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医療保険の見直しの時期はいつがいい?ポイントや注意点を紹介

ライフステージや医療制度の変化に合わせて、過去に加入した保険の保障内容が現状と合わなくなることがあります。そのような場合は、医療保険の見直しをしてみましょう。本記事では、医療保険見直しのポイントや、注意すべき点などを解説します。

この記事の目次

医療保険は見直したほうがよいのか?

年齢が上がるにつれ、生活環境や収入は変化していきます。環境が変わるタイミングで医療保険を見直すと、変化に合わせて適切な保障を備えられます。

見直しが必要な理由

医療保険を見直すことで、保険料の節約や新しい保障を得られるなどさまざまなメリットがあります。

保険料の節約

若い頃になんとなく加入した保険の場合、当時の契約内容が現在の状況と合っていないことも少なくありません。保険の契約内容を見直し、不要な保障を解約・変更することで、保険料が節約できる可能性があります。

例として、ネオファースト生命の医療保険『ネオdeいりょう』の保険料をみてみましょう。

40歳・男性の条件で試算した場合

保険プラン 月額保険料 特約の有無
お手頃プラン 2,090円 手術保障特約、先進医療特約
基本プラン 3,645円 手術保障特約、先進医療特約、入院一時給付特約、特定疾病保険料払込免除特約(2018)
充実プラン 6,852円 手術保障特約、先進医療特約、入院一時給付特約、特定疾病保険料払込免除特約(2018)、抗がん剤治療特約、がん診断特約、通院特約

無解約返戻金型終身医療保険保険料シミュレーション|ネオファースト生命

いずれのプランも入院給付日額は5,000円ですが、特約の有無で月額保険料が異なっています。

年齢が若く、がんなどの病気になる可能性が低い場合、最低限の保障にすることで保険料が大きく節約できます。

変化するライフステージ

結婚し家族が増えると、自分1人だけでなく家族の生活も考えて保険を選ぶ必要があります。

とくに夫婦のどちらかが働く家庭では、一家の収入を支える人の保障を手厚くし、万が一、大黒柱が亡くなっても家族が困ることのないように備えることが大切です。

医療保険に加え、死亡保障のある終身保険や働けなくなったときのために就業不能保険などに加入し、もしものときの備えを十分にしておきましょう。

医療の進歩に合わせる

医療の進歩に伴い、病気やケガの治療方法も変化しています。たとえば、入院日数は年々短くなる傾向にあります。

厚生労働省の調査によると、1984年の平均在院日数が40.9日であったのに対し、2014年には31.9日となっています。医療技術が進化し、長期間の入院をせずとも通院治療で対応が可能になったことが伺えます。

調査年 平均在院日数
1984年 40.9日
2014年 31.9日

平成26年(2014)患者調査の概況 退院患者の平均在院日数等

古い保険の場合、当時の医療制度に合わせて入院保障が手厚くなっていることが多いです。しかし今後は、短期間の入院や通院治療の保障ニーズがますます高まっていくことが予想されます。

現在加入している保険の保障が時代に合っているか、今一度確認しましょう。

医療保険の見直しをする時期

医療保険の見直しをするタイミングとしては、生活環境が変わったときや保険料の負担が大きくなったとき、また、保険の更新時期などが適しています。

生活環境の変化に合わせる

40代になると、子供の進学やマイホームの購入など、生活環境も著しく変化していきます。さらに、老後への備えも視野に入れ始める時期であり、状況に合わせた保険の見直しが必須となります。

たとえば、子供が大きくなれば高額な死亡保障金を残す必要性は低くなるため、その分をほかの支出にまわすことができます。

40代からは、子供の人数・年齢・自身や配偶者の健康リスクなど、考慮すべき要素が増え、その分保険選びも複雑になります。

『いつ、どのようなリスクに備えるべきか』を整理し、場合によっては専門家のアドバイスを受けながら、家族に最適な保険を選びましょう。

保険料が負担になったとき

転職や給与の減額などで収入が減ると、今まで払っていた保険料の負担が大きくなります。保障額を減らす、特約を解約するなど保険料を下げる工夫をしましょう。

夫婦2人と子供がいる家族の場合、家計に対する理想の保険料の割合は6%程度です。収入が減ると、それ以前の保険料では割合が大きくなる可能性があります。現在の収入に対し、保険料の割合が適切かどうかを見直してみましょう。

家計費の理想割合とは?費目毎に節約してお金を貯める貯金術 - ハピスマ | アクサダイレクト生命保険

保険の更新の時

10年や20年など、払込期間が決まっている定期保険は、更新のたびに契約を見直すとよいでしょう。

保険契約の更新では、保障内容は変わらないものの、保険料は更新時の年齢が適用されるので高くなります。つまり、そのまま更新すると古くなった保障内容に対して、高い保険料を払うことになってしまいます。

保険商品は年々プランが新しくなっていくため、更新のタイミングで新しい保険に加入し直すと、今の時代に合わせた保障を選べます。

医療保険を見直す際の主なポイント

医療保険を見直す際は、定期型か終身型か、また契約内容が時代に合っているかなどをチェックしましょう。

定期型と終身型

医療保険には定期型と終身型タイプがあり、それぞれ払込期間や保険料、保障内容が異なります。

定期型は払込期間が決まっており、一定期間だけ保障してくれるタイプの保険です。終身保険と比べて若いうちに加入すると保険料が割安であることが多く、収入が低くても加入しやすいというメリットがあります。

また、満期のたびに契約内容を見直すことで、その都度自分に合った保険に乗り換えることができます。

一方終身保険は、払込期間・保障期間ともに一生の契約となります。保険料は加入時から据え置きのまま、手厚い保障が一生涯続くという安心感があります。ただし、定期保険に比べて若いうちの保険料は割高な傾向にあります。

終身保険のデメリットとしては、途中で契約内容の変更ができないことです。契約内容を変えたい場合は、一度解約して新規契約を結ぶ必要があるため、保険料が割高になる恐れがあります。

メディカルエール・なでしこエール:特徴|保険商品|第一生命保険株式会社

古い契約の医療保険

医療制度や健康状態は、年々変化していきます。そのなかで、古い保険では保障しきれなくなる部分も出てきます。

たとえば、現在は多くのがん保険で保障されている上皮内(じょうひない)がんは、古い保険では保障の対象外となっていることがあります。

保険内容の見直しをしなかったばかりに、新しい保険なら給付金が支給されたはずの病気が保障されない、という事態も想定できます。医療保険を見直す際は、保障内容をよく確認しましょう。

医療保険の見直しの方法

医療保険を見直す方法として、新たな保険への乗り換えや契約内容の変更などが挙げられます。

新たな保険に乗り換える

現在契約している保険を解約し、新しい保険商品に乗り換えることで、より自分に合った保障プランを選択することができます。

保険の見直しのステップとして、まずは現在の状況と保険の契約内容を照らし合わせ、どんな保障が不足しているかを明確にします。がんに備えるのであればがん保険、死亡保障が欲しい場合は死亡保険など、具体的な加入目的を決めましょう。

加入目的に合わせ、新規契約する保険を選びます。この際、ファイナンシャルプランナーなどの専門家にアドバイスを依頼すると、より最適な保険を提案してもらえることもあります。

ただし、現在契約中の保険に解約返戻金(※)が含まれている場合、解約するタイミングによっては返戻金が少なく損をする可能性があります。保険の解約時には、解約返戻金の有無や戻ってくる金額を必ず確認しましょう。

※解約返戻金とは、終身保険などで契約解除となった場合に保険会社から払い戻されるお金のことです。契約年数の経過とともに返戻率が上がります。

契約内容を変更する

保険を解約せず、契約内容を変更するだけでも保険料を節約できたり、必要な保障をつけたりすることが可能です。

たとえば、オリックス生命の保険料シミュレーションで40歳男性の保険料を試算した場合、保障内容によって月々の保険料が次のように変わりました。

医療保険 新CUREの保険料比較

プラン 月々の保険料 保障内容
基本プラン 2,187円 入院給付金日額5,000円
先進医療特約あり
重度三疾病一時金特約なし
がん一時金特約なし
がん通院特約なし
充実プラン 7,882円 入院給付金日額1万円
先進医療特約あり
重度三疾病一時金特約100万円
がん一時金特約なし
がん通院特約あり

特約の有無や入院給付金日額、保障される入院日数の長さなどでも、保険料は大きく変わります。現在の契約をどのように変更できるのか、契約書や保険会社のホームページで確認しましょう。

医療保険を見直すときの注意点

医療保険を見直すときは、保険料や新規契約できるかどうかなどに注意する必要があります。

保険料がアップする

当然ながら、保険料は加齢とともに高くなっていきます。若いうちは健康で病気になるリスクが低く、年をとるとケガや病気のリスクが上がるためです。

たとえば、ライフネット生命の保険料シミュレーションで試算すると、同じ保障内容でも年齢によって、保険料は次のように変わります。

年齢・性別 保険名(主な保障内容) 保険料
40歳・男性 終身医療保険 新じぶんへの保険(入院給付金日額5,000円、手術給付金5万円、特約なし) 2,000円
50歳・男性 終身医療保険 新じぶんへの保険入院給付金日額5,000円、手術給付金5万円、特約なし) 2,721円

40歳と50歳では、月々の保険料に700円程度の差が出ています。保険料は年齢が上がるにつれてどんどん高くなるため、保険の新規契約は先延ばしにせず、若いうちに見直しを行い、契約したほうがお得となります。

契約できないこともある

保険の新規契約の際は、健康状態を保険会社に告知する義務があります。その際、過去にはなかった持病や通院歴などがあると、新規契約を断られてしまう場合があります。

万が一、古い保険を解約したあとに新規契約を断られた場合、保険のない空白期間が発生してしまいます。

このような事態をできるだけ避けるため、保険を乗り換える際は保険会社から新規加入の承認を受けたあと、現在加入している保険を解約するようにしましょう。

保険料が一時的に重なってしまう期間が出てきますが、保険のない空白期間が発生するよりは、安全でリスクの低い方法です。

まとめ

医療保険の見直しをしないまま長年同じ契約を続けていると、場合によっては保障が不足したり、保険料が割高になってしまったりすることがあります。

時代とともに、生活環境や医療制度は変化していくものです。自分が必要とする保障を受けられるよう、定期的に医療保険の見直しを行いましょう。

医療保険の見直しは定期的に。タイミングやポイントを解説します

生命保険、医療保険、損害保険、ガン保険などに入る前には保険料が支払えるのか、 保険料はどれくらいになるのか、どのような保障が付いているのかが大事です。 まずはライフプランを作成してみましょう!

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