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FXのスプレッドの計算の仕方は?計算方法を分かりやすく解説

初めてFX取引を行う人は、多くの専門用語が関連してくるので、それに混乱することも少なくありません。そのような言葉の中でも代表的なもののひとつが、スプレッドです。今回は、そのスプレッドについての意味と計算方法を解説します。

この記事の目次

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スプレッドとは何か?

現在では、ほとんどのFX業者が取引手数料を0円に設定しています。しかし、そのままでは業者の利益がなくなってしまうので、その代わりに設定されているのが、『スプレッド』と呼ばれる通貨の売買価格差です。

各FX業者は、このスプレッドが生み出す金額から事業の利益を得ています。

通貨や会社によってスプレッドの幅が異なる

各FX業者は取引のリスクや収益性を評価し、独自にスプレッドを設定してよいことになっています。

たとえば、米ドル/円などの人気の高い通貨ペアでは、FX業者も取引についてのリスクを低く見積もれるので、一般にスプレッドは小さく設定します。

また、他の比較的マイナーな通貨ペアでは、マーケットのでの売買頻度が低く、そのリスクを補うために、スプレッドは広く設定されがちです。

FXのスプレッドとは。スプレッドのポイントとおすすめ業者の紹介

スプレッドの注意点

FXのスプレッドは、トレーダーにとっては損益に関係する重要な要素であり、取引を行ううえでは、いくつか注意をしておくことがあります。

短期、長期の取引に関わらず必ずかかる

先述したとおり、スプレッドは純粋な売買価格差なので、為替レートの変動にはあまり影響を受けません(急激な相場変動のあった場合は、スプレッドが大きくなることはあります)。

したがって、トレーダーは、1回のFX取引を決済する際には、その時間的なスパンに関係なく、かならず固定されたスプレッド分のコストを支払うことになります。

損益に関わらず必ずかかる

スプレッドは、FX業者が取引を提供する事業から得る利益そのものなので、トレーダー自身の損益に関わらず、設定されたとおりの金額がかかります。

大口取引の場合は注意が必要

また、スプレッドの設定額は、1通貨(1ドルや1ユーロ)を売買した場合の額であり、その具体的な金額は、取引する通貨数を乗じた金額になります。

FX取引では、レバレッジ(※)によって最大で証拠金(FX会社に預け入れる取引資金)の25倍(個人の場合)を動かすことができます。これにより、取引する通貨数は数万から10万以上になることもあり得ます。

大口の取引の場合は、実際にスプレッドとして支払う金額が大きくなるので、この点にも注意が必要です。

※レバレッジとは、担保として預けた証拠金の数倍から数十倍の金額で、取引を行う手法のことです。

利益とスプレッドの計算方法

それでは、スプレッドが実際に損益へどう影響をおよぼすか、計算をしてみましょう。

売値と買値の差額を計算してみよう

FX業者は、ひとつの通貨に高い売値(ASK)と安い買値(BID)を設定します。この差額がスプレッドです。

仮に、トレーダーがひとつの通貨を同じレートで買い取り、そのまま売却した場合を想定すると、スプレッド分として支払う金額は、以下の式により計算できます。

  • スプレッドとして支払う額 =(業者の売値 −業者の買値)× 取引した通貨数

たとえば、米ドル/円の通貨ペアに0.3銭(円における0.3pips※)を設定している業者は、1ドルがASKで110.000円、BIDが109.997円といったような価格設定をしますが、これを1万通貨売買すると、以下のようなスプレッドが計算できます。

  • 30 =(110.000 -109.997)× 10,000

この場合、トレーダーがひとつの取引を決済した時点で、業者に支払うスプレッド分の額は30円です。

※pip(s):通貨の最小単位の1/100、日本では最小単位が1円なので0.01円(1銭)となります、最後のsは複数形の意味です

スプレッドを最初に計算して利益を予想

当然のことですがトレーダーは、ひとつの通貨を購入する際に、スプレッド分だけ高い代金を支払うことになるので、その取引を決済する場合は、スプレッド幅以上に値が動いてからでないと利益は生まれません。

このことは、『スキャルピング』や『デイトレード』といった、短い時間で高頻度の取引を行い、小さい利益を積み上げる手法をとる場合に、注意をしておく必要があります。

利益をふやすために覚えること

FXのスプレッドには、利益を上げるために基本的に押さえておくべき、いくつかのポイントがあります。

取引会社のスプレッドを覚えよう

スプレッドは、各FX業者が自身の取引のリスクや収益性を評価し、独自に設定するものです。最近では、最もメジャーな米ドル/円の通貨ペアでは、0.3銭という狭いスプレッドが主流となっていますが、これも業者により異なる場合があります。

また、もう少しマイナーな通貨ペアの場合は、FX業者ごとに取引力の差があるので、スプレッドの設定も変わってきます。

自分が使っている業者において、一通りの通貨ペアに設定されたスプレッドを把握しておくことは、FXから利益を得るためには有用なことです。

通常のスプレッドではないときもあるので注意

スプレッドには、取引のリスク評価が影響します。為替相場における取引上のリスクの大きなものに、取引の成立のしやすさがあり、これを『流動性』と呼びます。

流動性が低い通貨では、FX業者も通貨の交換取引を成立させられない可能性が高まるので、一般的にそのリスクを担保するためにスプレッドを広めに、つまり利益幅を大きめに設定します。

また、米ドルなど人気通貨であっても、世界の情勢変化や大きな経済指標の発表などに影響を受け、一時的に流動性が低くなることがあり、その場合も広めのスプレッドに変化する可能性もあります。

基本的にスプレッドは固定ですが、さまざまな事情で広くなることにも、FX取引の際は注意が必要です。

スリッページに注意

自宅のPCを操作して為替の売買を行えるのがFX取引ですが、現実にはマーケットとの間にインターネットやサーバー処理などが入り、時間的な遅れが生じています。

このことは、自分がよいタイミングで成行注文(※)を出したとしても、実際に約定される瞬間に為替レートが動いてしまい、思った通りの価格で売買できない可能性があるということを意味します。

この望んだ売買価格と実際に約定した価格の差を、『スリッページ』といいます。仮に、スリッページがトレーダーにとって不利な方向で生じた場合は、見た目のスプレッドが広がったことと同等になり利益を圧迫するので、この点も注意が必要です。

※成行注文(なりゆきちゅうもん)とは、取引の価格を指定せずに、約定(取引が成立すること)優先で注文することです。

スプレッド幅の狭いおすすめFX業者

ここでは、スプレッドの幅が狭いFX業者を3社紹介します。

外為オンライン

『外為オンライン』は口座開設数が50万を達成し、高い人気を誇るFX業者です。スプレッドの幅は、米ドル/円の通貨ペアの場合で1銭の設定です。

このスプレッドは、業界内では最小というわけではありませんが、使い勝手がよい取引ツールや、『iサイクル注文』と呼ばれる自動取引システムなどがあることが、大きな魅力です。

FX|外為オンライン

YJFX!

ヤフー株式会社のグループ企業である、ワイジェイFX株式会社が提供するFX取引、『外貨ex』は、米ドル/円の通貨ペアに0.3銭のスプレッドを設定している会社です。

加えて、最小の取引通貨単位を1,000通貨からとしているほか、FXを利用して外貨と円の現物交換も可能になっているなど、FXを多様な形で利用できる業者です。

FX・外国為替「外貨ex」|FXならヤフーグループのYJFX!

DMM FX

『DMM FX』も、米ドル/円のスプレッドに0.3銭を設定しています。また、口座開設数も60万を突破しており(2017年1月)、人気が高い業者です。

同社は、新規の取引注文が約定するたびに、1ポイント(1円に換算)が口座にキャッシュバックされるなど、ユニークなサービスも行っています。

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まとめ

FX取引を行う際に、忘れてはいけない要素のひとつが、スプレッドです。スプレッドは、FX業者が通貨の売値と買値につけた差額で、これが業者の利益となっており、トレーダーにとってはコストとなっています。

スプレッドは取引が大口になればなるほど、影響が大きくなるので注意しましょう。また、マーケットの状態などにより、設定値よりも広がる場合もあり得るので、無駄な損失を防ぐためにも、売買の際には確認することが必要です。

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