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節約したいなら光熱費を見直そう。環境づくりで大きく変わる光熱費

光熱費を抑えるにはまめに電源を消すなど、コツコツと努力をすることを考えがちです。そのようなな努力ももちろん大切ですが、光熱費の節約には季節に合った環境づくりがカギとなります。今回はそんな環境づくりと、節約のコツについて紹介します。

この記事の目次

光熱費の平均は?

まず初めに、一人暮らしの場合と二人暮らしの場合の、光熱費の平均金額をみていきます。

一人暮らしの平均

統計調査によると、一人暮らしの光熱費の平均は10,673円となっており、電気代が約半数を占めています。また、細かい内訳は以下のようになっています。

 光熱費の内訳 平均金額
 電気代  5,020円
 ガス代  3,171円
他の光熱 359円
上下水道料 2,123円

統計表一覧 政府統計の総合窓口

節約すれば光熱費は減らせる。一人暮らしだからこそ出来る節約術

二人暮らしの平均

二人以上の光熱費の平均は20,884円で、内訳は以下のようになります。​

光熱費の内訳 平均金額
 電気代  9,782円
 ガス代  5,153円
他の光熱  794円
上下水道料  5,155円

統計表一覧 政府統計の総合窓口

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夏の節約方法

光熱費が増えるのは当然ながら、エアコンや暖房器具などをよく使うようになる夏と冬です。

この2つの季節にどれだけ光熱費を抑えられるかによって、光熱費は大きく変わります。まずは夏の光熱費の節約方法を紹介します。

夏の環境づくり

夏は強い日差しをできるだけ遮ることが重要です。家の中を涼しく保てばエアコン使いすぎなどを防ぎ、節約につながります。涼しく保つやり方のひとつとして、昔ながらの『打ち水』があります。

朝と夕方に、玄関回りなどの日陰で風通りが良い場所に水をまくと、水が蒸発するときに周囲の熱気を吸収するために、周りの温度が下がります。お風呂の残り湯などを利用するとさらに水の節約になります。

また、窓からの熱気を防ぐには、カーテンを閉めたり、屋外にゴーヤなどのツルをはう植物を育てて『グリーンカーテン』を作ったりする方法もあります。

エアコンが夏の節約のカギ

資源エネルギー庁によると、夏の日中で最も消費電力が多いのがエアコンで58%となり、次いで冷蔵庫が 17%となっています。そのため、エアコンの効率を上げることが節約につながります。

さらに、エアコンのフィルターが汚れているとそれだけで効率が落ちてしまうので、フィルターをこまめに掃除することも、節約につながる大切なポイントです。フィルターが綺麗な状態だと、汚れている場合に比べて約5%の節約になると言われています。

また、冷たい風は下にたまるため、吹き出し口はやや上を向かせて風を部屋全体に送るようにしたり、エアコンの吹き出し口付近に、なるべく物を置かないようにしたりすることも効率をよくするコツです。

家庭の節電 | 一般向け省エネ関連情報 | 省エネポータルサイト

今年の冬は、賢く得して省エネライフ

設定温度は高めにしよう

環境庁ではエアコンの設定温度を『28度』と推奨しています。28度ではまだ暑いと思いがちですが、上記で説明したような涼しい環境づくりと合わせることで、体感温度を下げることができます。

また、風量は微風が最も電力を抑えられると思いがちです。しかし、微風に設定していると設定温度に合わせるために常に最大限に活動しているので、エアコンは『自動運転モード』に設定することによって最も節約できます。

自動運転モードは、その時点で最も適正な風量に変化するので、節約効果が高くなります。

家庭篇|COOLBIZ|COOL CHOICE 未来のために、いま選ぼう。

扇風機を上手に使おう

エアコンと合わせて扇風機を併用すると、体感温度を下げることができます。扇風機を使うとさらに電気代がかかってしまうと思いがちですが、扇風機は実はとてもエコな家電です。

消費電力はエアコンの1/10ほどで、1時間使ってもその費用は1円ほどです。エアコンの設定温度を下げるよりも安く済むので、一番暑い時間帯だけ併用するなどすれば節約になります。

扇風機とエアコンの電気代を比較すると、10倍の差が…!

冷蔵庫を効率よく使う方法

冷蔵庫の効率を上げる最初のコツは、冷蔵庫には食品を詰めすぎないようにすることです。冷蔵庫を詰めすぎると冷気が上手く循環しないため、効率が悪くなるからです。

反対に、冷凍庫はしっかり詰めたほうが、食品同士が保冷材の役割をするため、効率よく冷やせるようになります。

また、冷蔵庫と周りの壁は5cm以上離して置くようにします。壁に密着していると、冷蔵庫から発する熱が上手く逃げられずに、外から冷蔵庫を温めて、効率が悪くなってしまいます。

さらに、冷蔵庫は設定を『強』から『中』にすると、年間で61.7kWhの節電になり、約1,400円節約できます。

みんなで節電アクション! | 家庭でできる節電アクション | 4.冷蔵庫で節電!

節約は光熱費の削減から。夏にすぐ始められる光熱費節約術

冬の節約方法

次に、冬の節約方法をご紹介します。

冬の環境づくり

冬の環境づくりはエアコンと照明がカギになります。

資源エネルギー庁によると、暖房器具としてエアコンを使う家庭では、エアコンが30%となり最も消費電力が多く、エアコンを使わない家庭では、照明が19%となり最も消費電力が大きいというデータがあります。

環境庁が推奨している冬のエアコンの設定温度は20度です。暖房を2度低めに設定すると10%の省エネになります。

さらに、暖かい空気は上に上がるため、吹き出し口は下に向けるようにすると効率がアップします。また、設定温度を低めにして電気カーペットやこたつを併用することで体感温度を上げることができます。

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ウォームビズについて|ウォームビズ(WARMBIZ)

厚着をする

冬の節約方法で一番効果が高いのは厚着をすることです。最近ではヒートテックやフリース素材など、軽くて暖かいの洋服を手軽に購入できます。また、レッグウォーマーを履くだけでも体感温度は上がります。

さらに、靴下だけではなく、暖かいスリッパを履いて足元から温めるようにするとより効果があります。

夏と違って、冬は着るものだけで随分と温まることができるので、暖房を使う前にまずは体を温めることが節約のカギとなります。

食事で体を中から温める

食事をするとエネルギーに代わるため、それだけで体が温まりますが、温かい食べ物を食べるだけでさらに体温を上昇させることができます。

手軽に作れるカップスープを飲んだり、体を温める生姜を料理に使ったりすると効果的です。

さらに、鍋物は体が温まるだけではなく、その蒸気で湿度が上がり、体感温度が上がります。厚着と食事で常に体を温めていることによって、暖房を使うことが減って、節約になります。

一年中通して使える節約方法

 

ここでは、季節に関係なく役に立つ節約方法を紹介します。

電気のアンペア数を下げる

電力会社に連絡してアンペア数を下げることによって、電気の基本料金を下げることができます。東京電力によると、契約コースによっては10A下げることによって、基本料金が約280円下がります。

負担軽減のため、契約アンペアを減らしたいのですが、どの程度安くなるのですか? | くらしTEPCO | よくあるご質問

待機消費電力の削減

電気を実際に使っていなくても、電源が入った状態のまま待機しているときに使っている電力を『待機消費電力』と言います。この電力を削減するには、使っていないものはコンセントから抜くことです。

旅行に行くときなど長期間家を空ける場合は、プレーカーを下げてしまう方法もあります。

光熱費を節約するグッズ

光熱費を節約するグッズは以下のようなものがあります。

  • お風呂保温シート:お湯に保温シートを浮かべておくことによって熱が逃げるのを防ぎ、追い炊きをせずに済みます。
  • 断熱シート:窓に貼ることによって熱を防ぎ、エアコンの効率を上げることができます。
  • 冷蔵庫カーテン:冷蔵庫内に付けることによって、冷気が逃げるのを防ぐため、節電になります。
  • 省エネタップ:コンセントを抜かなくてもスイッチでオンとオフを個別に切り替えられることができるので、毎回コンセントを抜く手間が省けます。

引っ越すならオール電化住宅へ

オール電化住宅は普通の住宅に比べて光熱費が安いと言われています。ここではそんなオール電化住宅について説明します。

オール電化住宅って何?

オール電化住宅とは、家庭で使うすべての熱源を電気で補っている住宅のことです。

オール電化住宅の特徴

オール電化住宅は電気しか使わないので、以下のようなシステムが使われています。

  • キッチン:ガスは一切使わず、電気を使うIHクッキングヒーターを使用
  • 給湯:ガスを使って毎回お湯を沸かすのではなく、電気料金が安い深夜の間にお湯を沸かして昼間に使えるように貯めておく『エコキュート』などを使用。
  • 暖房:エコキュートを利用した床暖房や、『蓄熱ヒーター』という暖房機を使用

オール電化住宅が安い理由

オール電化が安いと言われる理由は主に2つあります。

まず1つ目は、基本料金が1つで済むということです。ガスを使っていると、電気代とガス代の両方で基本料金を払いますが、オール電化住宅では電気のみなので、基本料金も電気料金のみので済みます。

2つ目は、安い深夜料金を利用して、次の日の昼間に使うお湯や熱を作って貯めておけるため、光熱費を抑えられる仕組みとなっています。

各電力会社によってプランが違うため、自分の生活に合ったプランを見つければ、さらに節約につながります。

オール電化でも大丈夫。光熱費を節約する4つのポイント

まとめ

光熱費を節約するコツを紹介いたしました。夏には夏の、冬には冬の環境づくりを上手くすることによって、光熱費を大幅に減らすことが可能です。

また、家をオール電化住宅にすることによって、光熱費を節約することもできます。自分の住んでいる環境を季節ごとに見直すことが、光熱費を上手に節約するコツです。

この記事の監修者

明治大学出身。上場保険代理店にて1年目新人賞、2年目社長賞受賞後にFPとして独立。これまで約2,000人と面談、プランニングを手掛ける。一人ひとりの資産設計の参謀として、お金の貯め方・守り方・増やし方などをアドバイスしている。 掲載メディア:ゼクシィ、Lifehacker、みんなのおかねドットコム、RAINBOW Town FM、他

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