医療費や自分が痴呆になった場合の対処法が知りたいです。
すなわち、法律では、禁治産者制度があるようですが、いまいち、その制度の利用の仕方がわかりません。
私は、省は一ケタの人間です。
私の周りにもホスピスに入所して、後は、静かに最後を待っているという友人も何人かいます。
その点、私は、幸運にもまだ一人で買い物がいけるほど健康です。
しかし、いつかは来るその日に備えなければ、というのは、友人たちとの共通の話題です。
このような年寄りの質問ですが、お答えいただければ、幸甚です。
敬具
2017-04-30
専門家からの回答
山崎
ファイナンシャルプランナー
まだお元気なうちに、成年後見人を選定しておくと良いでしょう。
本人の親族以外にも,法律・福祉の専門家その他の第三者等も選定可能です。
成年後見人を選定しておくことで、ご自身の判断能力が著しく低下した場合に、本人しか出来ないような契約でもご自身に代わりに手続きをしたり、預貯金などの財産管理をしてくれたりします。
例えば、銀行で勧められた金融商品を高齢の方がよくわかないまま契約してしまうケースがありますが、こういった場合に成年後見人を選定していると本人に代わって対応してもらう事が可能で安心です。
2017年5月1日 0時18分