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FXのレバレッジの仕組みはどんなもの?知っておくべきポイントとは

FX取引において、レバレッジという言葉がよく出てきます。レバレッジは資金の運用効率を高める働きをしますが、一方で、投資のリスクにも関係する重要な要素でもあります。今回は、そのレバレッジの仕組みについて解説します。

この記事の目次

レバレッジとは

FXにおけるレバレッジとは、どのようなものでしょうか。

FX最大の特徴

FXのトレーダーが、手持ち資金の数倍以上の額で売買を行える仕組みが、FXのレバレッジです。

売買の通貨数を大きくすることで、為替の小さな変動からも顕著な差益を得ることが可能になり、資金効率のよい投資を行うことができます。

FX取引に対して、さまざまな形で影響を与えるのが、このレバレッジという仕組みです。

てこの原理という意味

レバレッジという言葉は、英語では『てこの原理』などという意味の単語です。

比較的小さな手持ち金額で大きな金額の取引ができる点が、てこを使い振れを大きくさせる様子に似ていることから、そう呼ばれています。

FXの「レバレッジ」とは | FXネオ - GMOクリック証券

レバレッジの仕組み

FXでは、トレーダーが業者に証拠金と呼ばれる、一定の現金を担保として預け、その額から計算される取引額で、形式的(※)に各国の通貨を売買します。この取引額とレバレッジの関係は以下のように計算できます。

  • FXの取引額(円) = 為替レート(円) × 通貨数量
  • レバレッジ比率 = FXの取引額 ÷ 証拠金(円)

(※FXでは、実際の通貨をやりとりするのではなく、売買を行っている状態(ポジション)を形式的に保持し差益などを狙います)

レバレッジ計算方法 | FX・証券取引のマネーパートナーズ -外為を誠実に-

現在は最大25倍に定められている

レバレッジは、効率的に利益を上げるために有効な手段ですが、同時に大きな損失が生じるリスクも高くなります。

そういったことから日本では、平成23年8月1日から、(個人が設定できる)レバレッジの最高倍率を25倍にする規制が施行されることになりました。

「金融商品取引業等に関する内閣府令の一部を改正する内閣府令(案)」等に対するパブリックコメントの結果等について:金融庁

レバレッジのメリット

FXのレバレッジがもたらすメリットとは、どういったものなのでしょうか。

少額でも額を大きくして始められる

先述したレバレッジの計算式をもとに、1ドルが106円のとき、1万通貨を買う取引を考えてみます。レバレッジを25倍として、そのとき必要な証拠金を計算すると以下のようになります

  • 42,400円(証拠金)=(106円 × 1万)÷ 25

銀行のドル建て預金では、106万円が必要になる売買でも、FXのレバレッジを利用することで、4万円ほどの手持ち資金で取引が行えることになります。

為替差だけでなくスワップにも有効

FX取引には、売買する通貨ペア間の金利差を決済時に清算する、『スワップポイント』という仕組みもあり、そこからの利益も狙えます。

金利は、1通貨ごとにかかるものなので、当然、取引によって保持する通貨の数が多ければ、金利として得る金額も大きくなります。

つまり、少ない資金により多くの通貨を動かせるレバレッジは、このスワップポイントからの利益も、効率的に得るための手段となります。

レバレッジの注意点

レバレッジには、いくつかの注意点もあります。

リスクも高くなる

てこが動くように、取引の振れ幅を大きくするレバレッジは、損失の振れも大きくする性質があります。

FXの含み損益(※)は、以下のように計算されます。

  • 含み損益(円)= (現在の為替レート(円)- 通貨購入時の為替レート(円))× 通貨数

レバレッジを利用して取引する通貨数を大きくすることは、為替変動により利益だけでなく損益も大きく影響を受けるわけです。

(※含み損益とは、決済しないポジションを保持した状態で、時価評価額により計算される損益のことです)

強制ロスカット

『ロスカット』とは、トレーダーが預けた証拠金額を超える損失を生まないように、FX業者が強制的に決済を行う仕組みのことです。

レバレッジにより含み損が大きくなると、それに応じて証拠金が減額し、そのときのポジションを維持することが不可能になります。

そのような場合に、FX業者が行うのがロスカットです。これにより、トレーダーの損失も強制的に確定されます。

外国為替保証金取引(FX)のロスカットとは何ですか?|よくあるご質問Q&A...

マージンコールとは

『マージンコール』は、証拠金額が一定のラインを下回ったとき、FX業者がトレーダーに対して発する警報のことです。マージンコールが発せられた場合、強制ロスカットの手前レベルまで含み損が大きくなったことを意味します。

これを受けたトレーダーは、ロスカットを回避し同じポジションを安全に維持するために、証拠金の追加(追証)を行う必要があります。

まとめ

FXのレバレッジは、少ない手持ち資金で大きな額の外国為替を取引できる仕組みです。

レバレッジを使うと、資金効率のよい投資が可能になりますが、同時に損失が大きくなるリスクも生じます。

レバレッジを効かせて取引している場合、預けた証拠金額と含み損との兼ね合いで、ロスカットにより強制的に損失確定が行われるケースもあるので注意が必要です。

FXでレバレッジをかける。仕組みからリスク管理までご紹介

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