年収300万円の貯金額はどのぐらい?家計を見直して貯金を増やそう

年収300万円と聞くと高いと思う人と低いと思う人がいると思います。実は年収300万円台の人の割合は1番高いので、意見がわかれやすくなります。今回はそんな年収300万円台の人の貯金について説明していきます。

年収300万円台世帯の割合

平成28年度、民間給与実態統計調査によると、年収が300万円から400万円以下の割合は男性で18.2%、女性で16.5%で、合計で17.5%です。

この割合は前年と変わらず、全体で1番高い割合でした。日本では年収300万円台で生活している人が多いということになります。

民間給与実態統計調査|統計情報|国税庁

年収300万円の貯金額は?

次に年収300万円台の人たちの貯金額について、1人暮らしの場合と、家族がいる場合にわけて紹介していきます。

1人暮らしの場合

1人暮らしの場合、家計の金融行動に関する世論調査によると、収入が300万円から500万円の人の貯金額の割合は、以下のようになります。

20代 30代 40代 50代 60代
100万円未満 10.1%  8.4%  7.4% 7.1 % 2.3 %
100~200万円未満 9.5 % 6.6 % 7.4 % 2.4 % 6.8 %
200~300万円未満 5.9 %  6.6% 6.6% 4.7 % 2.3 %
300~400万円未満 4.7 % 4.2 % 5.9 %  2.4% 3.4 %
400~500万円未満  7.1% 4.2 % 4.4% 3.5 %  0%
500~700万円未満 7.7 % 5.4 % 9.6 % 7.1 % 1.1 %
700~1,000万円未満  5.3% 8.4 %  7.4% 8.2 % 3.4 %
1,000万円以上  3.0%  21% 19.1 % 25.9 % 55.7 %

この表から、年収300万円から500万円の人でも、貯金総額が1,000万円を超えている人がいることがわかります。

家計の金融調査に関する世論調査〔単身世帯調査〕 平成29年調査結果|知るぽると

夫婦2人以上の世帯の場合

家計の金融行動に関する世論調査によると、家族がいる場合は、年収300万円から500万円の人の貯金額の割合は以下のようになります。

20代 30代 40代 50代 60代
100万円未満 7.5% 4.5% 6.7% 6.5% 2.4%
100〜200万円未満 12.5% 7.1% 8.9% 7.1% 3%
200〜300万円未満 7.5% 6.4% 5% 5.2% 3.7%
300〜400万円未満 12.5% 9% 3.9% 3.2% 2.4%
400〜500万円未満 5% 6.4% 5% 3.9% 2%
500〜700万円未満 12.5% 9.6% 10.6% 7.1% 6.8%
700〜1,000万円未満 5% 5.1% 8.9% 8.4% 6.8%
1,000万円以上 7.5% 7.7% 7.8% 20% 43.6%

20代は調査数が少ないので正確とは言えませんが、年齢が上がるにつれて単身世帯の人と同様に、貯金額が1,000万円を超える人が増えていることがわかります。

家計の金融調査に関する世論調査〔二人以上世帯調査〕 平成29年度調査結果|知るぽると

年収300万円台世帯の家計バランス

年収300万円台での家計のバランスについて紹介します。

貯金額は年収の10~20%

一般的に理想的な貯金額は手取り金額の10〜20%と言われています。しかし人によって状況が異なるので、無理のない範囲で貯金しましょう。

若いうちは給料が低いわりに出費が多いので、手取り金額の5%ほどを目安に貯金し、結婚して子どもがいない場合など余裕があるのであれば、手取り金額の30%ほどを目指して貯金しましょう。

住宅費は年収の30%までに

住宅費は年収の30%が目安と言われているので、年収300万円の場合、家賃などの住宅費は7万円までに抑えましょう。住宅費がこれ以上増えると、家計を圧迫するので、予算にあった家を選ぶようにしましょう。

年収300万円台でも貯められる

実際に年収300万円で貯金できている人は、どのようにして貯金を増やしているのでしょうか。年収300万円でもできる貯金方法について説明していきます。

貯金額は具体的な目標を持つと増やせる

なんの目標もなしにお金を貯めるのはなかなか難しく、ついついお金を使ってしまいます。そのため、具体的な目標を持つようにしましょう。

例えば20年後までに1,000万円貯めるなどの具体的な数字を決めれば、月42,000円を貯金することになり、月々の目標貯金額が明確になります。そうすることで貯金への意欲が増していきます。

固定費の見直しで貯金額がアップ

固定費を見直すことで、節約できる可能性もあります。保険料、通信費は契約プランを見直すことで、必要以上のサービスを受けている場合は解約することで、節約につながります。

また、必要以上に大きな家に住んでいるときは、もっと家賃の安い家に引っ越すことでも節約につながります。

そして、車を保有している場合は、本当に必要かどうかを検討してみましょう。車は維持費がかかるので家計を圧迫する原因になります。

貯金額を増やすなら天引きが確実

確実に貯金額を増やしたい人には、給与から一定の金額を差し引いて貯金し、残った分で生活するという天引き貯金がおすすめです。天引き貯金には下記のような種類があります。

  • 自動積立定期預貯金
  • 投資信託や株式などの自動積立
  • 生命保険

自動積立定期預貯金は普通預金口座から決まった金額を、毎月定期預金口座に振り返る方法です。ただし、満期にならなくてもお金を引き出せるので、うっかり使ってしまわないように注意しましょう。

投資信託や株式などの自動積立は、積立しながら資産運用する方法です。この方法は元本割れの可能性があるので、慎重に商品を選ぶ必要があります。

また、積立型の保険に加入すると、利率が自動積立定期預貯金に比べて高いので、お金を増やしやすいです。しかし途中でお金を引き出すと、解約することになり元本割れするので、保険料の払い込み期間は短くするのをおすすめします。

収入を増やす方法も考えよう

収入を増やすことも貯金を増やすうえで大切になってくるので、収入を増やす方法をいくつか紹介します。

共働きなら年収は大幅アップ

結婚している場合は、共働きにすると年収が大幅にアップします。妻がパートで月8万円稼いだとしたら、1年で96万円になるので、2人合わせた年収は約400万円になります。

受けられる支援は利用しよう

例えば、子どもがいる場合には児童手当を受けられます。中学生以下であれば児童手当の対象になります。手当を受けるには、住んでいる市区町村に申請手続きが必要です。

年齢 支給額
0〜3歳未満 15,000円
3歳〜小学校卒業まで 10,000円
中学生 10,000円

18歳以下の子どもが3人以上いる場合は、3人目以降は小学校卒業までは15,000円を受け取ることができます。

児童手当−内閣府

副業や転職も考える

今の仕事に不満がある場合は、思い切って転職してみるのもひとつの手段です。転職することで、今よりも給与が増える可能性があるほか、家から近い職場になれば交通費を節約できます。

また、家で時間がある場合は、副業についても考えてみましょう。空いた時間に家でできる在宅ワークもあるので、空いている時間をお金に変えることができます。

まとめ

年収300万円でも計画に貯金ができれば、貯金額が1,000万円を超えるのも夢ではありません。具体的な目標を決めモチベーションを上げて、貯金をしていきしましょう。

また、固定費を見直して無駄な出費を抑えることは、節約するうえで重要になってくるので、一度確認してみましょう。

もし、時間に余裕がある場合は、在宅ワークなどの副業を検討してみることもおすすめします。

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