1. Fincyトップ
  2. 家計
  3. 貯金
  4. 貯金がない人ってどれくらいいるの?これから貯金上手になるには

貯金がない人ってどれくらいいるの?これから貯金上手になるには

貯金がない人は、どれぐらいいるのでしょうか。貯金がない世帯の割合や、貯金がない人との結婚について解説します。また、貯金の大切さや、これから貯金上手になるためには、どうすればよいのかといった知識も知っておきましょう。

この記事の目次

貯金がない人ってどれくらいいるの?

貯金がない人は、どれぐらいの割合でいるのでしょうか。

貯金がない世帯は30%以上

2017年11月に公表された『家計の金融行動に関する世論調査』の結果によると、金融資産(※)を保有していない世帯=貯金がない世帯の割合は、以下のようになっています。

  • 単身世帯:46.4%
  • 2人以上世帯:31.2%

さらに、口座に残高がないという世帯の割合は、単身世帯と2人以上世帯のどちらでも、全体の10%以上にのぼります。

(※金融資産とは、定期性預金・普通預金等の区分にかかわらず、運用のため、または将来に備えて蓄えている資産とされています。)

貯金がない親世代が増加中

貯金がない親世代も年々増加しています。老後破産や高齢者の生活保護受給率も上がっており、親世帯の貧困率は上がっています。

年金の支給年齢が上がり、やっと支給された年金も、夫婦合わせて10万円程度という場合もあり、生活費が足りないことも貧困率を上げる原因となっています。

子供には扶養の義務がある

子供には、親を扶養する義務があります。親が貧困状態に陥った場合、同居や金銭的な援助などを求められる可能性があります。

子供に貯金があれば、何とか援助ができるかもしれません。しかし、子供のほうも貯金がなければ援助ができず、生活保護を受給してもらうなどの手段を取ることになります。

そのような事態になる前に、親と子供の双方が家計をしっかり管理し、将来に備えておくことが大切です。

貯金がない家族が貯金を始めるには。目標を持ち家計を見直してみよう

貯金がない50代は危険?今からできる老後対策の基本について

貯金がない60代は絶望的?できることを知って幸せに生きよう 

一方で貯金がないと不安な人も

貯金がない世帯が30%以上にのぼる一方で、貯金がないと不安という人もいます。

独身女性に多い

貯金がないと不安だという人は、独身女性に多い傾向があります。なぜなら、独身女性は今後のライフプラン(人生設計)が予測しづらいからです。

独身女性の場合、いつ結婚や出産など、大きな変化が訪れるかわかりません。とくに出産に関しては、どうしても一定期間仕事を休むことになり、その間の収入は減ってしまいます。

出産後に仕事に復帰するつもりでも、産後の状態がよくなかったり、保育園が見つからなかったりすると、仕事を辞めざるを得なくなる可能性もあります。

また、ずっと独身でいることも想定して計画を立てようとしても、いつまで働くのか、もし病気になったらどうするのかなど、確定できない要素が多いのです。

これらのことが、貯金がないと不安に感じる人が、独身女性に多く見られる理由となっています。

普段の生活を犠牲にしてはいけない

さまざまなケースを想定して貯金をしておくことは、とても大切なことですが、貯金のために普段の生活を犠牲にしてはいけません。

将来のことは、現時点では確定できないことがほとんどなので、『これだけ貯めれば絶対大丈夫』という確信を持てることは、まずありません。

そのため、不安を解消したいからと、自分のやりたいことや欲しいものを我慢しつづけて貯金しても、不安が消えることはないのです。

不安を解消するために、たくさんのものを犠牲にして貯金をするのではなく、趣味を持ったり、欲しい服を買ったり、今の生活も程よく楽しみつつ、将来に備えて貯金するとよいでしょう。

貯金がない男性と結婚して大丈夫?

結婚を考えた男性に貯金がなかったとしても、夫婦で協力すれば乗り越えられる可能性はあります。

なぜ貯金がないのか、貯金ができない原因を探り、乗り越えるにはどうすればよいのかを考えましょう。

30代独身の貯金なしは40%

2017年の家計の金融行動に関する世論調査の単身世帯調査では、30代で貯金がない世帯の割合は、40.4%となっています。

30代に限らず、20代では61.0%、40代では45.9%と、単身世帯の貯金がない割合は、どの年代でもとても高い数値になっています。

全体の4割以上の人が貯金がないということは、結婚を考えた相手が、まったく貯金がない人だったということも、十分起こり得るでしょう。

なぜ貯金がないのか?

なぜ単身世帯の貯金がない割合が高いのか、それにはいろいろな理由が考えられます。

そもそも年収が低い

貯金がない原因としては、そもそも年収が低いため、貯金するほどの余裕がないことが考えられます。

たとえば、30代男性で正社員の場合の平均年収は、30代前半で450万円前後、30代後半で500万円前後です。月収で考えると、およそ35万円から40万円程度となります。

極端に低いわけではありませんが、車の購入や友人の結婚式など、出費が増えると、貯金に回す余裕がなくなる可能性があります。

また、派遣社員や契約社員など、非正規雇用で働いている人も増えています。その場合、収入が正社員の平均年収を下回っていることも多く、生活費をまかなうだけで、ぎりぎりになっている可能性もあります。

平成28年分 民間給与実態統計調査

浪費癖やギャンブル癖

浪費癖やギャンブル癖が、貯金がない原因になっている場合もあります。浪費癖がある人は、支出の管理を気にすることなく、欲しいものがあれば、どんどん買ってしまいます。

ギャンブル癖がある人は、1回のギャンブルで数万円単位のお金を使ってしまいます。負ければ負けるだけお金が減っていき、手元にお金が残らないため、やはり貯金ができません。

貯金ができないだけであればまだよいですが、浪費癖やギャンブル癖がある人は、お金を使うことに対して、抵抗が少ない傾向にあります。

そのため、どんどんお金を使って、生活費まで使い込んでしまい、それを補うために借金までしている可能性もあります。

自分大好きで見栄っ張り

自分が大好きで見栄っ張りな人は、美容代や洋服代、高級な食事など、自分への投資額が大きくなります。

自分をよく見せたいという気持ちを制御するのが難しいため、どんどんお金をつぎ込んでしまうのです。

とくに、その人の周囲にお金を持っている人がいると、その人を基準にして、ブランド品や高級車など、自分の収入に見合わないものを次々と購入してしまい、貯金に回すお金がなくなっていくこともあります。

自分への投資額に見合う収入があれば問題ありません。しかし、投資額と収入額が見合っていないと、貯金が全くない、もしくは、クレジットカード決済やキャッシングでの利用残高が高額になっている可能性があります。

結婚を機に共同貯金を始めよう

貯金がない人との結婚を考えているのであれば、結婚を機に共同貯金を始めるとよいでしょう。結婚する前と後、どちらにもいろいろな場面でお金が必要になってきます。

  • 結婚式
  • 結婚指輪の購入
  • 新婚旅行
  • 出産
  • 子供の進学
  • 車やマイホームの購入
  • 老後の資金

人によって異なりますが、結婚の前後には、上記のような大きな費用が必要になる場面がたくさん出てきます。さまざまな出来事の備えとして、共同貯金は重要なものになるのです。

夫婦で協力することが大切

共同貯金をするときは、夫婦で協力することが大切です。何のために貯金をするのか、夫婦で話し合って目標を明確にしておきましょう。

2人で協力すれば、その分早くお金が貯まります。たとえば、共働きでそれぞれが毎月2万円ずつでも貯金していけば、1年間で48万円貯まります。

また、どちらかひとりの収入で生活費をまかない、もうひとりの収入を全額貯金するなど、工夫次第では1年間で100万円以上貯めることも、不可能ではありません。

専業主婦であれば、毎日の家事や買い物で節約を意識し、できるだけ生活費を抑えて貯金に回すことで、貯金額を増やせるでしょう。

もし、相手に浪費癖やギャンブル癖がある場合は、1カ月で使える金額を制限するなど、お金の使い方に関して、よく話し合うことが大切です。

貯金がないけど結婚できる?結婚前に考えなければならないこと

お金をかけずに結婚するには

結婚相手に貯金がないときや、将来のことを考えて、お金を使わずに貯めておきたいときなど、できるだけお金をかけずに結婚する方法はあるのでしょうか。

本当に必要なもの以外は切り捨てる

お金をかけずに結婚するには、本当に必要なもの以外は切り捨てることが大切です。結婚式や新婚旅行、新居への引っ越しなど、結婚するときにはお金がかかる場面が多いものです。

お金をかけられないのであれば、その中でどうしても必要なものだけに絞り、それ以外はあきらめる、またはできる限り節約し、出費を抑える方法を考えましょう。

結婚式で節約

結婚式場や招待人数、地域などによっても差がありますが、結婚式にかかる費用の相場は、およそ359.7万円です。

貯金がないのであれば、結婚式自体をあきらめるということも、ひとつの選択肢です。しかし、どうしても結婚式をあげたい場合は、以下の方法を検討してみるとよいでしょう。

  • 身内のみの少人数で結婚式を挙げる
  • 低価格の結婚式場を利用する
  • フォトウェデング

結婚式は、招待客の人数が多いほど、食事や引き出物などの費用がかかります。また、結婚式場によって、金額が大きく変わってきます。

招待客を親族やごく親しい友人だけに絞るほか、価格の安い結婚式場を利用すれば、費用を安く抑えられます。

また、フォトウェデングという、結婚式は挙げずに、ウエディングドレスやタキシードを着た写真だけを残す方法であれば、費用を大幅に抑えることが可能です。

東京の格安結婚式ならサンアクア【39,800円~】
フォトウェディングってどんなプランがあるの?ロケーションは? 【ウエディングパーク】

新婚旅行で節約

新婚旅行も費用がかかるイベントです。新婚旅行に行かないという選択をするのもよいですが、できるだけ費用を抑えて新婚旅行ができないか、方法を考えてみましょう。

  • 2泊3日など、短い旅行にする
  • 平日やオフシーズンに行く

旅行費用の大きな部分を占めるのが宿泊費です。そのため、1~2週間の長期の旅行ではなく、2泊3日程度の短い旅行にすれば、その分費用が抑えられます。

また、ホテルや旅館、交通機関や観光地など、旅行の際に利用する多くの施設で、土日やオンシーズンなど、利用客が多いときには割増料金になることがあります。

平日やオフシーズンであれば、割増料金を避けられるだけでなく、通常料金よりも安い金額で利用できることもあります。

結婚式の翌日から新婚旅行に行くことにこだわらず、旅行の日程を調整することで、新婚旅行の費用を抑えられます。

新生活で節約

結婚を機に、新居に引っ越すこともあるでしょう。しかし、引っ越しには大きな金額がかかります。新生活にかかる費用を節約するのであれば、以下の方法を検討してみましょう。

  • 現在住んでいる部屋で同居する
  • 家具・家電は今あるものを使う
  • 家族や友人に荷運びを頼む
  • 引っ越す人が多い時期は避ける

新生活にかかる費用の節約に1番有効なのは、現在住んでいる部屋で同居を始めることです。どちらかの部屋で同居し、家具・家電も今あるものを使えば、費用がかなり抑えられます。

また、可能であれば、家族や友人に荷運びを頼みましょう。家族や友人でも謝礼は支払ったほうがよいですが、引っ越し業者に頼むよりも、費用が安く抑えられます。

そして、引っ越し業者を利用する場合は、3月や4月、夏休み期間中などの、引っ越す人が多い時期を避けることでも、費用を安く抑えられる可能性があります。

女性だって貯金は大切

結婚するときには、女性側にも貯金があることが大切です。

貯金がない女性は結婚できない?

結婚するかどうかを、貯金の有無では判断しないという男性もいます。しかし、今貯金がないということに、不安を抱く男性がいることも事実です。

結婚の前後には、高額の出費がある場面が多いものです。そのときに、自分の収入や貯金だけでまかなうのか、そもそも家計を任せて大丈夫なのかと、いろいろな不安を抱く男性もいます。

結婚を考えている相手に、そのような不安を抱かせないためにも、少しでもよいので貯金をしておくことが大切です。

貯金がない家庭はいつ苦労するの?

貯金がない家庭は、どのようなときに苦労する可能性があるのでしょうか。

子供の教育費用に困る

一般的に、子供の教育費用は、幼稚園から大学まで、すべて公立に進んだとしても、750万円程度かかるといわれています。よって、貯金がないと、その費用をまかなうのは難しいでしょう。

また、塾や習い事に通えば、その分の費用もかかってきます。子供が何か習い事をしたい、塾に行きたいと希望しても、その費用を出してあげられない可能性もあります。

教育費にかかる費用(教育費の平均額はどのくらい?)|ライフプランシミュレーション|ノムコムの住宅ローン

マイホームが買えなくて困る

貯金がないと、マイホームが買えなくて困ることもあるでしょう。マイホームを買うためには、数千万円というお金がかかります。それだけの金額を一括で支払える人は少なく、ほとんどの人が住宅ローンを組むことになります。

住宅ローンを組む場合、現在の資産状況を確認ために、通帳のコピーの提出が必要です。このとき、まったく貯金がなくても、親から援助してもらうなどで頭金が支払えれば、審査に通ることもあります。

しかし、頭金も出せず貯金もないとなると、審査に落ちる可能性が高くなります。そうなると、マイホームの購入は難しいものとなるでしょう。

老後の資金が足りなくて困る

貯金がないと、老後の資金が足りなくなる恐れもあります。老後に支給される年金の、1カ月の平均支給額は以下のようになっています。

  • 厚生年金:約14万7千円
  • 国民年金:約5万5千円

平成27年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況

もし、夫婦で年金をもらっていても、2人とも国民年金だった場合、1カ月の支給額は11万円程度で、すべての生活費をまかなうのは難しい金額です、

また、年金の支給年齢も60歳から65歳に上がったため、65歳まで何らかの形で収入を得る必要があります。

貯金があれば、万が一生活費が足りない場合でも、貯金から補うことができますが、貯金がなければ、老後の生活費に困る可能性があります。

これから貯金体質を作ろう

結婚や出産、老後の資金、また、万が一の備えとして、貯金があることはとても大切です。現在貯金ができていなくても、これから貯金ができる体質を作り、貯金をしていきましょう。

貯金の基本は先取り

貯金の基本は先取りです。貯金ができない人は、お金があるだけ使ってしまうことも少なくありません。給料が入ったら、まず貯金に回す分を先取りすれば、きちんと貯金ができるようになります。

どうしても貯金する自信がない人や、貯金用の口座のお金も使ってしまいそうな人には、以下の方法がおすすめです。

  • 銀行の自動積立を利用する
  • 財形貯蓄制度を利用する
  • ロボアドバイザーで毎月積み立てる

銀行の自動積立とは、銀行口座に給料が振り込まれたら、利用者が設定した金額を、自動的に定期預金の口座に振り替えてくれるものです。

財形貯蓄制度とは、会社の福利厚生の一環で、会社が毎月の給料から一定額を天引きし、貯蓄しておいてくれる制度です。(ただし、この制度を利用するには、会社が財形貯蓄制度を導入している必要があります)

どの方法も収入があれば自動的に貯金され、また、貯金を引き出すのに手間がかかることから、貯金が苦手な人におすすめです。

投資初心者が実践!テオ、ウェルスナビ、フォリオの口コミ・評判

お金の使い方はメリハリが大切

お金の使い方に、メリハリをつけることも大切です。自分に必要なものとそうでないものを把握し、使うべきときにだけ使うようにしましょう。

  • 買い物に行く前に冷蔵庫の在庫を確認し、余分なものを買わない
  • コンビニ弁当など、割高な買い物は避ける
  • 銀行口座からは、必要な金額しか引き出さない
  • 欲しいものがあるときは、その分のお金を別に貯めてから買う

このようなことを少し意識をするだけで、生活費を節約できるほか、手元にあるお金を使ってしまうことを防げます。

また、欲しいものがあるときは、衝動的に買わずに、本当に必要なのか考える時間を持つことも大切です。

よく考えた結果、本当に必要なものや、自分への投資になるものであれば、時には我慢せずにお金を使ってみるのもよいでしょう。

1年間の予算を作る

貯金がない人や急な出費に対応できない人は、1年間の予算を作るのがおすすめです。家賃や水光熱費、税金などの固定費は、請求が来る前におおよその金額が予測できるものです。

また、旅行などのイベントも、数カ月前から前もって計画を立て、1年間の支出額を算出しておきましょう。

そうすることで、あらかじめ税金の支払い分などは分けておき、イベントまでの日数から逆算して、毎月貯金しておけば計画的にお金を使えます。

まとめ

結婚や出産、老後の資金など、今後の人生で大きな費用が必要になる場面がたくさんあります。

貯金があれば問題なく対処できますが、貯金がないと、いろいろあきらめることになったり、生活に困ったりすることもあるでしょう。日ごろのお金の使い方を見直し、少しずつでもよいので、貯金を始めてみましょう。

保険・住宅ローン、お金の悩み、現在の家計・老後の家計や将来が
気になるという方は、「お金の専門家」に相談するために、まずは
ライフプランを作成してみましょう。

関連するお金の記事

関連するお金の相談

貯金の人気記事

カテゴリ

家計