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人生設計はシミュレーションが必須。計画的に安定した人生を送ろう

人生にはさまざまなライフイベントがあります。人生設計を考えるうえで、ライフイベントにかかる費用を前もって予想しておくことは大切です。今回は、安定して人生を送るための人生設計の考え方や立て方を紹介します。

この記事の目次

人生設計のメリット

人生設計とは、いつどんな夢を実現したいか、それにはどの程度お金が必要かなど自分の将来を予測して計画することをいいます。

人生設計は、『ライフプラン』といわれることもあり、多くの人に共通する結婚や子育て、マイホーム購入、老後の生活などのライフイベントを含めて考えます。

人生の計画を立てることは、将来の目標や夢、理想の暮らしを実現する近道になります。

将来の目標が明確になる

人生設計を考えると、曖昧だったものがはっきりとした目標になります。目指す目標や将来がはっきりすれば、それを実現する手段を考えることができ、今の自分や生活を見直すことにもつながります。

また、夢や目標の実現までに、あとどれくらい時間があるかを把握し、時間を有効活用することができます。

時間は有限です。上手く時間を使うことで、人生をより豊かに過ごすことができるでしょう。

将来かかる費用を概算できる

人生設計は目標が明確になると同時に、必要な資金の目安ができます。自分の目標や家族の夢を実現するには、ある程度まとまったお金が必要です。

特に『教育・住宅・老後』の3つは大きなお金を要します。

その資金を準備するには今の生活で実現できるのか、実現が難しそうなら『普段の支出を見直す』・『優先順位をつける』といった行動につなげていくことが大切です。

人生設計におけるお金の重要性

今後の人生を考えていくうえで、お金の問題は避けて通れません。お金と向き合うことは、安定した生活を送るためには重要なことです。

重要なライフイベント別費用

人によって重要度は違いますが、主なライフイベントにかかる費用の目安は、次のとおりです。

ライフイベント 費用の目安
就職活動費 約14万円
結婚費用 約470万円(結納・婚約~新婚旅行までの費用)
出産費用 約49万円
教育資金 約969万円(子ども1人あたりの総額)
住宅購入費 約3,340万円
老後の生活費 約27万円(高齢夫婦無職世帯の支出月額)

主なライフイベントにかかる費用の目安 | 日本FP協会

結婚や子育て費用

上記の『費用の目安』をみると、結婚費用は約470万円です。しかし結婚は、親族の援助やご祝儀があり、意外に自己負担は少なくて済むようです。

ただし結婚後、新生活を始めるにあたっては平均72.3万円の費用がかかるというデータがでています。結婚費用を考えるときは、新生活の準備費用も含めて考えるようにしましょう。

子育て費用は、子どもの進路によって大きく変わります。現在は、約 8 割の子どもが大学や短大、専門学校に進学しています。大学進学まで見据えて資金を準備した方がよさそうです。

子どもの希望を踏まえて、進学プランと費用を考えていきましょう。

ゼクシィ新生活準備調査 2016

平成28年度学校基本調査(確定値)の公表について

住宅ローンが占める割合は?

前述したように、マイホームは最も大きな買い物のひとつです。数千万円単位の買い物となるので、住宅ローンを組む人がほとんどです。

しかし、 住宅ローンのために日々の暮らしが厳しくなっては、憧れのマイホームを手に入れた意味がなくなります。そこで、マイホーム購入の際に考えなくてはいけないのが、ローンの『返済負担率』です。

返済負担率とは、年収に対する年間の住宅ローン返済額の割合を示すもので、金融機関では年収の20%~35%(年収にもよる)を返済負担率の上限と設定しています。

住宅ローンの返済比率(返済負担率)の目安は? 無理なく返せる額を計算 | 住まいのお役立ち記事

人生設計で老後の生活も安心

定年を迎えた後は、現役時代よりも収入が減ることになります。老後のことを考えるとお金の面で不安を抱く人も多いでしょう。現に8割以上の人が、老後生活に対して『不安感あり』と答えています。

しかし、こうした不安は漠然としていて、『何とかなる』と思っている人も少なくありません。

人生設計を作ることで、ライフイベントに必要な資金を把握できるだけでなく、老後に必要な資金も具体的に見えてきます。

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退職後に毎月かかる費用は?

夫婦2人で老後の生活を送るために必要な『最低日常生活費』は、月額で平均22万円です。退職後には、日々の生活費に加えて、住宅のリフォームや車の買い替え、旅行・レジャー、趣味や教養、身内のつきあいなどにもお金がかかります。

これらを合わせると、『ゆとりある老後生活費』には月額で平均34.8万円かかります。ただし、これはあくまでも平均であって、賃貸や住宅ローンが残っている家庭では引き続き住宅費用がかかり、生活費に影響を与えることもあります。

また、年齢を重ねれば、医療費などが増える傾向にあります。通院が必要になると交通費もかかります。若い頃とは異なる支出がかかることも知っておく必要があります。

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年金や貯蓄の重要性

退職後の生活費は、基本的に年金がベースになります。働き方によって支給額は大きく異なりますので、『自分がいつから、いくらもらえるのか』おおよその金額を確認しておきましょう。

年金で受け取れる金額の目安がわかったら、生活費の不足分は自分で準備しておかなければなりません。そのまとまったお金を貯めるには、長い時間が必要です。

老後に向けた貯蓄の準備は、できるだけ早く計画的に始めましょう。

人生設計の立て方

では、実際に人生設計を立ててみましょう。人生設計の立て方は、Webを利用すれば無料で簡単にシミュレーションできます。また自分でExcelなどを使って作成することもできます。

Webで無料でシミュレーション

無料でシミュレーションできるソフトは、金融系の企業や官公庁などがホームページに掲載しています。現在の年齢や収入、家族構成、年金の種類や見込み額、今後の人生計画などを入力すると、自動的にシミュレーションすることができます。

金融広報中央委員会『知るぽると』が運営しているシミュレーションでは、イラストやメッセージ、グラフに加えて年表形式の将来予測(数値)でも確認することができます。

生活設計を診断してみよう! ― 生活設計診断|知るぽると

Excelで細部までシミュレーション

Excelを使ってシミュレーションを行う場合、自分で作成してもいいですが、無料のExcelシートを活用すると便利です。

日本FP協会のホームページからダウンロードできる『家計のキャッシュフロー表』を利用すれば、家族ごとのライフイベントや収支を書き込むだけで、現在から将来までの家計の変化がチェックできます。

また、このままの家計で夢や目標がかなうのか、家計は赤字にならないかなどさまざまなことがわかります。

便利ツールで家計をチェック | 日本FP協会

ファイナンシャルプランナーに相談

『ファイナンシャルプランナー(FP)』は、家計にかかわる金融・税制・住宅ローン・保険・教育資金・年金制度など幅広い知識を持ち、相談者の夢や目標がかなうようにサポートしてくれる専門家です。

具体的な相談内容が決まっていない場合は、現在の状況や今後の希望を相談していくうちに、お金がかかりそうな時期や不足する金額などが見えてきます。FPと一緒にこれからのことを考えていくといいかもしれません。

反対に、具体的な相談内容が決まっているなら、その分野に強いFPに相談するといいでしょう。保険・相続・家計管理などFPはそれぞれの得意分野があります。相談したい分野を得意とするFPの方が、より良いアドバイスを受けられます。

まとめ

人生の計画を立てることで、漠然としていたものがより具体的なものになり、将来の目標や夢、理想の暮らしを実現する近道になります。

それぞれ自分に合った方法で、一度人生設計のシミュレーションをしてみてはいかがでしょう。将来に対する希望が見え、不安が取り除かれるかもしれません。

保険・住宅ローン、お金の悩み、現在の家計・老後の家計や将来が
気になるという方は、「お金の専門家」に相談するために、まずは
ライフプランを作成してみましょう。

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