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がん保険の税金は給付金受取人にかからない。例外もあるので注意

がん保険の給付金は、原則非課税です。しかし、給付金の種類によっては、課税対象となる場合があります。本記事では、税金がかかる給付金とかからない給付金の違いや、課税される税金の種類などについて詳しく解説します。

この記事の目次

がん保険の給付金受取人について

まずは、がん保険の給付金の受取人について知っておきましょう。

原則は被保険者が受取人

がん保険の給付金の受取人は、被保険者(保険の対象者)となるのが原則です。ただし、被保険者が死亡した場合に支払われる『死亡給付金』は、被保険者が指定した人が受取人となります。

がん保険は原則として税金がかからない

がん保険の給付金は、原則非課税となっています。

税金がかからない主な給付金

がん保険の給付金には、いくつか種類があります。その中で税金がかからない主な給付金は、以下のようなものです。

  • 入院給付金
  • 手術給付金
  • 通院給付金
  • がん診断給付金
  • 先進医療給付金
  • 高度障害給付金

これらの給付金は、がん治療によってかかった治療費を補う目的の給付金であり、収入とみなされないため非課税となっています。

生存給付金は課税対象

がん保険の種類によっては、保険会社が定める期間内に、被保険者が保険を利用することがなかった場合に、『生存給付金』や『祝い金』などが支払われることがあります。

このような給付金は、治療費を補うためのものではないため、収入(一時所得)とみなされ所得税や住民税が課されます。

入学祝金・生存給付金を受取った場合、税金はかかりますか?| よくあるご質問 | 日本生命保険相互会社

医療費控除を受けることができないことも

がん保険の給付金を受け取ると、医療費控除が受けられなくなることがあるので注意しましょう。

医療費控除とは、1月1日~12月31日の1年間で支払った医療費が一定額を超えた場合に、その医療費をもとに計算した金額を所得額から差し引き、税負担を軽減する制度のことです。

医療費控除額は、以下の式で計算します。

  • 医療費控除額=1年間で支払った医療費−各給付金−10万円

上記の『各給付金』とは、がん保険や生命保険などの給付金や出産一時金、高額療養費などのことです。

1年間で支払った医療費から、給付金額+10万円を差し引いたときに残額がなければ、医療費控除額が0円となり、医療費控除が受けられなくなります。

医療費を支払ったとき(医療費控除)|国税庁

死亡保険金は受取人の違いで課税される

死亡給付金には税金が課されます。誰が受取人になっているかによって、課税される税金の種類が異なるので注意しましょう。

死亡保険金を受け取ったとき|国税庁

保険金の受取人の条件

がん保険の死亡保険金の受取人は、被保険者の二親等以内の親族を指定するように定められています。

親等図横

出典:第二親等とは誰までですか? | よくある質問/お客様サポート

  • 一親等:配偶者・子ども・両親
  • 二親等:兄弟姉妹・孫・祖父母など

相続税がかかるパターン

契約者(保険料の負担者)と被保険者が同一で、配偶者や子どもなどの法定相続人(※)が死亡保険金を受け取った場合は、『相続税』が課されます。

ただし、相続税には非課税限度額が設定されており、死亡保険金額が以下の式で計算した金額を超えなければ税金はかかりません。

  • 非課税限度額=500万円×法定相続人の人数

法定相続人の人数には、相続を放棄した人も含めます。また、養子がいる場合は、法定相続人に含める養子の人数が、実子がいるときは1人、実子がいないときは2人までに制限されるため注意が必要です。

(※法定相続人とは、民法により定められている相続人のことです)

相続税の課税対象になる死亡保険金|国税庁

所得税・住民税がかかるパターン

契約者(保険料の負担者)と被保険者が異なり、契約者と受取人が同一の場合は『所得税・住民税』が課されます。

死亡保険金を一時金として受け取った場合は『一時所得』、年金として受け取った場合は『雑所得』として扱われます。

課税対象となる金額は、それぞれ以下の式で算出しましょう。(一時所得が死亡保険金のみの場合)

  • 一時所得の課税対象額=(死亡保険金額−支払い保険料の総額−特別控除額50万円)×1/2
  • 雑所得の課税対象額=1年間の受取年金総額−年金額に応じた支払い保険料総額

死亡保険金を受け取ったとき|国税庁

贈与税がかかるパターン

契約者(保険料の負担者)・被保険者・受取人が全て異なる場合は、契約者が受取人に死亡保険金を贈与したとみなされ、『贈与税』が課されます。

課税対象となる金額は、以下の式で算出しましょう。(贈与された資産が死亡保険金のみの場合)

  • 課税対象額=死亡保険金額−基礎控除額110万円

贈与税の対象になる生命保険金|国税庁

まとめ

がん保険の給付金のうち、治療費を補う性質のものには、原則として税金はかかりません。

しかし、生存給付金や死亡保険金といった、治療費を補う目的以外で支払われる給付金には、税金が課されます。給付金を受け取る際には、税金がかかるのかを調べ、正しく申告しましょう。

生命保険、医療保険、損害保険、ガン保険などに入る前には保険料が支払えるのか、 保険料はどれくらいになるのか、どのような保障が付いているのかが大事です。 まずはライフプランを作成してみましょう!

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