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貯金を資産運用で増やそう。投資の必要性とメリット・デメリット

現在の日本の状況は低金利が続き、ただお金を預けているだけでは貯金が増えなくなってきています。そこで、これからどのように資産を守り、増やしていけばよいかお悩みの方に、投資の必要性と活用方法をご紹介します。

この記事の目次

資産を運用する必要性

日本の時代背景をみると、働けば働くだけ給与が上がり、銀行にお金を預けるだけで、どんどん貯金が増えた高度成長期には、資産運用する必要がありませんでした。

しかし、今や預金金利はほぼゼロに近く、少子高齢化の影響で年金制度も将来安心できない状況です。

このような時代でも、結婚、子供の教育、住宅の購入、老後の生活など、まとまったお金を必要とすることはたくさんあります。それらに備えるため、資産運用でお金を作っていくことは重要といえるでしょう。

低金利の時代に銀行金利では増やせない

大手銀行の預金金利は、今や定期預金(1年)ですら0.01%です。100万円預けても利息は100円です。

普通預金に至っては、ほとんどの銀行が0.001%と100万円預けておいても、1年間で10円しか増えません。ATMで時間外に引き出せば手数料の方が高くなります。

銀行にお金を預けても大した利息が付かない現在、預金以外の運用方法を考える必要がありそうです。

銀行預金に代わる方法とは

では、銀行預金よりも貯金を増やせるものには何があるでしょうか。銀行預金に代わる方法として以下の金融商品があります。

種類  投資商品
債券 国債・地方債・社債
投資信託 公社債投資信託・株式投資信託
株式 国内株式・外国株式
外貨建商品 外貨預金・外国債券・外国株式・FX
不動産投資  物件・REIT
貯蓄型保険  養老保険・年金保険・終身保険

資産運用と投資の違い

資産運用と投資という言葉は、普段同じような意味で使われていることが多いです。しかし、実際には大きな違いがあります。

資産運用とは、『自身の持つ資産を貯蓄・投資し、安全に資産を増やしていくこと』を意味します。今持っている資金をうまく活用し、長期的または中期的に資産をコツコツ増やしていくことといえます。

次に投資とは、『リターンを得るために、リスクのある投資対象に資金を投下すること』を意味します。短期的に利益を得ることを目的とし、株や不動産、事業などに資金を投じ、資産を増やすイメージです。

つまり、投資は『資産運用の選択肢の一つ』といえるでしょう。

資産運用のメリット、デメリット

資産運用のメリットは、やはり資産を大きく増やすことができる点です。働いて収入を得ている方や年金収入のみの高齢者など、年齢・性別・職種を問わず、時間と資産があれば誰でも資産運用はできます。

銀行に預金することも立派な資産運用ですが、それ以外にも資産運用しなければ、なかなか資産が増えません。株式や投資信託などのハイリスクハイリターンの商品をうまく組合せることで、資産を倍増させることも不可能ではありません。

資産運用のデメリットは、常に損失が発生するリスクを伴うということです。リスクを最低限にしていても、やはり資産運用をしている以上、損失が出てしまう場合があります。

元本割れしない預金でも、万一銀行が経営破たんすれば、一定額(1,000万円+利息)しか預金が保証されないので注意が必要です。

投資のメリット、デメリット

投資は、投資をする商品によってメリット、デメリットが違います。下記に主な対象となる国内債券、投資信託、株式投資、FX、REIT(リート)についてのメリットとデメリットをまとめました。

投資商品 メリット デメリット
国内債券 元本割れするリスクが少ない

換金性が高い

利回りが低い

インフレに弱い

投資信託 複数の投資先がある

プロが運用してくれる

少額資金で始められる

売買手数料に加え運用コストもかかる

元本保証がない

株式投資 リターンが大きい

配当や株主優待がある

大きな損失が生ずる場合もある

経済知識が必要

FX 小さな掛金で大きな取引ができる

外貨建商品のなかで手数料が安い

大きな取引ができる反面損失も大きい

FX会社のシステムトラブル

REIT 複数の不動産に分散できる

換金性が高い

物件を管理する手間がない

不動産投資の中では利回りが低い

元本保証がない

投資は資産が増える可能性がある分、減る可能性もあります。投資の種類によって大きさは違っても、リスクがあるという点では共通しています。

具体的な投資の方法

実際に投資を始める前に、投資をする目的は何か、どのくらいの資金が必要かなど、目標を設定しましょう。

例えば、「4万ずつ貯金して、子どもが高校卒業するときに1,000万円貯めたい」、「老後を考えると65歳までに3,000万円の貯金を作りたい」というような具体的な目標です。

人によっては、それほど無理をしなくても目標額を達成できそうな場合と、かなり頑張らないと目標に届きそうにない場合があります。

その違いによって、目指す運用利回りが変わります。それほど無理せず目標額を達成できるなら、リスクの高い商品を回避し、元本割れするリスクの少ない商品に投資する方が健全です。

初心者向け

投資は難しそう、何から始めていいかわからないというような初心者の方には、あまりリスクを負わず安定的に資産運用できるものをおすすめします。

初心者が取り組みやすい資産運用商品には、預金(定期・外貨)、保険、債券(国内・海外)、投資信託などがあります。

中でも個人向け国債は、国が発行する債券で、半年ごとに利息が支払われ、満期(償還日)には額面金額(償還時に戻る金額)のお金が戻ってきます。安全性が高く、少額でも始められます。

満期(償還期間)は3年(固定金利)、5年(固定金利)、10年(変動金利)の3つがあります。詳細は下記の財務省ホームページを参照ください。

財務省|個人向け国債|商品概要

中上級者向け

資産運用には慣れている、十分な余剰資金があるという方は、リスクを承知で利回りの高い商品で運用されてもよいでしょう。

運用次第で大きな利益を期待できる金融商品には、投資信託、株式(国内・海外)、REIT、FXなどがあります。

特に株式投資は、値上がり益を狙って短期的に売買する・長期保有で配当益を得るなど、うまく活用すれば大きな利益を得られます。また、株式はお金の価値が下落するインフレに強く、インフレ対策にもつながります。

おすすめの投資方法

さまざまな投資商品をご紹介しましたが、ひとつに偏った投資をしていると損失が大きくなることがあります。そこで、投資対象を多様化することで、値動きの異なる複数資産に分散すれば、リスクを下げることが可能です。

このように複数資産に投資することを分散投資といいます。分散投資におすすめなのが投資信託です。投資信託は、株や債券を組み込んでいるので、手軽に分散投資ができます。

まとめ

貯金だけではお金が増えていかない時代、資産運用で貯金を増やすことは非常に大切です。しかし、まずは今あるご自身の資産についてしっかり考えましょう。

投資にはリスクが伴うことをしっかり理解したうえで、自分に合った投資方法を見つけ実践してみてください。

貯金の運用はどうしてる?投資の方法や知っておくべきことまとめ

この記事の監修者

明治大学出身。上場保険代理店にて1年目新人賞、2年目社長賞受賞後にFPとして独立。これまで約2,000人と面談、プランニングを手掛ける。一人ひとりの資産設計の参謀として、お金の貯め方・守り方・増やし方などをアドバイスしている。 掲載メディア:ゼクシィ、Lifehacker、みんなのおかねドットコム、RAINBOW Town FM、他

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