をしなければなりません。さらに、定年までに住宅ローンを完済するには毎月の返済額を上げる必要があり、家計への負担が大きくなるでしょう。

住宅ローン返済以外の支出も徹底管理し、貯蓄とバランスよく並行することが大切です。

家計調査 家計収支編 二人以上の世帯 詳細結果表 年次 2017年 | ファイルから探す | 統計データを探す | 政府統計の総合窓口

まとめ

住宅ローンを組むときには、定年までの完済を目標に、綿密な計画を練る必要があります。年齢によって考慮すべきポイントを押さえ、無理なく返済できるようにしましょう。

カードローン、キャッシングをしてしまって多重債務に苦しんでいる方や、
おまとめローンを利用して、全額返済の計算をしたい方、子供のために家を買うので住宅ローンを 組みたいという方は、まず、ライフプランを作成しましょう。
Fincyでは「お金の専門家」に相談することができます。

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