1. Fincyトップ
  2. 保険
  3. 生命保険
  4. 保険にはどんな種類があるのか?生命保険を中心にわかりやすく解説

保険にはどんな種類があるのか?生命保険を中心にわかりやすく解説

保険の種類について生命保険を中心に、わかりやすく解説していきます。生命保険は民間保険会社が扱う保険の一つで、定期保険・終身保険などさまざまな保険があります。それぞれの特徴や、保険の掛け捨て型と貯蓄型の違いなどを知っておきましょう。

この記事の目次

公的医療保険をわかりやすく分類すると

公的医療保険とは、自分やその家族が病気やけがをした際に、公的機関が医療費の一部を負担する保険制度です。公的医療保険は運営者の違いから、健康保険・共済組合・国民健康などに分類されます。

まず、公的医療保険を分類ごとに、詳しくみていきましょう。

会社員が加入する健康保険

健康保険は民間の企業で働く会社員が、加入する公的医療保険です。正社員だけでなく、勤務時間などが一定の条件を満たすパート社員や、アルバイト勤務の人なども加入できます。

健康保険には、保険者の違いから以下の2つの種類に分けられます。

健康保険 保険者(運営機関)  主な加入者
協会けんぽ 全国健康保険協会  中小企業に勤務する会社員とその家族
組合健保 健康保険組合  大企業およびそのグループ企業に勤務する会社員とその家族

協会けんぽとは | 協会けんぽについて | 全国健康保険協会
健保組合への加入について|健保組合の設立・健保組合への加入|けんぽれん[健康保険組合連合会]

自営業者が加入する国民健康保険

国民健康保険は、健康保険に加入している人や生活保護を受けけている人以外が、加入する公的医療保険です。自営業者など、主に以下のような人が加入しています。

健康保険 保険者(運営機関) 主な加入者
国民健康保険 都道府県 自営業者、農業や漁業に従事する人、退職者、職場の健康保険に加入していないパート勤務の人など

国民健康保険制度|国民健康保険中央会

共済保険

共済組合は、公務員やその家族などが加入する公的医療保険です。国家公務員共済組合・地方公務員共済組合・私立学校教職員共済組合などがあります。

民間の保険は3つに分類できる

ここからは、民間の保険についてみていきましょう。

民間の保険とは、民間の保険会社が販売する公的医療保険以外の保険のことです。保険会社が取り扱う保険は保険業法によって、第一分野・第二分野・第三分野の3つに分類されます。

第一分野の生命保険

第一分野に分類される保険は、生命保険です。生命保険とは、人の生存または死亡に対して保険金が支払われる保険のことをいいます。

定期保険や終身保険、養老保険などの種類があり、生命保険会社のみが取り扱うことができる保険です。

第二分野の損害保険

第二分野に分類される保険は、損害保険です。損害保険は、財産が偶然な事故などにより損害を受けた場合に、その損害を補償するための保険です。損害保険会社のみが取り扱うことができます。

損害保険には、下表のような保険があります。

項目 詳細
自動車の保険 自動車事故の際に運転者・同乗者・被害者・物的損害などに生じる損害に備える保険など
住まいの保険 天災(火災・風水害など)・水濡れ・盗難などに備える火災保険、地震・噴火などに備える地震保険など
旅行・レジャーの保険 海外旅行中のけが・病気・盗難などに備える海外旅行保険、国内旅行中の偶然の事故によるけがなどに備える国内旅行傷害保険など

損害保険の種類(個人向け) | 保険を学ぼう | なるほど保険ガイド(基礎編) | 東京海上日動火災保険

第三分野の医療保険

第三分野とされる保険は、第一分野・第二分野のどちらにも属さない保険で、医療保険や傷害保険などが該当します。

第三分野の保険は、生命保険会社と損害保険会社のどちらでも、取り扱うことが可能です。

保険 主な保障内容
医療保険 病気・けがで入院や手術をした場合に、所定の条件を満たすと入院給付金・手術給付金・先進医療給付金などを受け取れる
傷害保険 一定の条件を満たす事故によるけがや死亡を保障

保険の種類 | イオン保険マーケット

生命保険は基本の種類が3つ

生命保険として非常に多くの商品が販売されていますが、生命保険の基本形は『定期保険』・『終身保険』・『養老保険』の3種類です。

これら3つの基本形をベースにし、オプションとして特約などのニーズに合わせた保障を付けて、さまざまな保険商品がつくられています。

ここでは、生命保険のベースとなる3つの基本形についてみていきましょう。

定期保険

定期保険は、一定期間内の死亡保障の確保を主な目的とする保険です。保障期間内に死亡または高度障害の状態に陥った場合は、保険金が支払われます。

一生涯死亡保障が続く終身保険に比べ、安い保険料で死亡保障が受けられるのが定期保険の最大のメリットと言えるでしょう。

ただし、定期保険では何事もなく保険期間が終了した場合に、満期保険金の支払いはありません。また、途中で解約したときの解約返戻金の支払いも、ほとんどの保険でないことも知っておきましょう。

終身保険

終身保険も、定期保険と同じく被保険者が死亡または高度障害状態に陥ったときに保険金が支払われる保険です。

定期保険と異なるのは、終身保険は一生涯にわたり死亡保障が続く点です。また、保険料の一部が保険会社によって積み立てられ、途中で解約した場合は規定に従い解約返戻金が支払われます。

ただし、その分、定期保険に比べ保険料が高いのが特徴と言えますが、保険期間中に更新がないため基本として、保険料が上がることはありません。

保険を解約さえしなければ、毎月の積み上げにより返戻金が増えていくため、貯蓄性も兼ね備えた保険と言えます。

養老保険

養老保険は、保障期間中に被保険者が死亡・高度障害状態となった場合は死亡保険金が支払われ、何事もなく満期を迎えると満期保険金を受け取れる保険です。

死亡保険金と満期保険金は同額となっており、また、途中で解約した場合は解約返戻金が支払われます。

3種類の基本形の中で最も貯蓄性が高い分、保険料も他の2つの保険に比べ割高であるのが特徴です。

養老保険は10・20・30年などの年単位、もしくは50・60・65歳といった年齢によって満期の設定ができます。保険期間と保険金額を選べるため、まとまったお金が必要になる時期に合わせて貯蓄することが可能です。

将来に備えしっかりとした保障と貯蓄を用意したい人に向いた保険と言えるでしょう。

生命保険を貯蓄性で分けると2種類

生命保険を選ぶ際に、保障だけを必要とするのか、あるいは保障と併せて貯蓄性も求めるのかで保険の選び方が違ってきます。

ここでは、生命保険を『掛け捨て型』と『貯蓄型』に分けて、その特徴や違いをみていきましょう。

掛け捨て型

掛け捨て型の生命保険の代表と言えるのが、定期保険です。満期や中途解約をした場合に戻ってくるお金はありません。その代わり、安い保険料で貯蓄型の保険と変わらない保障が受けられるのが、掛け捨て型の保険の最大のメリットです。

掛け捨て型の生命保険は、保険料の負担を抑えて万が一のときの保障だけを確保したい人や、貯蓄を他の金融商品で行う人などに向いている保険と言えます。

掛け捨て型生命保険とは?メリット・デメリットや貯蓄型との違い|保険・生命保険はアフラック

貯蓄型

貯蓄型の生命保険では、支払った保険料の一部が保険会社によって積み立てられます。一生涯など長期にわたり保険料を支払うことで、保障とともに将来に備える資金の貯蓄が可能です。

貯蓄型の生命保険には、終身保険や養老保険、学資保険などがあります。

掛け捨て型との大きな違いは、保険を中途解約、あるいは満期を迎えた場合に、解約返戻金や満期保険金としてお金が戻ってくることです。戻ってきたお金を、子どもの教育資金や老後の資金などに活用することもできるでしょう。

貯蓄型の生命保険とは|保険・生命保険はアフラック

保険料の支払い方法で分けると2つ

ここでは、保険料の支払い方法をみていきましょう。

終身払い

『終身払い』とは、終身保険のような保障期間が一生涯続く保険に関して、保険料を被保険者が亡くなるまで支払いを続ける方法です。

基本として、保険料は契約時から変更されることはありません。長生きするほど払い込む保険料の総額が増えていきます。

保険に加入する年齢や保障内容などの条件が同じケースでは、毎月の保険料は有期払いに比べ安いことが一般的です。

有期払い

『有期払い』とは、保険料の払い込みが一定年齢もしくは一定の期間で満了する支払い方法です。例えば、払込期間を、50・60・70歳など年齢で定めたり、3・5・10年など年数で定めたりします。

終身保険で保険料を有期払いにすると、保障期間より短い期間で保険料の払い込みを終わらせることが可能です。一般的に払込期間が短いほど保険料の支払い総額を低く抑えられます。

ただし、毎月支払う保険料は高くなるため、支払い可能な金額であるかをしっかり検討することが必要です。

生命保険は保険料控除を受けられる

生命保険の保険料は、年末調整や確定申告で所定の手続きを行うと、『生命保険料控除』を受けられます。生命保険料控除とはどのような制度かを、詳しくみていきましょう。

保険料控除とは

生命保険料控除とは、払い込んだ保険料に応じて、一定の金額が契約者(保険料を負担する人)のその年の所得から差し引かれる制度です。

所得税は、所得に対して定められた税率をかけて納める税額を計算します。つまり、所得に対して税金がかかるため、所得の額を減らせば納める税金も減るということです。

所得から生命保険料控除を差し引くと所得が減り、納める所得税を抑えられます。

税金の負担が軽くなる「生命保険料控除」|公益財団法人 生命保険文化センター

保険料控除の種類

生命保険料控除には、以下の3つの種類の控除があります。

種類  詳細
一般生命保険料控除  生存・死亡に関して保険金や給付金が支払われる保険(死亡保険・収入保障保険など)にかかる保険料を支払った場合に受けられる控除
介護医療保険料控除  入院・通院に関して給付金が支払われる保険にかかる保険料を支払った場合に受けられる控除。医療保険・がん保険・介護保険などが対象
個人年金保険料控除  個人年金保険料税制適格特約(※)を付加した個人年金保険にかかる保険料を支払った場合に受けられる控除

控除の種類ごとに所定の方法で控除額を計算し、合算します。控除される金額の上限は、所得税が12万円、住民税が7万円です。

(※個人年金保険料税制適格特約とは、個人年金保険料控除を受けるための特約です。年金の受取人や保険料の払込期間など、所定の条件を満たすと付加できます)

会社員は年末調整で手続き

会社員は年末調整で手続きをして、生命保険料控除を受けます。

会社員の給与やボーナスから天引きされる所得税は、あくまでも概算によるものです。生命保険料控除などの各個人の生活状況に応じた所得控除については、考慮されていません。

よって、その年(1~12月)の所得税を確定させるために、年末調整を行い所得控除などの確認をします。天引きにより所得税を納めすぎていれば、税金の払い戻しがありますが、不足している場合は、その分の税金を納めなければなりません。

生命保険控除を受けるには、毎年、保険会社から送付される『生命保険料控除証明書』を、『給与所得者の保険料控除申告書』に添付して会社へ提出します。

保険料控除書類の書き方

ここでは、保険料控除申告書の記入方法をみていきましょう。

保険料控除申告書の記入欄は、一般生命保険料・介護医療保険料・個人年金保険料に分かれています。

送付される生命保険料控除証明書に沿って該当する保険種類の欄に、保険会社名・保険の種類(定期・終身・養老など)・保険期間・契約者名などを記入します。

保険料の払い込みがを月払いの場合は、控除証明書に『証明額』と『申告額』の2つの金額が記載されます。その年の1~12月に払い込んだ保険料の金額は申告額の方です。申告書に記入する際には申告額を使用しましょう。

給与所得者の保険控除申告書

出典:生命保険料控除額計算サポートツール | 明治安田生命

おすすめの人気の高い生命保険

ここでは、おすすめの生命保険を紹介していきます。以下の保険商品は、『価格.com保険』において人気の高い保険です。

価格.com - 保険アワード2018年版

ライフネット生命かぞくへの保険

ライフネット生命の『かぞくへの保険』は、掛け捨て型の定期保険です。安い保険料で万が一のときに備えられます。

保障内容は以下の通りで、特約はありません。保険金額と保険期間を選ぶ、わかりやすい商品です。

項目 内容
保障内容 被保険者が死亡・所定の高度障害状態になった場合に、保険金を支払う
保険金額(※) 500万~1億円(51歳以上は300万~1億円)の範囲で、100万円単位で設定
契約年齢 20~70歳
保険期間 10・20・30年、または65・80・90歳まで(契約年齢により選択可能な期間が異なる)

以下は保険期間10年、死亡保険金1000万円の場合の、各年齢の月払保険料例です。

年齢 男性 女性
20歳 920円 547円
30歳 1068円 846円
40歳 1925円 1463円

(※Webで健康状態の告知を行う場合は、保険金額が異なります。例えば、契約年齢20~40歳では、保険金額は3000万円までです)

ライフネット生命の定期死亡保険「かぞくへの保険」保険内容の特長を解説

オリックス生命終身保険RISE

オリックス生命保険の『終身保険RISE(ライズ)』は、途中解約時には解約返戻金が支払われる貯蓄性を備えた終身保険です。

保険料が上がることなく死亡保障が一生涯続きます。保険料の払込期間は終身払いのほかに、5・10・15・20年、または55・60・65歳など年数や年齢で設定(※1)することも可能です。

項目 内容
保障内容 被保険者が死亡・所定の高度障害状態になった場合に、保険金を支払う
保険金額 200~5000万円まで
特約(※2) リビング・ニーズ保険金:余命6カ月以内と診断されたとき保険金が支払われる
介護前払保険金:被保険者が65歳以上で保険料払込期間経過後に所定の要介護状態になったときに保険金が支払われる
契約年齢 15~75歳
保険期間 終身

(※1:契約時の年齢によって、選択可能な期間が異なります)

(※2:終身保険RISEには、特約があらかじめ付加されています)

終身保険RISE[ライズ]|オリックス生命保険株式会社

アクサダイレクト収入保障2

アクサダイレクトの『収入保障2』は手頃な保険料で万一のときに備えられる掛け捨て型の保険です。残された家族は保険金を一括または、毎月受け取れます。

項目 内容
保障内容 死亡・高度障害年金の支払い
支払額:月額5万円~・年金支払保証期間(※):2年または5年
特約 リビング・ニーズ保険金、火災割増特約
契約年齢  20~60歳
保険期間  55・60・65・70歳満了

例えば、会社員が保険期間55歳満了、年金支払保証期間5年、特約付加なしの条件で契約したとしましょう。

この場合は以下の毎月保険料例で、被保険者が死亡・高度障害状態になった場合に、毎月10万円を保険期間満了時まで受け取ることが可能です。

契約日の年齢 35歳 40歳 45歳
男性 2070円 2120円 2100円
女性 1600円 1590円 1560円

(※年金支払保証期間とは、死亡・高度障害状態になり保険期間の満了までの期間が短い場合に、期間が満了を迎えても毎月年金を受け取れる期間です。)

収入保障保険/アクサダイレクトの収入保障2 (保障内容)|ネット生保のアクサダイレクト生命保険

まとめ

生命保険には、掛け捨て型の保険と、貯蓄型の保険があります。掛け捨て型は安い保険料で万が一のときの保障を確保でき、貯蓄型は保険料は高めではありますが死亡保障とともに将来に備えた資金づくりが可能です。

保険を選ぶ際には、目的や経済状況に合わせた選び方を心がけましょう。

生命保険、医療保険、損害保険、ガン保険などに入る前には保険料が支払えるのか、 保険料はどれくらいになるのか、どのような保障が付いているのかが大事です。 まずはライフプランを作成してみましょう!

関連するお金の記事

関連するお金の相談

生命保険の人気記事

カテゴリ

保険