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上手な家計管理は複数口座の使い分け。活用のコツをご紹介します

上手に家計を管理するには、複数の口座を使い分けるのがおすすめです。本記事では、複数口座で家計を管理するメリットやコツ、家計管理が苦手な人の特徴を紹介します。自分が当てはまっていないかチェックしてみましょう。

この記事の目次

家計管理が下手な人の特徴

毎月家計がギリギリだったり、赤字状態に陥っていたり、まったく貯金ができなかったりと、家計の管理が上手くいかない人には、以下のような特徴があります。

安物買いの銭失い

家計の管理が上手くできない人の特徴のひとつに、『安物買いの銭失い』があります。100円ショップやセール品など、安くてお得に感じるものを、必要もないのに買ってしまい、余計なお金を使ったりしています。

また、値段の安さ重視で物を購入すると、すぐに壊れてしまうようなことも珍しくありません。

何度も修理や買い替えをした結果、かえって費用がかかったというようなことも起こります。以下のようなことを心がけ、『安物買いの銭失い』を防止しましょう。

  • 値段につられて必要ないものを購入しない
  • 買い物リストを作成し、それ以外のものは買わない
  • 長く使うものは、少し値段が高くても質のよいものを買う

家計簿をつけない

家計の管理ができていない人には、『家計簿をつけない』という特徴も多く見られます。

毎月の支出額を把握せず、何となくでお金を使ってしまうと、毎月家計がギリギリだったり、お金が足りなくなったりということが起こりやすくなります。

  • 食費
  • 消耗品費
  • 水道光熱費
  • 家賃
  • 通信費
  • 各種ローンや税金の支払い

上記は主要な支出項目です。それぞれの支出項目の1カ月当たりの金額を計算し、支出額を把握しましょう。上記以外にも支出がある場合は、それも計算しておきます。

そうすることで、支出額が高すぎる項目の洗い出しができ、支出を抑えるための対策を考えられるようになります。

整理整頓が苦手

整理整頓が苦手ということも、家計の管理が上手くいかない人の特徴に当てはまります。整理整頓が苦手な人は、自分の家のどこに何があるのかを把握できていません。そのため、何個も同じものを買うなどして、余計な費用がかかります。

また、整理整頓ができない人は、物の管理が苦手=財布や口座の管理も苦手という人が多い傾向にあります。

財布の中のお金や、口座の残高がいくらあるのかを把握しておらず、今財布に入っている分だけお金を使ってしまいます。

このような場合は、自分が把握できる範囲まで物を減らすことが効果的です。本や洋服、雑貨などはもちろん、クレジットカードや口座も必要以上にたくさんある場合は、メインと予備の2~3つ程度まで減らすと管理がしやすくなります。

複数口座を持つ理由

複数の口座を持つことをおすすめするのには、以下のような理由があります。

複数の口座を持つメリット

複数の口座を持つと、用途別に使い分けられるというメリットがあります。たとえば、口座を生活用と貯金用に分けておけば、貯金まで使ってしまうようなことが防げます。

また、複数の口座があれば、ATMの利用も便利になります。たとえば、夜間や年末年始、ATMのメンテナンスなどで、メインの口座が使えないということがあります。

しかし、予備の口座があれば、銀行によってATMの営業日や営業時間が異なるため、お金を引き出せる可能性があります。予備口座には、万が一のときの備えとしての役割もあるのです。

1,000万円以上の預金のリスク

複数の口座を持つことで、ひとつの口座に1,000万円以上の預金をすることの、リスクを回避できるというメリットもあります。

もし金融機関が破綻した場合、『ペイオフ』という制度により、預金が補償されます。しかし、この制度は預金の補償額の上限が定められています。

補償額の上限は、ひとつの金融機関で預金者1人につき元本1,000万円までと、その利息です。1,000万円を超えた部分については、破綻した金融機関の財政状況に応じて払い戻しがされますが、預金が戻ってこないことも十分あり得ます。

そのため、ひとつの口座の預金が補償の上限である1,000万円を超えないように、複数の口座に分けておくことが大切です。

おすすめの口座の分け方

複数の口座を持つときは、以下のように口座を分けることをおすすめします。

給与振込用などのメインの口座

ひとつは、給与振込用のメインの口座です。給与以外にも収入がある場合は、振込先をメインの口座にしておきましょう。

そうすることで、1カ月あたりの収入を一目で把握できます。入出金の回数が多くなるメインの口座を開設する銀行は、以下を目安に選ぶとよいでしょう。

  • 自宅や職場の近くなど、便利な場所にある銀行
  • ATM手数料が無料になる銀行

たとえば、みずほ銀行はイオン銀行のATMも利用できるため、ATMの数が圧倒的に多く入出金の際に便利です。

また、セブン銀行は全国のセブンイレブンのATMを、日中であればATM手数料無料で利用できます。(土日祝日含む)

ATM・店舗のご案内 | みずほ銀行
セブン銀行口座の特長詳細 | セブン銀行

貯蓄するための口座

貯蓄するための口座は、メインの口座と分けるようにしましょう。メインの口座と一緒になっていると、貯金まで使ってしまう可能性があります。貯蓄用の口座を開設する銀行は、以下のような銀行がおすすめです。

  • 他行から手数料無料で資金が移動できる銀行
  • 普通預金金利が高い銀行
  • 場所や時間帯を選ばず利用できるネット銀行

住信SBIネット銀行は、メインの口座から住信SBIネット銀行の口座へ、手数料無料で資金を移動する『定額自動入金』というサービスがあります。

また、イオン銀行は、イオンカードセレクトというクレジットカードに入会すれば、普通預金金利が0.1%に上がるので、貯蓄用の口座におすすめです。

定額自動入金|住信SBIネット銀行
イオンカードセレクト・キャッシュ+デビットカードをお持ちの方の普通預金金利 |イオンカード|イオン銀行

支払いのための口座

メインの口座と貯蓄用の口座のほかに、支払用の口座も分けておくと便利です。通帳には、いつどこに、いくら支払われたかが記載されます。

そのため、家賃や水道光熱費、通信費などを、すべて支払用の口座から引き落とされるようにしておけば、わざわざ家計簿をつけなくても、通帳を見るだけである程度の支出が把握できようになります。

また、食費や消耗品はクレジットカードで支払い、クレジットカードの利用代金も支払用の口座から引き落とされるようにしておけば、食費や消耗品の金額も大まかに管理できます。

できれば、細かく家計簿をつけたほうがよいですが、どうしても家計簿が続かないという人は、この方法を試してみてください。

支払用の口座を開設する銀行も、住信SBIネット銀行などの、メインの口座から手数料無料で資金を移動できる銀行にするのがおすすめです。

共働き夫婦の口座活用術

最後に、共働き夫婦の口座活用術を紹介します。

一緒の口座で管理する

夫婦の収入や家計を、一緒の口座で管理すると、お互いが家計の状態を把握しやすくなります。

夫婦で個別に口座を持っており、貯金や引き落としを別にしていると、現在の貯金額や支出額を把握しづらく、いざというときに困る可能性もあります。

夫婦共通口座にしておけば、家計に問題が起きたときに、すぐに気づくことができ、話し合いもスムーズに進みます。

口座は共同名義で開設できないため、夫婦どちらかの名義の口座を共通口座にするか、『代理人カード』を発行できる銀行の口座を開設するとよいでしょう。

夫婦共通口座の注意点

夫婦共通口座には、以下のような注意点があります。

  • 給与振込の口座に指定できない可能性がある
  • 離婚や相続のときに揉める原因になり得る

代理人カードを発行していても、口座の名義は夫婦どちらかの名義になります。そのため、名義人ではない側が、給与振込に夫婦共通口座を指定しようとしても、名義が違うので指定できない可能性があります。

また、離婚や相続のときに、名義人になっている側が口座内のお金の権利を主張するなどして、夫婦共通口座のお金の配分で揉める可能性があります。

夫婦共通口座は便利なものですが、このようなデメリットがあることも考慮しておきましょう。

趣味や余暇専用の口座を作る

夫婦の趣味や余暇専用の口座を作るのもおすすめです。趣味に関するものの購入や外食、旅行などの費用はすべて余暇専用の口座から支払います。

余暇専用の口座に貯めたお金が、外食や旅行の予算の上限と決めておけば、その中でやりくりするため、必要以上にお金を使いすぎるのを防げます。

まとめ

複数口座を持っておくと、家計が管理しやすくなります。メインの口座のほかに、貯蓄用と支払用に分けておくのがおすすめです。

家計簿をつけるのが苦手な人でも、通帳の履歴である程度の収入や支出を確認できるため、家計の見直しもできるようになるでしょう。

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