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住宅ローンの平均的な完済までの年数は?完済後についても解説

住宅ローンを組むときには、完済までのシミュレーションを行い、具体的な返済計画を立てることが重要です。住宅ローン完済までの平均年数を知り、返済計画を立てるときの目安にしましょう。また、住宅ローン完済後の重要な手続きについても解説します。

この記事の目次

住宅ローンとは

住宅ローンとは、本人やその家族が住む住宅や住宅を建てる土地を購入する費用のために、金融機関から受ける融資のことです。

住宅を購入する年齢の平均は

初めて住宅を購入する人の平均年齢は何歳なのでしょうか。『住宅市場動向調査報告書』の結果を見てみましょう。

住宅の種類 購入時の平均年齢(歳)
注文住宅 39.5
分譲戸建住宅 37.4
分譲マンション 39.5
中古戸建住宅 42.9
中古マンション 44.2

30代後半~40代前半に、住宅を購入する人が多いという結果になっています。

国土交通省 住宅局「平成29年度・住宅市場動向調査報告書」

返済期間はどのくらい?

住宅ローン契約時に設定する返済期間(約定貸出期間)の単純平均は、『25.6年』です。年数別の割合を見ると、20~30年の範囲内に設定している人が多いことがわかります。

約定貸出期間 割合(%)
10年以下 0.9
15年以下 3.9
20年以下 14.0
25年以下 27.5
30年以下 40.6
35年以下 13.1

住宅金融支援機構「2017年度 民間住宅ローンの貸出動向調査結果」

住宅ローンを早期に完済させる方法

住宅ローンを早期に完済させるには、どうすればよいのでしょうか。

完済までの平均年数は?

住宅ローン完済までの平均年数は『15年』です。年数別の割合を見ると、6割以上の人が15年以内に完済しています。

完済までの年数 割合(%)
10年以下 33.1
15年以下 30.5
20年以下 17.2
25年以下 10.6
30年以下 8.6
35年以下 -

設定する返済期間の単純平均は25.6年であるにもかかわらず、完済までの期間の平均が15年という結果から、多くの人が早期完済していることがわかります。

住宅金融支援機構「2017年度 民間住宅ローンの貸出動向調査結果」

早期完済のコツ

早期完済のコツは、『繰り上げ返済』と『借り換え』です。

繰り上げ返済

繰り上げ返済とは、毎月の返済を続けつつ、まとまった資金が用意できたときに、通常の返済額に上乗せして返済することです。繰り上げ返済には、元本が大きく減る以外にも、利息が軽減できるというメリットがあります。

住宅ローンの返済額には、毎月の元本の残額に利率を掛けて算出した利息が上乗せされています。そのため、一気に元本を減らすことで、利息も安くなるのです。繰り上げ返済には『期間短縮型』と『返済額軽減型』の2種類があります。

  • 期間短縮型:繰り上げ返済した分、住宅ローンの返済期間を短くする方法
  • 返済額軽減型:住宅ローンの返済期間は変えずに、毎月の返済額を減らす方法

どちらか選択できる場合は、定年後まで返済が続かないように、期間短縮型を選択するのが一般的です。

借り換え

現在の住宅ローンから、より金利が安い他社の住宅ローンに借り換えるという方法もあります。利息が減った分、住宅ローンの返済額も下がるため、上手く利用すれば早期完済に役立つでしょう。

ただし、借り換えの際には、事務手数料や収入印紙代などの諸経費が発生します。これらの費用が思いのほか高くなり、繰り上げ返済のほうがお得になる可能性があるので、しっかりシミュレーションしてから借り換えを決定しましょう。

住宅ローンを完済後にやるべきこと

住宅ローンを完済した後にしておくべき、重要な手続きがあります。

抵当権の抹消手続き

住宅ローンを完済したら、『抵当権抹消手続き』をしましょう。

住宅ローンを組むときには、住宅を住宅ローンが返済できなくなった場合の抵当(※1)に入れるのが基本です。このとき、住宅が抵当に入っていることが、不動産登記簿謄本(ふどうさんとうきぼとうほん※2)に記録されます。

住宅ローンを完済すると、当然住宅は抵当から外れます。しかし、不動産登記簿謄本の記録から抵当権を抹消する手続きは、金融機関ではなく債務者が自分でしなければなりません。

抵当権を抹消せずに放置すると、登記簿上では住宅が抵当に入っているように見えるため、別のローンの審査が通りにくくなるなどのデメリットがあります。住宅ローンを完済したら、速やかに抵当権抹消手続きをしておきましょう。

(※1.抵当とは、お金を借りる際に、何らかの権利や財産を保障に充てることをいいます)

(※2.不動産登記簿謄本とは、土地や建物の所在と面積、所有者の住所と氏名、その物件の権利関係などが記載されている不動産登記簿の写しのことです)

火災保険の質権消滅手続き

住宅ローンを借りている金融機関が、火災保険に質権を設定している場合は、『火災保険の質権抹消手続き』も行いましょう。

返済ができなくなった場合、金融機関は抵当に入っている住宅を売却しますが、万が一その住宅が火災で焼失すると、売却できなくなります。しかし、火災保険に質権が設定されていれば、火災保険の保険金を金融機関が優先的に受け取れるのです。

火災保険に質権が設定されている場合、火災保険の保険証券は金融機関に保管されます。住宅ローン完済後、質権の抹消手続きをすれば保険証券が手元に戻ってくるので、忘れずに手続きをしておきましょう。

まとめ

多くの人が、住宅ローンを20~30年の返済期間で契約し、15年以内に完済しています。完済までの期間が短くなるほど利息分の支払い額が少なくて済み、返済総額が減額できるので、可能な範囲で早期完済を目指しましょう。

また、完済後は抵当権や火災保険の質権の抹消手続きをしておく必要があります。手続きを忘れると、別のローンの審査に通りにくくなるなどのデメリットがあるので、忘れずに手続きを済ませましょう。

カードローン、キャッシングをしてしまって多重債務に苦しんでいる方や、
おまとめローンを利用して、全額返済の計算をしたい方、子供のために家を買うので住宅ローンを 組みたいという方は、まず、ライフプランを作成しましょう。
Fincyでは「お金の専門家」に相談することができます。

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