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がん保険のおすすめの選び方は30代では?必要性とポイントを解説

30代でがん保険に加入する必要はあるのでしょうか。本記事では、30代におけるがん保険の必要性や、がん保険を選ぶときのポイントを解説します。また、がん治療にかかる費用や、公的医療制度などについても知っておきましょう。

この記事の目次

がん治療の負担額

全日本病院協会『医療の質の評価・公表等推進事業(2017年度10~12月)』のデータによると、30代におけるがんの種類別平均医療費(1入院あたり)は、以下のようになっています。

がんの種類 平均医療費
胃がん(悪性新生物) 32万1630円
結腸がん 61万8701円
直腸がん 62万5706円
気管支および肺がん 13万6270円
乳がん 52万1055円

医療費:医療の質の評価・公表等推進事業:病院運営支援事業 – 全日本病院協会

公的医療保険で3割負担

公的医療保険が適用されると、医療費の負担額は、総医療費の3割までになります。

がんの種類 公的医療保険適用後の概算
胃がん(悪性新生物) 9万6489円
結腸がん 18万5610円
直腸がん 18万7711円
気管支および肺がん 4万881円
乳がん 15万6316円

3割負担であっても、高額な費用がかかることが分かります。

病気やケガをしたときの自己負担は?|公益財団法人 生命保険文化センター

高額療養費制度で負担減

公的医療保険適用後も医療費が高額になる場合には、『高額療養費制度』を利用することで、負担を軽減できる場合があります。

高額療養費制度とは、1カ月あたりの医療費の自己負担額が、『自己負担限度額(自己負担の上限額)』を超えた場合に、支払った医療費の一部が払い戻される制度のことです。

自己負担限度額は、被保険者(保険の対象者)の年齢と標準報酬月額(※)によって異なるので、調べておくとよいでしょう。

なお、高額療養費制度の対象となるのは、公的医療保険が適用される医療費に限定されているので注意が必要です。

(※標準報酬月額とは、給料や手当、賞与などの合算額を第1~50等級区分した、社会保険料などを計算するときの基盤となる金額のことです)

高額な医療費を支払ったとき | 健康保険ガイド | 全国健康保険協会

公的医療保険が適用されない費用

公的医療保険の適用範囲は、診察や検査、手術、投薬などの直接的な医療行為にかかった費用に限定されています。

医療費を支払うときに困ることがないよう、公的医療保険が適用外の費用について知っておきましょう。

公的医療保険の仕組み:[国立がん研究センター がん情報サービス 一般の方へ]

差額ベッド代

差額ベッド代とは、患者の希望で1~4人の個室、あるいは少人数部屋などに入院した場合に発生する費用のことです。

1日あたり平均6000円程度かかるので、仮に1週間入院したとすると、約4万2000円が治療費などとは別に発生することになります。

差額ベッド代は、直接的な医療行為で発生した費用ではないため、公的医療保険適用外となり、全額自己負担することになります。

入院にかかる費用「差額ベッド代」って何ですか?|役立つデータ公開中!|住友生命保険

先進医療は全額自己負担

先進医療にかかる費用も、公的医療保険の対象外であるため、全額自己負担することになります。

先進医療とは、特定の大学病院などで研究・開発中の試験的な治療や薬、医療機器を使った治療のうち、厚生労働大臣が先進医療と認めた治療法のことです。

がん治療に用いられる先進医療には、以下のような費用がかかります。(中央社会保険医療協議会『16年6月30日時点で実施されていた先進医療の実績報告について』より)

治療法 詳細 費用の平均額
重粒子線治療 炭素イオンを光速の約70%まで加速してがん病巣に照射する、最先端の放射線治療法 約310万円
陽子線治療 水素の原子核を加速した『陽子線』という放射線を用いた治療法 約280万円

先進医療の概要について
中央社会保険医療協議会『2016年6月30日時点で実施されていた先進医療の実績報告について』

がん保険の種類

がん保険には、『定期型がん保険』と『終身型がん保険』の2種類があります。

定期型がん保険

定期型がん保険とは、契約時に年齢や年数で保険期間を設定するがん保険のことです。満期を迎えると保障が終了しますが、商品によっては更新できる場合もあります。

定期型がん保険は、満期時や解約時にお金が戻ってこない『掛け捨てタイプ』であることが一般的で、その分保険料が安い点が特徴です。。

がん定期のシミュレーション | アクサダイレクト生命保険

終身型がん保険

終身型がん保険とは、被保険者が死亡するまで保障が続くがん保険です。解約時などにお金が戻る場合が多く、定期型に比べて保険料が高く設定されています。

ただし、最近は解約時の払い戻し金を減らす、あるいはなくすことで保険料を安く抑えた商品も発売されています。

がん終身保険のシミュレーション | アクサダイレクト生命保険

30代のがん保険の必要性

30代におけるがん保険の必要性を考えてみましょう。

家族ができて備えが欲しい時期

内閣府の『18年版・少子化社会対策白書』によると、出生時の母親の平均年齢は以下となっています。

  • 第1子:30.7歳
  • 第2子:32.6歳
  • 第3子:33.6歳

30代になると家族が増えて、万が一の備えをしっかり確保したい年代であるといえます。

生命保険や医療保険でも、がん治療にかかる費用が保障されることがありますが、死亡保障や入院保障など、最低限の保障しか受けられないケースも少なくありません。

がん保険は、がん治療の保障に特化しているため、死亡や入院以外の面でも手厚い保障が受けられ、特に子どもがいる場合は加入しておくと安心です。

第1部 少子化対策の現状(第1章 3)|平成30年版 少子化社会対策白書(全体版<HTML形式>) - 内閣府

加入審査に落ちる可能性が低い

30代であれば、がん保険の加入審査に通りやすいというメリットがあります。がん保険には加入審査があり、基本的に健康状態に問題があると加入できません。

年齢(歳) がん(人) 心疾患(人) 脳血管疾患(人)
30~34 616 237 127
35~39 1145 427 277
40~44 2649 992 792
45~49 4765 1765 1301

上記は、年代別における3大疾病(※)の死亡者数です。(厚生労働省『17年人口動態統計月報年計(概数)の概況』より)

40代から死亡者数が、大幅に増えていることが分かります。つまり、40代になると、がん保険に加入できなくなる確率が高まるということです。そのため、30代のうちに加入を決めた方がよいといえます。

(※3大疾病とは、生活習慣病の中でも死亡者数が多い、がん・急性心筋梗塞・脳卒中の3種類の病気を指します)

平成29年(2017)人口動態統計月報年計(概数)の概況|厚生労働省

30代のがん保険の選び方のポイント

30代でがん保険を選ぶときには、何を重視するとよいのでしょうか。

診断給付金が付いている

30代でがん保険を選ぶときには、『診断給付金』の保障があるか確認しましょう。診断給付金とは、がんと診断された場合に支払われる給付金です。用途が限定されていないため、自由に利用できます。

がん治療には、入院や手術だけでなく、通院のための交通費などの費用がかかるほか、治療中は収入が減少することも考えられます。そのため、診断給付金の保障があれば、さまざまな費用の支払いや収入減に対応しやすくなるでしょう。

女性特有のがんの保障を厚くする

女性の場合は、乳がんや子宮がんなど、女性特有のがんの保障を手厚くするとよいでしょう。女性特有のがんは、30代ごろから発症率が上がるためです。

商品によっては、女性特有のがんにかかった場合に給付金額が増えたり、乳房再建手術にかかった費用が保障されたりする特約(※)が付けられることがあります。

(※特約とは、主契約(その保険の基礎となる契約)に付ける契約のことを指します)

生きるためのがん保険Days1:特長・保険料例|保険・生命保険はアフラック

先進医療特約を付ける

多くのがん保険では、先進医療特約が付けられるようになっています。先進医療特約とは、先進医療を受けた場合に、支払った医療費が保障される特約のことです。

十分に貯蓄がある場合は、先進医療特約を付けなくてもよいですが、資金面で不安がある場合は、特約により備えておくとよいでしょう。

30代におすすめのがん保険

最後に、30代におすすめのがん保険を紹介します。

東京海上日動あんしん生命 がん治療支援保険NEO

診断給付金を確保したい人には、東京海上日動あんしん生命の『がん治療支援保険NEO』がおすすめです。

主契約に診断給付金が含まれており、上皮内新生物※も含むがんと診断された場合に、診断給付金が受け取れます。また、入院給付金は入院1日目から保障され、短期入院の場合も安心です。

(※上皮内新生物とは、がん細胞が上皮内にとどまっており、深い組織まで広がっていない状態のことです)

がん治療支援保険NEO | がん保険 | 東京海上日動あんしん生命保険

アフラック 生きるためのがん保険Days1

がん治療にかかる、さまざまな費用に備えておきたい人は、特約の種類が多いアフラックの『生きるためのがん保険Days1』がよいでしょう。

先進医療特約や女性がん特約、再発や治療の長期化に備えるための診断給付金複数回支払特約などがあり、がん治療に幅広く対応できる点が特徴です。

生きるためのがん保険Days1:特長・保険料例|保険・生命保険はアフラック

ライフネット生命 がん保険ダブルエール

ライフネット生命のがん保険『ダブルエール』は、がん治療と治療中の収入減に備えられるがん保険です。

ダブルエールのプレミアムコースに加入すると診断給付金や、手術・抗がん剤治療・放射線治療を受けた際に給付金が支給されます。

また、がんと診断された翌年に生存している場合には、診断給付金の50%の金額が、がん収入サポート給付金として受け取れ、治療中の収入減に対応できます。

ライフネットのがん保険「ダブルエール」 | 生命保険・医療保険のライフネット生命

まとめ

30代は家族が増えてくる年代なため、がん保険により万が一に備えておくと安心です。

40代になると生活習慣病にかかるリスクが上がり、がん保険の加入審査に落ちる可能性が高まるため、審査に通過しやすい30代のうちに加入しておくとよいでしょう。

がん保険について知識を深めよう。保障内容や特約などを詳しく解説

生命保険、医療保険、損害保険、ガン保険などに入る前には保険料が支払えるのか、 保険料はどれくらいになるのか、どのような保障が付いているのかが大事です。 まずはライフプランを作成してみましょう!

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