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貯金1000万できてから結婚?もっと楽な結婚への考え方

一般的な感覚ですと、確かに1000万くらい貯金が無いと結婚したらダメかと考えてしまうのかもしれません。しかし実は貯金額と結婚の成否にはさほどの関連性がないのです。今回は現代の結婚事情をお伝えします。

この記事の目次

貯金額で結婚生活は測れない

貯金額で結婚しても大丈夫かどうかを判断する、確かにこう考えた方が分かりやすい側面もありますが、実は貯金額では結婚の成否は測れないのです。その理由をお伝えします。

どんな結婚生活を希望してる?

まずは、貯金額で結婚しても大丈夫かどうかを測るのが間違いである理由をお伝えします。それは二人がどんな生活をするか、希望しているかで話が変わってくるためです。

例えば、夫婦の世帯年収が500万なのに貯金があるからと年間で600万の生活を送れば、貯金1,000万あっても10年で無くなります。同じく年間で1,000万の生活を送れば、例え1億の貯金があっても20年で無くなる計算です。

ちなみに、例えあなたの年収が1,000万あっても年間で1,000万を使う生活を送れば、わずかな事態で家計は破たんします。結婚しても大丈夫かどうかは、貯金額でも年収でも測れませんのでご注意ください。

1,000万では教育費すら不足

また、少々厳しい現実もお伝えします。もしかすると今のあなたは、貯金を結婚後の日常生活以外に使う前提で大丈夫かどうかを悩まれている可能性もあるでしょう。日常生活以外ですと、ご参考までに子供の教育費についてお伝えします。

実際にはどのような教育をするかで変わりますが、子供一人にかかる教育費で平均1,000万はゆうに超えます。つまり、貯金1,000万では子供一人すら育てられない…ともいえるでしょうか。

それだけに大事なのは、先ほどの結婚後にどのような生活を送るかであり、少々の貯金では結婚の成否は測れませんので注意が必要です。

まずは貯金と結婚を分離しよう

このため、まずは貯金額と結婚を分離して考えることをお勧めします。そして同時に、お相手とあなたの金銭感覚や欲しい生活水準を考え、それを元に大丈夫かどうかを検討された方が良いかもしれません。

なお、先ほどの通り年収でも結婚が大丈夫かどうかは測れませんので注意が必要です。年収が高くても家計破たんする人もいる一方、年収が低くても安泰な方もおられます。年収と結婚も上記同様に分離し、欲しい生活水準などでご検討されることをお勧めします。

最初は「結婚式+α」で十分

貯金額で結婚しても大丈夫かどうかは測れません。しかし結婚式などの目先のお金はやはり大事です。そしてこの目先のお金は、あなたの意思でいくらかけるかを調整できます。それぞれ参考のために相場をお伝えします。

結婚式はいくらかける?

まずは結婚式についてお伝えします。近頃の結婚式は様々な形式がありますが、それでも一般的に360万円程度の費用をかける方が多いようです。

ゼクシィ:結婚式費用の相場

ただし、結婚式はどのような結婚式をしたいかで大きく費用が変動します。あまり貯金が無い状態であれば、相応の結婚式を挙げることも十分に可能です。

また結婚式の費用は、両親からの援助や当日のお祝い金等である程度相殺することができる可能性があります。貯金が乏しいなら、一度ご両親に相談されてもいいかもしれません。

結婚指輪やハネムーンは?

次は結婚指輪やハネムーン(新婚旅行)についてお伝えします。まず結婚指輪は2つ合わせて約24万円程度をかける方が多いようです。また結婚指輪の前に婚約指輪を送る方も多いですが、その費用は約36万円と結婚指輪よりも高くなっています。

ゼクシィ:結婚指輪と婚約指輪の値段

またハネムーンの事情としては、旅行費用とお土産代を合算して約73万円程度をかける方が多いようです。もちろんどこへ何日旅行に行くかで大きく費用は変わります。あなたの経済事情に合わせて選択していきましょう。

親ごころゼクシィ:結婚費用の項目と相場

引っ越し等その他の費用は?

最後は引っ越し費用や新しい家電品の購入など、その他の費用についてお伝えします。いわゆる新生活全般にかかる費用は、およそ150万円程度です。

親ごころゼクシィ:新生活に必要な費用

まとめると結婚式で360万、婚約・結婚指輪で合計60万、ハネムーンで73万、そして新生活費用で150万、総額643万が結婚費用の相場といえるでしょう。

そうなると、少なくとも貯金1,000万は不要といえるのではないでしょうか。また、いずれの費用もあなたの経済事情で大きく金額を変えられますので、結婚にかける費用はあなたの貯金額に合わせることも可能です。

貯金1,000万の有効な使い方

もしかしたら、中には本当に1,000万の貯金をしてから結婚する方もいるかもしれません。ひとまずの貯金は無くても大丈夫ですが、やはり貯金はある方が何かと便利です。そこで本当に1,000万の貯金をしていた場合の、効果的な使い方をお伝えします。

1年分の生活費は普通預金へ

まず1,000万の貯金のうち1年程度の生活費は、緊急資金として普通預金に入れておくことをお勧めします。もしこの先で会社が倒産したり、解雇、うつ病などの傷病で退職してしまう等いつ何が起こるか分かりません。そういった時のためのお金です。

なお、1年分の生活費の金額が分からないという場合は、家計簿を付けながらまずは1年生活をして金額を考えましょう。あるいは夫婦の年収から1年間で貯金できた額を差し引いて考えることも可能です。

ちなみに、家計簿は家計管理や節約にとても大事なものですので、結婚したらなるべく付けることをお勧めします。

出産後に学資保険へ

また奥様が出産された場合、1,000万の一部を学資保険の加入に充てるのもお勧めです。近頃の学資保険は決して利率が良い訳ではありませんが、少なくともこうしておけば別のことに使ってしまうのを予防できます。

なお、先ほどもお伝えした通り教育費の総額は1,000万はゆうに超えるため、学資保険だけで教育費を賄うことは基本的に無理です。日頃から、しっかり家計簿で家計管理をしながら貯金に励まれることをお勧めします。

余ったら投資を検討

中には1,000万以上の貯金をしている方もいるかもしれません。緊急資金を確保し、学費としての学資保険も十分に加入し、それでもなお余った場合は投資を少しずつでもご検討されることをお勧めします。

ライフプラン全体を考えれば、最終的に必要な貯金は老後資金です。そしてこの金額は個人差はありますが、数千万にも上ることが多々あります。結婚しても人生は終わりません。以後も資産形成に励まれることをお勧めします。

それでも結婚への不安が取れない場合

結婚と貯金額は基本的に関係ありませんが、中には結婚しても大丈夫かどうかの判断が取れずに悩まれる方もいるかもしれません。最後に、そんな時の対処法をお伝えします。

FPに家計診断を依頼しよう

結婚しても大丈夫かどうか、どうしても気になる方には、一度FP(ファイナンシャル・プランナー)に家計診断の依頼をされることをお勧めします。

(名称はFPにより差異がありますが)家計診断とは二人が結婚したという前提の元、結婚後が経済的にどのような人生になりそうかをシミュレーションしてもらえるサービスです。

時には悪い結果が出てしまうこともありますが、その場合はどうすれば大丈夫かをFPが教えてくれるでしょう。悩んで結婚を遠ざけるくらいなら、一度FPにご相談されることをお勧めします。

ライフプランを作成する

まとめ

貯金1,000万あるかどうかで結婚の成否は測れません。ひとまず結婚式などの目先のお金があれば十分です。どうしても不安が取れなければFPへの相談も視野に入れて、貯金額に拘らない結婚を目指されることをお勧めします。

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この記事の監修者

明治大学出身。上場保険代理店にて1年目新人賞、2年目社長賞受賞後にFPとして独立。これまで約2,000人と面談、プランニングを手掛ける。一人ひとりの資産設計の参謀として、お金の貯め方・守り方・増やし方などをアドバイスしている。 掲載メディア:ゼクシィ、Lifehacker、みんなのおかねドットコム、RAINBOW Town FM、他

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