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貯金したいと思ったら。一人暮らしでもお金を無理なく増やす方法

一人暮らしでは、生活費をはじめ様々な諸経費がかかります。そうした中で貯金を増やすためには、日々の工夫が必要です。まずは月々の出費を見直すことから始めて、お金を無理なく増やす仕組みを作っていくことが大切になってきます。

この記事の目次

一人暮らしで毎月かかる諸経費

一人暮らしでは、毎月の収入の範囲内で生活費をやりくりしなければなりません。そこで、固定費以外の費用の節約方法を見ていきます。

生活費

食費

まずは基本となる生活費の見直しをしましょう。毎月家計簿をつけ、自分が何にどのくらいの金額を使っているか、お金の流れを知りましょう。また、便利だからとコンビニで食材や日用品を買ったり、自動販売機でジュースを買ったりと、小さなことでも積もり積もればそれは無駄な出費となってしまいます。

ポイントとしては、

  • 家計簿をつける
  • 食材はスーパーでまとめ買いする
  • コンビニで極力買わない
  • 自動販売機を使わない
  • なるべく自炊をする
  • お弁当や水筒を持参する

いきなり全部は無理でも、少しずつ、出来ることから始めましょう。

光熱費

光熱費も食材ほどではありませんが、節約できるポイントになります。台所や洗面台の水の出力が強い場合、「節水コマ」という器具を蛇口につけることで、節水できます。一人暮らしの場合は洗濯物の量はそれほど多くないので、ある程度まとめて洗濯をすることで、節水につながります。

そして、電化製品はコンセントにさしているだけで電力が消費される、「待機電力」がかかります。しかし、電化製品を使い終わるたびにコンセントを抜くのは手間もかかります。そこで、スイッチ式の延長コードを使うことで待機電力のカットになり、節電になります。

娯楽費

娯楽費とは、趣味に使うお金をさします。

書籍を購入する場合は、読み終わった後に売る予定がなければ、電子書籍の方が安く購入できます。Amazonで読み終わった書籍を売る場合には、定価に近い金額で売ることもできます。また、映画のチケットを通常の料金で購入すると、1,800円かかります。レディースデーやレイトショーといった映画館の割引サービスを使う他、前売り券や株主優待券を金券ショップで事前に購入するといった方法もあります。

雑費

生活費や娯楽費以外の支出として、交際費、美容費、医療費、日用品、洋服代等があります。これらの支出項目は、月々に使える予算をあらかじめ決めておき、無駄な支出を避けるように心がけます。

衣服の買い替えをする場合は、セールのタイミングで購入するようにします。つい衝動買いをしてしまいがちですが、買う際に「今本当に必要なものか」を自問自答してから買うようにします。

また、病気にかかると医薬品や診療費といった費用がかかるので、空調の管理には注意を払うようにします。また、職場や友達との飲み会の場では、可能な限りクーポンを使う習慣をつけます。

日々の生活の見直しから始める

家賃や通信費といった、毎月かかる固定費の見直しをすることは大切です。契約したプランの見直しをすることで、月々の生活費を大幅に減らすことに繋がります。

家賃の見直し

月々かかる固定費の中でも、最も大きな金額を占めるのが家賃です。一般的には収入の30%が家賃の目安とされ、例えば、20万円の収入がある場合、家賃は6万円が目安となります。

家賃以外にも月々発生する支出は生活のスタイルによって変わってきます。そのため、家賃以外にかかる月々の出費を把握し、家賃に充てることができる金額を検討するようにします。重要なことは、余裕のある家賃設定を行い、病気など緊急の出費があった際にも対応できるようにすることです。

ただし、女性の一人暮らしなどは周りの環境をよく調べ、セキュリティにも考慮して物件を探しましょう。

通信費の見直し

一人暮らしの場合、携帯電話の料金と自宅のインターネット料金を通信費として支払っている人がほとんどです。使い方次第で通信費を大きく節約することができるようになります。

デザリング機能を利用

自宅のパソコンでほとんどインターネットを使わない場合は、携帯電話のデザリング機能(携帯電話自体をモバイルルーターにして、パソコン等をインターネットに繋げて利用できる機能)でまかなうことができます。

モバイルルーター

また、動画サイトを観たり、ゲームを頻繁に行わない場合は、通信制限はありますが、モバイルルーターを使用し、携帯電話のパケット料金を大きく節約できます。モバイルルーターは持ち運びが可能なので、家でも外出中でも場所を問わずインターネットを使うことができます。

光回線の注意点

自宅で使うインターネットを光回線で契約する場合には注意が必要です。一人暮らしの社会人の場合、引っ越しの時期がはっきりしない場合がほとんどです。引っ越しをする場合には、光回線は解約する必要がありますが、2年間の契約終了後の解約期間中に解約しない限り、違約金を支払う必要が出てきてしまうのが現実です。

携帯代の節約

また、大手キャリアで契約した場合、SIMフリー(どの契約業者とも使える状態)にすることで月々の携帯料金を半額以下に減らすことができます。

店頭で携帯電話を購入する場合、初月無料のオプションサービスの加入が必須のことがあります。毎月オプション料を支払うことになるので、不要なサービスは早めに解除しましょう。また請求書の明細は毎月確認する習慣をつけるようにします。

通話料も携帯電話から電話をすると高くなりますが、LINE電話など無料通信アプリを使うことで節約できます。

また、プランによって基本使用料が変わってきますので、自分の生活に合ったプランを選びましょう。無料でインターネット通信ができる、Wi-Fiスポットを頻繁に使用できる環境にある場合には、通信容量が少ないプランへの変更を検討することも可能です。

ローン払いをしていないか

クレジットカードの「リボ払い」と「分割払い」はローン払いの一種です。月々の返済額を自分で決めて返済する「リボ払い」と数回に分けて料金の返済をする「分割払い」ですが、返済のたびに巨額の金利が発生します。

つまり、毎回の生活費をローン払いで払うと、毎月新たな借金が生まれることになります。このような状況の場合、毎月返済に追われてしまい、貯金どころではなくなってしまいます。ローン払いをしている場合は、その繰り上げ返済を行い、それから貯金に意識を向けるようにします。

貯金を増やす仕組みを作る

現在の銀行預金の比率はとても低いので、貯金を増やす手段にはならないのが現実です。そのため、殆どリスクなく貯金を増やす方法について見ていきます。

現在の銀行預金の利率

日本銀行が公開する統計のデータから、20年間の銀行預金金利をまとめると以下の表になります。

20年間、銀行の預金金利は1%以下で落ち着いていることが分かります。

現在の超低金利時代には、銀行預金に頼るだけでは貯金を増やすことは難しいのが現実です。毎月一定額を貯金し、その上で資産運用をすることで貯金額を増やしていくことが大切です。

 

金利 金利
1997 0.10 2007 0.198
1998 0.10 2008 0.057
1999 0.05 2009 0.039
2000 0.10 2010 0.020
2001 0.02 2011 0.020
2002 0.003 2012 0.020
2003 0.001 2013 0.020
2004 0.001 2014 0.020
2005 0.001 2015 0.020
2006 0.099 2016 0.010

出典:金融経済統計月報  : 日本銀行 Bank of Japan

先取り貯金をする

先取り貯金とは、給料から一定額を天引きして、その金額を貯金にする方法です。

毎月収入額から出費を引いて、その残金を貯金にするやり方では、なかなか貯金できないのが現実です。先取り貯金をすることで、1カ月に使うことができる金額が明確になります。先取り貯金を引いた残金で何とか生活をしなければならないので、無駄な支出を抑えることにつながります。

先取り貯金は長く続けることが重要です。1度の貯金額は少額でも、長く続ければ続けるほど確実に貯まる仕組みです。毎月の先取り貯金額は、「1年間で貯めたい金額÷12カ月」に設定することをお勧めします。

積み立て式の投資信託を購入する

先取り貯金を行って、半年分の生活費を確保できた頃には、積み立て式の投資信託を購入するという方法もあります。投資信託とは、世界中の株式や債券の投資をひとまとめにした金融商品で、ファンドマネージャーと呼ばれる運用は投資のプロが行います。

メリット

積み立て式の投資信託を買うことで、値下がりのリスクを抑えることができます。毎月同一の金額で買うことになるので、価格が低下した際には多くの数量を、逆に価格が上昇した際には少ない数量で買うことになります。そのためトータルで見ると、平均的な価格で買うことになり、大きく損をするリスクは小さくなります。

また、毎月投資に回す金額は500円からできるなど、少額から可能なことも積立式の投資信託のメリットになります。商品の運用も自分で行う必要はないので、先取り貯金をしている感覚で購入することができます。

デメリット

投資信託を買うためにはコストがかかり、元本保証がないので損をする可能性があります。

また、すべての投資信託の商品が優良な商品というわけではありません。純資産残高(投資信託の運用の総額)や基準価額(投資信託の価格)が増加しているか、投資方針に大きな変化はないかといった点に注意して商品を選ぶようにします

自己投資が将来の貯金額を増やす

お金を貯める努力をすることも大切ですが、20代・30代のうちは自分に投資をすることも大切です。その理由を見ていきましょう。

自分への投資は必要

投資というと、株式投資といった金融商品への投資を思い浮かべる人が多いようです。金融商品への投資だけでなく、スキルアップのための知識を自ら身につけることも投資の一つです。投資をする目的がはっきりしており、投資をしただけのリターンがあれば自己投資と言えます。

20代の早いうちから自分に投資をすることが重要です。体力や吸収力がある年代であり、たとえリスクを背負って失敗しても、やり直す時間がある年代であるからです。例えば、ビジネススキルを学び仕事を円滑に回せられるようになると、出世や転職にもつながります。その結果、収入を大きく伸ばせることになります。

まとめ

一人暮らしでも、ストレスなくお金を増やす方法を見てきました。

まずは日々の生活から無駄な出費がないかを見直してみることが大切です。通信費や家賃といった固定費の見直しをすることで、大きくお金を増やすことにつながります。

生活の見直しをするとともに、「先取り貯金亅や「積立式の投資信託の購入」など貯金を無理なく増やせる仕組みを自分なりの方法で作っていくことが重要です。また、20代・30代のうちは将来に向けて、自分への投資も怠らないようにしましょう。

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この記事の監修者

明治大学出身。上場保険代理店にて1年目新人賞、2年目社長賞受賞後にFPとして独立。これまで約2,000人と面談、プランニングを手掛ける。一人ひとりの資産設計の参謀として、お金の貯め方・守り方・増やし方などをアドバイスしている。 掲載メディア:ゼクシィ、Lifehacker、みんなのおかねドットコム、RAINBOW Town FM、他

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