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投資信託の比較は手数料がポイント?銘柄や証券会社のまとめ

投資信託の運用を成功させるには、取引する金融機関と投資信託の銘柄選びが重要です。本記事では、投資信託の取引ができる、それぞれの金融機関の特徴を詳しく解説します。また、手数料が安く人気の投資信託も紹介します。

この記事の目次

投資信託で比較ポイントとなる主な手数料

投資信託は、多くの投資家から資金を集め、運用のプロであるファンドマネージャーが運用し、利益を投資家に還元する商品です。

そのため、少額で運用を始められ、初心者でも投資がしやすいですが、手数料がかかる点に注意しなければなりません。

投資信託を運用する上で、手数料はコストとなります。より効率のよい運用を目指すには、手数料が低い投資信託を選ぶ必要があります。

そもそも投資信託とは? - 投資信託協会

購入手数料

投資信託で必要な手数料の1つが『購入手数料』です。購入手数料は、投資信託の取引を行う金融機関に支払われる手数料で、手数料の有無や金額は、銘柄や取り扱う金融機関により異なります。

投資信託のコスト - 投資信託協会

信託報酬

信託報酬は、投資信託の管理・運用に必要な費用で、投資信託を保有している間中かかります。

手数料率は銘柄により差があるため、詳しくは各投資信託のパンフレットや目論見書(もくろみしょ※)を確認しましょう。

(※目論見書とは、投資に必要な重要事項を記した書類のことです。投資信託の運用方針やリスク、運用実績、手数料などが記載されており、投資信託の購入時に配布されます)

金融機関別のメリット・デメリット

投資信託は、金融機関に口座を開設して取引を行います。投資信託の運用をスムーズに行うには、自分に合った金融機機関を選ぶことが肝心です。

ここでは、金融機関のタイプ別に、それぞれの特徴とメリット・デメリットを解説します。

銀行窓口

銀行窓口で投資信託を購入するメリット・デメリットは、以下の通りです。

メリット デメリット
・窓口スタッフに運用や手続きの相談ができる
・預金や投資信託など、資産を一括管理できる
・取扱銘柄が少ない
・手数料が高め

銀行窓口は、窓口スタッフと相談しながら運用ができる点が魅力です。投資信託だけでなく、預金や保険を含めた資産全体の相談もできます。

ただし、店舗やスタッフの費用がかかる分、手数料が高く設定されている傾向にあります。

証券会社窓口

証券会社窓口で投資信託を購入するメリット・デメリットは、以下が挙げられます。

メリット デメリット
・取扱銘柄が多い
・投資に詳しいスタッフに相談できる
・手数料が高め

証券会社は、投資を専門とした金融機関です。そのため、取り扱っている投資信託の銘柄が多く、自分に合った商品を選べるでしょう。

ネット証券

ネット証券で投資信託を購入するメリット・デメリットは、以下の通りです。

メリット デメリット
・取扱銘柄が多い
・時間や場所を選ばず、投資信託の取引が可能
・手数料が安め
・手続きを全て自分で行う必要がある
・運用や手続きの相談ができない

ネット証券は、店舗や窓口を持たず、インターネットを通じて取引を行う証券会社です。人件費などの費用を抑えられる分、低い手数料で投資ができる点が特徴です。

パソコンやスマートフォンでいつでも取引ができるため、銀行や証券会社の窓口に行く時間がない人でも、投資がしやすい金融機関だといえるでしょう。

投資信託について知っておこう

投資信託には、いくつかの種類があります。ここでは、投資信託を始める上で重要なポイントを解説します。

インデックスファンドとは

『インデックスファンド』とは、日経平均やTOPIX・ダウ平均株価など、特定の指標に連動した運用成績を目指す投資信託です。アクティブファンド(※)に比べ、手数料などのコストが安いという特徴があります。

指標への連動を目指しているため、ファンドの値動きが分かりやすく、投資経験の少ない人でも始めやすいファンドです。

(※アクティブファンドとは、運用会社やファンドマネージャーが独自の投資判断に基づいて運用を行い、特定の指標以上の運用成績を目指す投資信託のことです)

インデックスファンド│初めてでもわかりやすい用語集│SMBC日興証券
アクティブファンド | 金融・証券用語解説集 | 大和証券

積立投信とは

『積立投信』とは、毎月もしくは指定した月に、一定額の投資信託を買い増していく方法です。

一括購入よりも少額で始められることも多く、家計の負担を感じずに投資資産を増やせるメリットがあります。

また、積立で投資信託を購入すると、価格が高いときの購入口数を減らし、価格が安いときの購入口数を増やすことで、購入単価の平準化を図れます。

投資信託の購入のタイミングを見極めるが難しいと感じる人は、積立を利用してもよいでしょう。

なお、積立投信では、購入のたびに購入手数料がかかるほか、長期で運用する場合には、信託報酬がかかり続けます。積立投信を選ぶ際は、手数料の低い銘柄を選ぶことが重要です。

投信積立 | 投資信託 | 楽天証券

ETFとは

ETF(イーティーエフ)とは、証券取引所に上場し、日経平均株価などの指標への連動を目指す投資信託です。

ETFと通常の投資信託の違いを、以下にまとめました。

ETF 投資信託
上場の有無 上場 非上場
取引可能時間 取引所の取引時間内 取引所の取引時間内
(9~15時)
取引価格 市場価格(リアルタイム) 基準価額(1日1回算出)
取引場所 証券会社 販売会社(※)

ETFは、投資信託でありながら株式のように取引ができる特徴があります。また、投資信託よりも手数料が安く設定されている点も魅力です。

(※販売会社とは、投資信託を販売する銀行や証券会社などの金融機関のことです)

ETFと投資信託、株式の違い | ETF(上場投資信託)|日興アセットマネジメント

NISAの活用

NISA(ニーサ)とは、株や投資信託(つみたてNISAは、一定の投資信託のみ)で得た分配金や配当金、および譲渡益が非課税になる制度です。

仮に投資信託の売買により10万円の利益が出た場合、通常は20.315%の税金が引かれるため利益は7万9685円ですが、NISAを活用すれば10万円全てが利益となります。

なお、NISAには、以下の3種類があります。

NISA つみたてNISA ジュニアNISA
利用できる人 日本在住の20歳以上の人 日本在住の0~19歳の人
非課税投資枠 毎年120万円
(最大600万円)
40万円
(最大800万円)
80万円
(最大400万円)
非課税期間 最長5年 最長20年 最長5年

NISA口座は、1人1口座しか持てません。投資目的などにより、自分に合ったNISA口座を開設しましょう。

NISAとは? : 金融庁

ノーロードファンド人気ランキング上位銘柄

投資信託には、購入時手数料がかからない『ノーロードファンド』があります。ノーロードファンドは、コストを抑えた運用を目指せるため、選択肢に加えてみるとよいでしょう。

ここでは、人気のノーロードファンドを紹介します。

ニッセイグローバル好配当株式プラス(毎月決算型)

『ニッセイグローバル好配当プラス(毎月決算型)』は、日本や世界の高配当株(※)に投資するファンドです。

項目 詳細
設定日 2011年11月1日
購入単位 販売会社による
信託報酬(税抜) 年率1.57%
信託財産留保額 なし
騰落率 1カ月 +2.93%
6カ月 -1.96%
1年 +6.79%
5年 +48.34%
設定来 +135.48%

毎月15日に決算が行われ、分配金が支払われます。なお、18年4~8月の分配金額は毎月150円です。

(※高配当株とは、高い配当が出される株式のことです。高配当株に投資する投資信託は、配当を得て安定的な資産の成長を目指します)

ニッセイグローバル好配当株式プラス(毎月決算型)|投資信託のニッセイアセットマネジメント
野村證券 | 高配当株ファンド(証券用語解説集)

ひふみプラス

『ひふみプラス』は、割安で成長が期待できる、国内外の株式を投資対象とする投資信託です。

項目 詳細
設定日 12年5月28日
購入単位 販売会社による
信託報酬(税抜) 純資産総額に応じて年率0.78~0.98%
信託財産留保額 なし
騰落率 1カ月 -1.4%
6カ月 -3.2%
1年 +19.2%
3年 +50.6%
設定来 +317.6%

運用実績は好調ですが、運用会社の投資判断により、設定来分配金は出ていません。

ひふみプラス | レオス・キャピタルワークス

三井住友・げんきシニアライフ・オ-プン

『三井住友・げんきシニアライフ・オープン』は、高齢社会で必要な新ビジネスや新技術に注目して事業を行っている企業に投資する投資信託です。

項目 詳細
設定日 00年5月26日
購入単位 販売会社による
信託報酬(税抜) 年率1.5%
信託財産留保額 なし
騰落率 1年 +13.74%
3年 +48.41%
設定来 +105.85%

毎年5月と11月に決算が行われます。なお、直近3回の分配金額は以下の通りです。

決算月 金額
17年5月 1400円
17年11月 2450円
18年5月 650円

概要 / 三井住友アセットマネジメント

ノーロードの取扱数が多いおすすめ証券会社

ここでは、ノーロードファンドを多く取り扱う証券会社を紹介します。

楽天証券

楽天証券は、楽天グループのネット証券です。18年8月27日現在、取り扱っているノーロードファンドは、投資信託取扱総数2638本のうち1322本です。

また、投資信託を積立で購入する場合、購入手数料が全額ポイントバックされるサービスを行っています。

ノーロードファンド以外のファンドでも、このサービスを利用すれば、購入時手数料が実質無料で積立可能です。なお、ポイントは、投資信託の購入や楽天グループでの買い物などに利用できます。

楽天証券では『100円投資サービス』を行っており、一括か積立かを問わず、100円で購入できる投資信託を多く取り扱っています。投資初心者や少額ずついろいろな銘柄を購入したい人におすすめです。

選ばれる理由 | 投資信託 | 楽天証券

SBI証券

SBI証券では18年8月27日現在、2632本の投資信託を取り扱っており、そのうち1299本がノーロードファンドとなっています。

また、海外ETFの取扱が多いのもの特徴です。18年8月27日現在、315本のETFを取り扱っており、投資している地域は北米やヨーロッパだけでなく、アジアや南米、アフリカも含まれています。

投資信託を利用した海外資産への投資を検討している人は、SBI証券を選ぶとよいでしょう。

投信・外貨建MMF|SBI証券
SBI証券

まとめ

投資信託で必要なコストは、販売手数料・信託報酬・信託財産留保額です。手数料の有無や金額は各銘柄により異なりますが、最近では購入手数料のかからないノーロードファンドが増えています。

コストを抑えた効率のよい資産運用を目指す人は、ノーロードファンドを運用資産に組み入れてみるとよいでしょう。

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