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FXにおけるロットの計算方法について。知らないと損をする知識とは

FX取引をしていく中で、『ロット』という言葉がしばしば登場します。これはFX取引から得る利益を見込むときに関連する、重要な要素のひとつです。今回は、FX取引におけるロットの意味や、その計算方法について詳しく解説します。

この記事の目次

ロットとは

まず、FX取引におけるロットの意味を確認しましょう。

FXの1ロットは10,000通貨を指す

ロットとは、FX取引をする際の取引単位のことです。通常、為替レートは、1ドルが何円というふうに1通貨ごとで表示されますが、FXで売買する場合は、ある程度まとまった通貨を1単位とし、それを複数まとめた形で取引されます。

基本的には、1ロットが1万通貨となっています。

FX会社によって単位が異なる場合も

1ロット=1万通貨が基本ですが、現在は1ロット数が基本以外の派生形が誕生しており、FX業者がそれぞれに個性を提案する要素ともなっています。

LION FXの場合

ヒロセ通商株式会社が提供している『LION FX』では、1ロットを1,000通貨に固定しています。

LION FXは、ポジション(※)を維持するために必要な証拠金を1ロットあたりいくら、という表示で示します。また、この金額は、前週の値動きをもとに算出された金額に一週間固定されています。

このことによって、トレーダーにとっては証拠金を管理する頻度が小さくなるメリットがあります。

次週の必要証拠金額は、毎週金曜日の午後にホームページの『ヒロセニュース』で告知されます。

(※FXでは、新規の注文から通貨を保持している状態をポジションを持つ、あるいは玉を建てるなどといいます)

LION FXのルールについて|ヒロセ通商株式会社

DMM FXの場合

株式会社DMM.com証券が提供する『DMM FX』では、全通貨ペアにおいて1ロットは1万通貨に設定されています。1回の注文で売買できるのは100(100万通貨)ロットまでです。

また、何ロット分までポジションを持てるかは、通貨ペアごとに個別設定がされており、全通貨を通しての総保持数は1万ロットが上限となっています。

DMM FXサービス概要 - FX/CFD取引のDMM.com証券

ロットやレバレッジ、証拠金の関係性

ここでは、FX取引において、ロットやレバレッジ、証拠金がどのように関連しているのかを確認していきます。

レバレッジとは

『レバレッジ』とは手持ちの資金に対し、その数倍から25倍(※)に相当する通貨を売買できるという、FXの特徴的な仕組みのひとつです。

FXでは、基本的に1万通貨を1単位として売買を行いますが、そのままの為替レートで日本円に換算すると、金額が100万円を超えることもあります。

しかし、レバレッジを利用することで、その額の数分の1以下の証拠金(保証金)を預ければよいこととなり、少ない投資額から顕著な利益を得ることが可能になります。

(※日本国内では個人のFX取引において、レバレッジの上限を25倍とする法規制があります)

レバレッジとは?│FXを始めるなら外為どっとコム

証拠金とは

証拠金とは、FX取引を行うために必要な担保金のことです。トレーダーは取引の際、この証拠金額にレバレッジをかけた金額の通貨を、形式的(※)に売買することになります。

証拠金は、為替レートの変動など取引内容(含み損益)により常に増減するもので、大きなレバレッジを効かせているときほどその幅も大きくなります。

FXのリスク管理をするうえで、レバレッジによる証拠金の変化は常に把握しておくべき要素のひとつです。

(※FXでは、現実の通貨をやり取りするのではなく、通貨ペア間の売買をポジションという形で保持します)

外国為替の基礎知識 - FX初心者ガイド - FX/CFD取引のDMM.com証券

必要証拠金の計算式を見てみよう

『必要証拠金』とは、新規のポジションを持つ、あるいはポジションを維持するために必要な最低限の証拠金のことです。

必要証拠金は、通貨レート(時価)とレバレッジ倍率、そして通貨の取引数量(ロット数)により以下のように計算されます。

  • 必要証拠金(円)=(通貨レート(円)× 取引数量)÷ レバレッジ倍率

この場合、取引数量は1ロットの通貨数に整数をかけた、FXで売買する通貨数(たとえば2万や、5,000など)をあらわします。

ポジション必要証拠金はどのような計算方法ですか? - よくあるご質問 - FX/CFD取引のDMM.com証券

初心者は少額取引から始めるのがおすすめ

他の投資と同様にFX取引においても、初心者が手始めに行うときは、リスク管理を考え少ない金額を元手に始めるほうが賢明です。

1,000通貨単位で取引するメリット

1ロットが1,000単位の取引であれば、レバレッジを使うと少額な証拠金から始めることが可能です。

たとえば、1ドル105円のときにドルを3,000通貨買う取引に必要な証拠金は、レバレッジ倍率を25とし、先述した計算式を用いると以下のような額になります。

  • 12,600円 (必要証拠金)= {105円 ×(1,000 × 3)}÷ 25

ドル建て外貨預金などであれば、資金が31万5,000円必要となるところを、FXのレバレッジにより12,600円で取引が開始できます。したがって、様子を見て少しずつロットを買い足していく、という取引手法も行いやすくなります。

1ロットが1万通貨のFXでは必要証拠金が10倍になり、初心者にはハードルが高くなります。

1,000通貨単位での取引するリスク

1,000通貨単位の取引は、過剰な損失を被りにくいという点が長所のひとつですが、多少のデメリットも存在します。

1ロットが1,000通貨の取引は、当然のことながら為替が有利に動いた場合でも、1万通貨単位に対し1/10の利益しか生みません。顕著な利益を得るためには、為替が大きく振れるまで待つ必要があります。

ポジションをより長く保持すると、その間に為替相場の激変により大きな損失を生む可能性が増えるので、ひとつのリスクになり得ます。

便利なツールを活用しよう

FX取引では、利益と損失の可能性について適切に評価し、最適なロット数で売買を行うことが大切です。

そのようなときに役立つのが、自動的に計算を行う各種のツールです。

大阪FX教室の計算アプリ

大阪FX教室がリリースしている『資金管理計算アプリ』は、FXトレーダーの資金量と為替レート、そして許容できる損切り(※)レベルを入力すると、最適なロット数を計算してくれるというスマートフォンアプリです。

現在、Android版、iPhone板ともに入手が可能です。

(※損切りとは、相場が期待と反対の動きをし、ある程度以上の含み損が生じたとき、一旦その取引を決済して損失確定をすることです)

『資金計算アプリ』開発しました!|FX・投資の情報や日々のお話です。FX講師のブログ - 優良投資情報

東西FXのシミュレーター

East-West Investments Ltdが提供する『東西FX』は、ホームページ上で証拠金シミュレーションが行えるようになっています。

このシミュレーションは通貨ペア、取引通貨数量(ロット数)、為替レート、口座通貨の種類(日本円やドルなど)が設定でき、トレーダーが所望する取引に必要な証拠金額を自動計算してくれます。

証拠金シミュレーション|海外FX無料口座開設サポート| 東西FX

まとめ

通常FX取引では、一定のまとまった通貨数を1単位として、その倍数にあたる通貨の売買を行います。現在は、標準的な1ロットの通貨数は1万です。また、FX会社によっては、1,000通貨単位から取引できます。

レバレッジを効かせることで、比較的に少ない証拠金で顕著な利益を狙うことが可能ですが、同時にリスクも増えるので注意が必要です。リスク管理には、モバイル向けアプリやウェブサイトの計算機能を使い、ロット数を確認するとよいでしょう。

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