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あなたのライフプランは明確?FPが教える結婚前に意識すべき事

ライフプラン上の「結婚」という一大イベントは、その人の人生を左右させるほどに大きなイベントです。それだけに、結婚前は何かと「本当に(この人と)結婚してもいいのか?」と漠然と不安になりますよね。今回はそんな不安を払拭する方法をお伝えします。

この記事の目次

ライフプランは結婚前から大事

多くの人は未来を考えると不安になります。なぜなら「実際にどうなるか分からない」からです。

しかし大事なのは「実際にどうなるか」ではなく、「あなたはどうしたいのか、どうなってほしいのか」になります。その願望に合わせたライフプランを考えましょう。

そもそもどんな結婚生活を希望?

さて、そもそも論としてあなたは「どんな結婚生活」を希望されているでしょうか。何となくのイメージはあるでしょうが、具体的にイメージしたことはあるでしょうか?ぜひ一度しっかり考えてみて下さい。

参考までに一例を挙げると…

  • 毎日の朝晩、2人でしっかりご飯が食べられる生活
  • 共働きで忙しくても、互いに思い合える生活
  • 普段はロクに会話が無くても、週末はいつも一緒な生活

そして…今お付き合いしている方は、そのイメージに当てはめると合いますか?実際にどんな結婚生活を送るかは「相手と生活しながら決まっていく」ものですが、希望と違うほどに苦痛を味わうことになります。この機会にしっかり考えましょう。

今時は3組に1組は離婚

あなたもご存知かもしれませんが、今時は3組に1組は離婚すると言われています。もはや結婚はゴールインではなくなっているのです。

そしてどんなに一方が離婚はイヤだと言っても、もう一方の心が離れてしまえば中々拒絶できません。こう考えると離婚の方が実は簡単であり、だからここまで離婚率が上昇したという背景もあるのです。

もちろん結婚前から離婚のことを考える人などいません。しかしこれほど離婚の可能性も高い時代だからこそ、将来を添い遂げられる相手かどうかが大事になります。そしてその相手かどうかの元になるのが「あなたの希望する結婚生活」なのです。

しっかり考え最適な方と結婚を

ちなみに「未来の結婚生活」を考えて相手を選んでいる人など滅多にいません。多くの場合は「今、好きだから」です。

しかしたまのデートと共同生活は違います。また男女は「結婚への意識」も違うのです。一般的に男性は結婚しても変わらず、女性は結婚したら変わり、母になったらもう一段変わると言われています。

そして、男性は女性に変わらない事を、女性は男性に変わってくれる事を期待してしまうのです。この期待が現実とは逆だからこそ、互いに「こんな人とは思わなかった」となりやすくなっています。

そうならないためにライフプランを意識し、一足先に結婚後の生活をしっかり考え、なるべく共同生活に合う方と結婚できるよう努めていきましょう。

結婚前に考え話し合うべき点

「あなた自身の希望する結婚生活」と共に大事なのが、「相手の希望する結婚生活」です。そしてその2つを掛け合わせ、事前に話し合っておくことが大事になります。

やはりまずは「子供の人数」

真っ先に話し合うべき、そして食い違いやすいのが「欲しい子供の数」です。そもそも子供が欲しいのか、欲しくないのか、欲しいなら何人くらい欲しいのかになります。

一般的な方だと、本当は子供が嫌いであってもつい好きだと言ってしまうでしょうか。しかしここでつくウソは生涯付いて回ります。ウソは言わずに素直な本音を相手にぶつけましょう。

また子供のことを考える時は、「教育費」も考えた上で話し合いましょう。どういう風に育てたくて、そのためにはいくらくらい必要か、などです。互いの経済力に見合わない願望は家計破たんを起こしますから、注意が必要になります。

互いの生活水準と金銭感覚

一般的に意識されにくく、またついつい軽視しがちな「互いの生活水準と金銭感覚」も結婚前に互いに確認しておくべき大事な点です。

これは「男女の年収差」が大きい時には特に大事になります。互いの「普通」が全く違うため、自然と「金銭感覚の相違」が起こりやすくなるためです。

想像以上に金銭感覚の相違は苦痛を伴います。これで離婚する方も多いほどです。普段の生活費や小遣いはいくらか、家計簿は付けているか、貯金をどれだけ意識しているか、などをしっかりと確認しておきましょう。話し合いにくいなら同棲してみるのも手です。

互いの仕事に対する考え方

さらに「互いの仕事に対する考え方」も大事です。共働きでいくのか、一方が専業主婦になるのか、さらに転職や起業の意思はあるのか、などになります。

ちなみにこの点は感情的な部分も大事ですが、それ以上に「数字上、それで家計が生涯成り立つのかどうか」の方がもっと大事です。その考え方を数字に置き換え、その他の願望と合わせて具体的・現実的に考えましょう。

なお、「一方が専業主婦に」というのは、数字上だと近頃は上手くいきにくい傾向にあります。

ライフプランを共有して夫婦円満に

結婚前から大事なライフプランは、結婚してからもやはり大事です。それはなぜなのかをご紹介します。

金銭感覚の相違が離婚に直結

先ほども少し登場した「金銭感覚の相違」ですが、これはなぜ発生するのでしょうか?答えは簡単、皆生まれ育った環境が違うのですから当然です。

では、どうやって改善・矯正すればいいのでしょうか?その一つの手法が「互いにライフプランを意識して将来的なお金を把握し、現在の状況が続けばどうなりそうか」を知る事です。

そうすれば、お金を使い過ぎていれば抑えようとします。また「この程度なら使っても大丈夫」と分かれば、相手のお金の使い方にも寛容になれるでしょう。

目標を共有して夫婦仲を良好に

またライフプランを通して「将来的に必要な貯金額」を知るということは、「夫婦共通の目標を持つ」ことになります。そしてその目標は多くの場合、片方の努力だけではどうにもなりません。だからこそ目標を共有することになります。

夫婦2人で共通の目標に向かって日々努力をする…仲が良い夫婦だからこそできることです。そしてその努力が、夫婦仲の良好さを常に産み出すのです。子供の大学費用や住宅購入費、あるいは老後資金など、分かりやすい目標を設定しましょう。

困難を知っていれば苦痛半減

さらにライフプランを考えていると、妊娠や出産時期、子供の幼少期や大学通い中など、家計的にも肉体的にも精神的にも困難そうな時期があることが事前に予測できます。

そして困難とは予期していれば、知っていれば苦痛は半減するものです。逆に知らない程に「まさかこんなにキツいと思わなかった」と後悔しやすくなります。しっかりライフプランを立て、事前に困難に対する心構えをしていきましょう。

お金の事は話しにくい…その時は

世の中では、まだまだお金の話はタブー視されることがあります。特にプライベートでは尚更でしょうか。最後にそんな時の対処法をお伝えします。

2人でFPに相談しよう

実にシンプルなことですが、家計問題のプロであるFP(ファイナンシャル・プランナー)に相談しましょう。特に2人で行けば、恋人間では聞きにくい質問もFPが代わりにどんどんしてくれるでしょう。もちろんライフプラン設計もFPの業務範囲です。

未来や結婚後に不安があっては中々結婚には踏み切れませんし、踏み切れたとしても離婚の可能性が高まります。それならば思い切ってプロに相談し、安心の上で人生の歩を進めていきましょう。

ライフプランを作成する

ライフプランは結婚前にしっかり考える。いくら備えればいいの?

まとめ

ライフプランは明確であるほどに、人生におけるあらゆる成功率が高まります。それは結婚であっても同様です。なぜなら、それだけ「お金や知識・気持ち等の事前準備ができる」からです。

結婚前からライフプランをしっかり立てて、それを勇気に代えて、ご結婚をお楽しみ下さいませ。

この記事の監修者

明治大学出身。上場保険代理店にて1年目新人賞、2年目社長賞受賞後にFPとして独立。これまで約2,000人と面談、プランニングを手掛ける。一人ひとりの資産設計の参謀として、お金の貯め方・守り方・増やし方などをアドバイスしている。 掲載メディア:ゼクシィ、Lifehacker、みんなのおかねドットコム、RAINBOW Town FM、他

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