Wi-Fiに繋がらないときに確認したいこと
スマホやパソコンをWi-Fi環境で利用するときに、『インターネットに繋がらない』ということは、誰もが一度は経験したことがあるでしょう。
Wi-Fiに繋がらないときに最初に確認したいのは、Wi-Fiアイコンの横に表示される『マーク』です。マークにはいくつかの種類があり、Wi-Fiが繋がらない原因を探ることができます。
通信状態を表すマークを確認しよう
iPhoneの場合は画面左上、Androidでは画面右上、パソコンの場合はタスクバー右端に、Wi-Fiの接続状態を表す扇状のアイコンが表示されています。
Wi-Fiアイコンに表示されているマークにより、現在のWi-Fiの通信状態を確認できます。
正常な通信状態のWi-Fiマーク
通信状態が正常な場合、Wi-Fiアイコンにマークは表示されません。もし何らかのマークが表示されている場合は、通信状態に問題あるということです。
Wi-Fiアイコンにマークが表示されておらず、正常の通信状態のはずなのにサイトが読み込めない場合には、以下の問題が考えられます。
- ブラウザの不具合
- セキュリティソフトの問題
サイトが読み込めず『ページが表示できません』と表示される場合、ほかのブラウザで試してみましょう。
それでも読み込めない場合は、セキュリティソフトが正常ではない可能性があります。
端末を再起動して、それでも解消しなければセキュリティソフトを一度アンインストールし、再インストールしてみましょう。
Wi-Fi通信状態を表すマークの意味
Wi-Fiの通信状態を表すマークは、全部で3種類あります。『上下の矢印マーク』と『ビックリマーク』・『バツマーク』です。それぞれのマークには意味があり、対処の仕方が異なります。
矢印
Wi-Fiアイコンの横や下にチラチラと動く矢印は、通信状態を表すマークで、消えたり現れたりします。
矢印がWi-Fiアイコンのそばでついたり消えたりするのは、なんらかの通信が行われていることを意味しているので、Wi-Fiが正常に接続されている証拠です。
ビックリマーク
『ビックリマーク』がWi-Fiアイコンの上や左下に表示されている場合は、『Wi-Fiには繋がっているがインターネット接続に問題がある』ということです。これには、以下のようないくつかの原因が考えられます。
- Wi-Fiの信号が弱い
- 使っているWi-Fi回線の利用者が多い
- インターネット回線のトラブル
- Wi-Fiルーターのトラブル
- フリーWi-Fiスポットの認証ミス
この場合、スマホやパソコンのWi-Fiをオン・オフにしてみて、解消しない場合は端末を再起動します。それでも繋がらないときには、Wi-Fiルーターのオン・オフも試してみましょう
バツマーク
Wi-Fiアイコンの横に『バツマーク』がある場合は、Wi-Fiネットワークは見つかっていますが、ワイヤレスネットワークアダプターが認識されていない状態です。
簡単にいうと、『端末のWi-Fiがオフ』になっている状態です。Wi-Fiをオンにするとバツマークは消えるはずです。
それでもインターネットに繋がらないときは、ビックリマークの対処法と同様に、端末のWi-Fiオン・オフと再起動をしましょう。
Wi-Fiマークが出ているのに繋がらない?
Wi-Fiマークが表示されているのに、繋がらない場合があります。そのようなときは、以下を確認してみましょう。
自分の端末だけの不具合なのか確認
まずはインターネットに繋がらないのが、自分だけなのか確認しましょう。ほかの人や、ほかのデバイスが正常にインターネットに繋がる場合は、繋がらない端末自体に問題がある可能性が高いといえます。
また、ほかの人や、ほかのデバイスでもインターネットに繋がらない場合は、インターネット回線やWi-Fiルーター、モデム側に問題があることが考えられます。
考えられる主な原因
Wi-Fiマークが表示されているにもかかわらず、繋がらない原因としては、以下が挙げられます。
- Wi-Fiの信号が弱い
- 使っているWi-Fiの利用者が多い
- インターネット回線のトラブル
- インターネット事業者側のトラブル
- Wi-Fiルーターのトラブル
- フリーWi-Fiスポットの認証ミス
ほとんどが、ビックリマークが出ているときと同じ原因です。同じ原因でも、ビックリマークが出ずに、正常にWi-Fiアイコンが表示されている場合があるということです。
「Wi-Fiアイコンを見る限り、正常に動いているけどな…」と放っておくのではなく、自分の端末やほかの端末、Wi-Fiルーターなどを確認してみましょう。
Wi-Fiマークがついているのに繋がらないとき
Wi-Fiマークが正常に表示されているのに、インターネットに繋がらないときの対処法をみていきます。
電波状況を確認
まず、『Wi-Fiの電波状況』を確認しましょう。端末とWi-Fiルーターとの距離が離れていると、電波は弱くなります。ルーターに近づいてみて、インターネットが繋がるかを確認します。
Wi-Fiルーターやモデムの周りに障害物があるときも、電波状況は悪くなることがあります。Wi-Fiルーターやモデムの周りには、なるべく物を置かないようにしましょう。
また、電磁波が電波に影響する場合もあります。電子レンジのように強い電磁波を発生させる機器を使用していると、Wi-Fiの電波が弱くなることがあるので、周囲で使用していないか確認しましょう。
ルーターや端末を再起動する
電波状況を確認しても、インターネットに繋がらなかった場合は、Wi-Fiルーターや端末を再起動してみましょう。いったん接続がリセットされるため、不具合が解消する場合があります。
Wi-Fiルーターの場合は電源をオフにして、10秒以上時間をおいて再びオンにしましょう。
すぐにオン・オフをしても不具合はリセットされないので、少し間隔をおいてから行うことがポイントです。
端末の場合は、通常の再起動を行ってもよいですが、一度機内モードにしてから解除するという簡単な方法もあります。
機内モードは、すべてのインターネット接続を停止するので、これだけでも改善する可能性は高いでしょう。
ネットワークを再設定する
再起動でも状況が改善しない場合、ネットワークを再設定(リセット)しましょう。一度接続したWi-Fiの情報は、保存されて次回以降自動的に接続されますが、いったんネットワークデータを削除し、再設定することで正常に繋がる場合があります。
Wi-Fi設定から、今接続しているWi-FiのSSIDを探しましょう。SSIDをタップ、もしくは長押して『ネットワーク設定を削除』から選択して削除します。
周波数を変える
Wi-Fiに繋がらないときは、周波数を変更する対処方法もあります。周波数には2.4GHzと5GHzがあり、一般的には2.4GHzの周波数が使われています。
周波数 | 特徴 |
2.4GHz | 障害物に強い・電波干渉に弱い |
5GHz | 通信状態がよい・電波干渉に強い |
電子レンジや電話など家電の周波数も2.4GHzなので、電波干渉が起こりインターネットに繋がりにくくなります。
一方、5GHzはまだあまり普及されていない周波数ですが、電波干渉に強く安定した通信環境を作ってくれます。ルーターが5GHzに対応している場合は、試してみましょう。
そもそも画面にWi-Fiマーク出ないなら
そもそも画面にWi-Fiマークが表示されていない場合は、どうすればよいのでしょうか。
Wi-Fi設定をオフにしていないか
まず、Wi-Fiをオフにしていないか確認してみましょう。スマホの場合、誤ってボタンを押してしまっていることがあります。
また、パソコンの場合は、キーボード上にあるWi-Fiのオン・オフを切り替えるショートカットキーを、いつのまにか押していることも考えられます。
再起動してみる
もし、Wi-Fiをオンにしてもマークが表示されない場合、再起動しましょう。スマホやパソコン、Wi-Fiルーター、モデムなどすべて試します。大抵はこの対処法で解決できます。
インターネット回線トラブルの可能性も
前述した対処法を試しても、全くインターネットに繋がらない場合は、インターネット回線のトラブルの可能性もあります。
インターネット事業者が基地局工事をしていたり、何らかの障害が発生していたりする場合には、インターネットに繋がらなくなります。
公式サイトを確認
まずは、契約しているインターネット業者の公式サイトを確認してみましょう。工事の状況や障害発生のお知らせなどの情報が、掲載されていることがあります。
お客様サポートへ問い合わせ
インターネットに繋がらないと、公式サイトさえ確認できないことも考えられます。そのようなときは、お客様サポートセンターに問い合わせましょう。
また、障害が起きて間もないときには、公式サイト上に情報が反映されていないこともあります。よって、電話で問い合わせるのが確実な方法だといえるでしょう。
フリーWi-Fiに繋がらないときの対処方法
スターバックスコーヒーやマクドナルド、駅や空港などの公共の場でも、無料で利用できるWi-Fiスポットが増えてきました。
しかし、フリーWi-Fiも、いつも順調に繋がるわけではありません。そこで、フリーWi-Fiで繋がらなかった場合の対処方法を説明します。
まずはWi-Fiスポットの利用方法の確認
まずは、フリーWi-Fiスポットの利用方法を確認しましょう。フリーのWi-Fiスポットを利用するには、いくつかの方法があります。
- 特定の携帯キャリア事業者との契約が必要
- SNSなどのアカウントでログインして利用する
- 会員登録をして利用する
フリーWi-Fiスポットでネットに繋ごうとすると、自動でブラウザが起動してログインを催促されるので、大抵はすぐに利用方法がわかるでしょう。
Wi-Fiマークがあるのに繋がらない場合
フリーのWi-Fiスポットに登録したり、アカウントログインしたりして、Wi-Fiマークが表示されているのに、インターネットに繋がらない場合があります。その場合は、以下の対処方法を試してみましょう。
Wi-Fi設定を一度オフにしてみる
『Wi-Fi設定をオフにする』のは、フリーのWi-Fiスポットの場合でも、有効な対処方法です。接続状況をリセットするために、一度端末のWi-Fiをオフにして、再度接続を試してみましょう。
機内モードになっていないかチェック
『機内モード』に設定すると、基本的にすべてのインターネット接続が無効化されます。
とくに、飛行機を利用した後に、空港の無料Wi-Fiを利用しようとすると、機内モードの設定がそのままになっており、繋がらないことがあります。
また、誤って機内モードのボタンを押してしまっている場合もあるので、機内モードになっていないか確認してみましょう。
端末を再起動
スマホやパソコンなどの端末を再起動すると、ネットに繋がることも少なくありません。
利用者が多いと繋がりにくいこともある
カフェ・飲食店・空港・公共施設など、人が多く集まる場所では、インターネットに繋がりにくいことがあります。
たくさんの人が同時に同じアクセスポイントを利用することで、回線が混み合いインターネットが不安定になるからです。
これを解消するには、通常使用されている2.4GHzではなく、利用者の少ない5GHz帯に周波数を変更する方法が有効です。
外出時にもWi-Fiを快適に使いたいというあなたへ
無料で利用できて便利なフリーWi-Fi。しかしながら、カフェや空港・公共施設など、人がたくさん集まる場所では繋がりにくいことも多いですよね。
外出時にもWi-Fiを快適に使いたいという方や、外出時にスマホ・PCの利用機会が多いという方には、常に持ち運びができる「WiMAX」がおすすめです。
出張が多くて新幹線の中でも仕事をしたいという会社員や外出の多い営業マン、単身赴任で移転しやすい方は、「WiMAX」を持ち歩くことで、どんな場所でもWi-Fi環境に悩む心配もなくなります。
そこで最後になりましたが、外出時にもWi-Fiを快適に使える、オススメのWi-Fiルーターをご紹介していきます。
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まとめ
Wi-Fiが繋がらないときには、まず端末やWi-Fiルーターのオン・オフを行ってみましょう。再起動だけでも不具合がリセットされて、インターネットに繋がることがあるので、有効な対処方法です。
それでも繋がらない場合は、順を追いながらひとつずつ原因を確認し、対処するようにしましょう。