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貯金の現在高はどのくらい?貯金に関する統計と基本ポイントのまとめ

今の自分の貯金が平均的な金額なのか知りたいと思ったことはないでしょうか。本記事では、貯金に関する統計データと、統計データを見るときの基本的なポイントを紹介します。また、効率的に貯金を増やすための具体的な方法も知っておきましょう。

この記事の目次

貯金の平均はどのくらい?

貯金について考えるときに、貯金に関する統計データを見ることがあるかもしれません。まずは、貯金の平均と統計データを見るときのポイントを紹介しましょう。

なお、紹介する貯金の統計データは、金融広報中央委員会『2018年・家計の金融行動に関する世論調査』を参考にしています。

各種分類別データ(平成30年) ― 家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](平成19年以降)|知るぽると
各種分類別データ(平成30年) ― 家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](平成19年以降)|知るぽると

平均を下回る世帯が2/3

貯金の平均値は、単身世帯が『744万円』、2人以上世帯が『1430万円』です。しかし、単身世帯で貯金額が700万円未満の世帯は75.5%、2人以上世帯で貯金額が1500万円未満の世帯は65.3%となっており、ともに平均を下回る世帯が2/3程度あります。

平均値を下回る世帯が多いのは、平均値が極端な数値の影響を受けることが原因です。仮に、貯金額が5000円の人が4人、100万円の人が1人いたとしましょう。

この場合、貯金額5000円の人が多いにもかかわらず、100万円という数値によって平均値が20万4000円になります。公的な統計データにおいても、貯金額が高額な人によって平均値が押し上げられているため、平均を下回る世帯が多く見られるのです。

平均値と中央値

前述の理由から、多くの貯金の統計データには、平均値と併せて『中央値』という数値が記載されています。中央値とは、その項目に含まれる数値を順に並べたときに、ちょうど真ん中にくる数値のことです。

単身世帯の中央値は『50万円』、2人以上世帯の中央値は『609万円』という結果になっており、平均値とは数値が大きく異なります。

平均値よりも中央値のほうが、より実態に近い数値であることが多いため、貯金の統計データを見る際には中央値も見ることが重要です。

年代別貯金額の平均

ここでは、20~60代の、年代別の貯金額の平均値と中央値、貯金額別の割合を紹介します。

20代

20代の貯金額の平均値と中央値は以下の通りです。

区分 単身世帯 2人以上世帯
平均値 128万円 249万円
中央値 5万円 111万円

貯金額別の割合も見てみましょう。

保有額 単身世帯(%) 2人以上世帯(%)
貯金なし 45.4 32.2
100万円未満 27.0 13.6
100~200万円未満 10.2 13.6
200~300万円未満 4.2 8.5
300~400万円未満 4.2 10.2
400~500万円未満 1.1 3.4
500~700万円未満 2.3 10.2
700~1000万円未満 1.4 3.4
1000~1500万円未満 1.1 0.0
1500~2000万円未満 0.2 1.7
2000~3000万円未満 0.2 1.7
3000万円以上 0.2 0.0

30代

30代の貯金額の平均値と中央値は以下の通りです。

区分 単身世帯 2人以上世帯
平均値 317万円 660万円
中央値 40万円 382万円

貯金額別の割合も見てみましょう。

保有額 単身世帯(%) 2人以上世帯(%)
貯金なし 39.7 17.5
100万円未満 17.4 5.2
100~200万円未満 8.0 9.1
200~300万円未満 6.0 6.9
300~400万円未満 4.4 9.6
400~500万円未満 3.0 7.4
500~700万円未満 5.3 12.8
700~1000万円未満 3.7 8.9
1000~1500万円未満 5.3 7.7
1500~2000万円未満 1.6 4.7
2000~3000万円未満 2.3 3.5
3000万円以上 1.4 1.5

貯金額1000万円超えの30代の割合は?お金を増やすコツを紹介

40代

40代の貯金額の平均値と中央値は以下の通りです。

区分 単身世帯 2人以上世帯
平均値 657万円 942万円
中央値 25万円 550万円

貯金額別の割合も見てみましょう。

保有額 単身世帯(%) 2人以上世帯(%)
貯金なし 42.6 22.6
100万円未満 12.0 4.8
100~200万円未満 5.9 4.2
200~300万円未満 3.6 3.5
300~400万円未満 2.7 2.7
400~500万円未満 2.0 5.9
500~700万円未満 5.4 10.3
700~1000万円未満 5.7 9.7
1000~1500万円未満 5.0 10.4
1500~2000万円未満 2.0 7.4
2000~3000万円未満 4.3 7.1
3000万円以上 5.2 5.9

50代

50代の貯金額の平均値と中央値は以下の通りです。

区分 単身世帯 2人以上世帯
平均値 1043万円 1481万円
中央値 100万円 900万円

貯金額別の割合も見てみましょう。

保有額 単身世帯(%) 2人以上世帯(%)
貯金なし 39.5 17.4
100万円未満 8.1 4.0
100~200万円未満 5.3 4.5
200~300万円未満 4.8 3.1
300~400万円未満 2.5 4.2
400~500万円未満 2.3 1.9
500~700万円未満 4.8 5.7
700~1000万円未満 3.5 6.9
1000~1500万円未満 7.1 11.1
1500~2000万円未満 2.0 9.3
2000~3000万円未満 6.6 11.6
3000万円以上 10.1 12.2

60代

60代の貯金額の平均値と中央値は以下の通りです。

区分 単身世帯 2人以上世帯
平均値 1613万円 1849万円
中央値 500万円 1000万円

貯金額別も見てみましょう。

保有額 単身世帯(%) 2人以上世帯(%)
貯金なし 26.7 22.0
100万円未満 7.9 2.1
100~200万円未満 5.0 2.5
200~300万円未満 3.4 1.8
300~400万円未満 3.3 2.7
400~500万円未満 2.4 2.2
500~700万円未満 5.7 6.8
700~1000万円未満 4.6 5.5
1000~1500万円未満 8.1 12.0
1500~2000万円未満 4.1 8.2
2000~3000万円未満 7.7 9.6
3000万円以上 18.8 18.6

年収別貯金額の平均

年収別の貯金額の平均値と中央値、貯金額別の割合のデータも紹介します。

300万円未満

年収300万円未満の世帯の平均値と中央値です。

区分 単身世帯 2人以上世帯
平均値 473万円 838万円
中央値 10万円 240万円

貯金額別の割合も見てみましょう。

保有額 単身世帯(%) 2人以上世帯(%)
貯金なし 44.5 34.8
100万円未満 18.7 6.2
100~200万円未満 6.7 4.5
200~300万円未満 3.3 4.5
300~400万円未満 3.5 5.5
400~500万円未満 2.1 3.0
500~700万円未満 3.9 7.4
700~1000万円未満 2.9 5.4
1000~1500万円未満 3.2 7.1
1500~2000万円未満 1.1 4.2
2000~3000万円未満 2.8 6.4
3000万円以上 4.7 7.7

300万から500万円

年収300万~500万円未満の世帯の平均値と中央値です。

区分 単身世帯 2人以上世帯
平均値 738万円 1349万円
中央値 124万円 650万円

貯金額別の割合も見てみましょう。

保有額 単身世帯(%) 2人以上世帯(%)
貯金なし 27.4 19.4
100万円未満 15.6 3.7
100~200万円未満 9.6 4.7
200~300万円未満 6.3 3.7
300~400万円未満 4.9 4.7
400~500万円未満 3.2 4.5
500~700万円未満 6.6 8.9
700~1000万円未満 4.2 8.1
1000~1500万円未満 7.4 11.4
1500~2000万円未満 2.5 6.9
2000~3000万円未満 3.4 8.9
3000万円以上 7.1 12.5

500万から750万円

年収500万~750万円未満の世帯の平均値と中央値です。

区分 単身世帯 2人以上世帯
平均値 1919万円 1536万円
中央値 800万円 827万円

貯金額別の割合も見てみましょう。

保有額 単身世帯(%) 2人以上世帯(%)
貯金なし 16.2 12.6
100万円未満 4.8 3.3
100~200万円未満 6.6 4.3
200~300万円未満 7.0 3.6
300~400万円未満 2.2 4.0
400~500万円未満 0.4 3.7
500~700万円未満 6.6 11.0
700~1000万円未満 7.0 9.6
1000~1500万円未満 9.2 12.7
1500~2000万円未満 5.7 8.9
2000~3000万円未満 12.7 9.6
3000万円以上 18.4 12.6

750万から1000万円

年収750万~1000万円未満の世帯の平均値と中央値です。

区分 単身世帯 2人以上世帯
平均値 3548万円 1937万円
中央値 2100万円 1201万円

貯金額別の割合も見てみましょう。

保有額 単身世帯(%) 2人以上世帯(%)
貯金なし 4.5 9.6
100万円未満 6.8 1.4
100~200万円未満 2.3 2.4
200~300万円未満 9.1 1.0
300~400万円未満 2.3 2.7
400~500万円未満 2.3 3.8
500~700万円未満 0.0 7.9
700~1000万円未満 6.8 7.6
1000~1500万円未満 9.1 16.8
1500~2000万円未満 2.3 12.0
2000~3000万円未満 18.2 13.4
3000万円以上 31.8 16.5

1000万から1200万円

年収1000万~1200万円未満の世帯の平均値と中央値です。

区分 単身世帯 2人以上世帯
平均値 3433万円 2661万円
中央値 1000万円 1700万円

貯金額別の割合も見てみましょう。

保有額 単身世帯(%) 2人以上世帯(%)
貯金なし 18.8 7.3
100万円未満 12.5 0.7
100~200万円未満 6.3 2.9
200~300万円未満 0.0 2.2
300~400万円未満 0.0 2.2
400~500万円未満 0.0 2.2
500~700万円未満 0.0 4.4
700~1000万円未満 0.0 2.2
1000~1500万円未満 18.8 12.4
1500~2000万円未満 0.0 20.4
2000~3000万円未満 18.8 14.6
3000万円以上 25.0 25.5

1200万円以上

年収1200万円以上の世帯の平均値と中央値です。

区分 単身世帯 2人以上世帯
平均値 2940万円 4387万円
中央値 33万円 2700万円

貯金額別の割合も見てみましょう。

保有額 単身世帯(%) 2人以上世帯(%)
貯金なし 50.0 3.8
100万円未満 10.0 2.3
100~200万円未満 0.0 0.0
200~300万円未満 0.0 2.3
300~400万円未満 0.0 2.3
400~500万円未満 0.0 2.3
500~700万円未満 0.0 3.1
700~1000万円未満 0.0 2.3
1000~1500万円未満 0.0 9.9
1500~2000万円未満 10.0 7.6
2000~3000万円未満 0.0 13.0
3000万円以上 30.0 44.3

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タイプ別貯金の仕方

お金の管理が得意な人と苦手な人では、向いている貯金方法も異なります。それぞれのタイプにおすすめの貯金方法を紹介しましょう。

お金の管理が得意な人

お金の管理が得意な人は、すでに毎月の収支を管理して、ある程度の貯金を確保しているかもしれません。このような人は、地道に貯金を続けることも大切ですが、資産運用にも目を向けてみましょう。

例えば、iDeCo(イデコ※)を利用すれば老後の資金作りができるうえに、所得税や住民税の節約ができます。そして、節税できた分を貯金に回せば、今までよりも効率的に貯金が殖やせるでしょう。

(※iDeCoとは、老後の資金作りを目的とした任意加入の私的年金制度です)

イデコってなに|イデコ公式サイト|老後のためにいまできること、iDeCo|国民年金基金連合会

お金の管理が苦手な人

お金の管理が苦手な人は、先取り貯金が確実です。先取り貯金とは、給料が振り込まれたら最初に貯金を済ませ、残ったお金でやりくりするという貯金方法です。

貯金した分も引き出して使ってしまう人、毎月振り込むのが面倒で続かない人は、自動積立定期貯金の利用を考えてみましょう。

自動積立定期貯金であれば、指定日に自動的に貯金用口座に資金が移動されるうえに、引き出しには窓口での手続きが必要で手間がかかります。そのため、貯金の引き出しを防止でき、毎月振り込む手間も省けるのです。

自動積立定期貯金-ゆうちょ銀行

貯金したい人が成功するためのコツ

貯金を成功させるためのコツを知っておくと、より効率的に貯金ができるようになります。

収支を把握する

貯金を増やすために1番大事なのは、『収支を把握する』ことです。お金の管理が苦手な人は、毎月の収支を把握できていないので、貯金に回すお金が残りません。

まずは1カ月分でよいので、家計簿などに収入と支出を書き出してみましょう。すると、収入に対して食費を使いすぎていたり、クレジットカードで買い物しすぎて実は赤字だったりと、家計の問題が見えてきます。

問題が把握できれば解決策も考えられ、貯金に回すお金が確保できるようになるでしょう。

目標を決める

貯金を始めるときには、何のために貯金するのか目標を決めることも重要です。何となく貯金していると目標や使い道が見えないので、貯金のモチベーションが落ちやすいうえ、貯金を簡単に引き出してしまいやすくなります。

しかし、目標や使い道が明確になれば、今の達成率などが目に見えてわかるので、モチベーションが継続しやすくなるでしょう。

口座を使い分ける

貯金を増やしたいときには、『給与振込み用』『引き落とし用』『貯金用』などで口座を使い分けるのもおすすめです。

特に、引き落とし用と貯金用はしっかり分けてください。そうすることで、うっかり貯金を使ってしまうのを防止できます。

また、口座が分かれていれば、通帳記入するだけで収支と貯金額が管理できるので、家計簿をつける手間も省けます。何度チャレンジしても家計簿が続かない人は、口座の使い分けを試してみるとよいでしょう。

固定費の見直し

貯金を増やしたいときに、支出の節約は多くの人が取り組むでしょう。このとき、1番節約効果が高いのは『固定費』です。

固定費とは、家賃やローンの返済など毎月必ず発生する支出です。固定費は金額が高いものが多いこと、毎月必ず支払うものであることから、節約できると家計に余裕が生まれ、貯金に回すお金を確保しやすくなります。

ただし固定費を節約するには、引っ越しや住宅ローンの借り換え、携帯電話のキャリア変更などが必要です。手間や時間、費用がかかるので慎重に検討しましょう。

貯金のためのおすすめアプリ

スマートフォンのアプリには、貯金の継続をサポートしてくれる機能を持つものがあります。上手く活用して、貯金を成功させましょう。

finbee

『finbee(フィンビー)』は、銀行口座と連携する自動貯金サービスです。クレジットカード決済をしたタイミングなど、あらかじめ設定した行動をとったときに、自動的に登録した口座に貯金が行われます。意識せずに貯金ができるので、貯金が苦手な人でも続けやすいでしょう。

しらたま

『しらたま』は、毎日積み立て貯金かおつり貯金のどちらかを選択し、銀行口座と連携させておくと自動的に貯金されていくアプリです。やはり自分で意識せずに貯金ができるので、貯金が苦手な人でも長く続けられるでしょう。

貯金箱で楽しく貯金しよう

家族旅行の費用など、家族で使うための貯金をするのであれば、貯金箱もおすすめです。

子供と工作すると貯めるのも楽しくなる?

子供がいる人は、子供と一緒に貯金箱を手作りすると、皆で楽しく貯金できるようになるでしょう。段ボールなどを活用してもよいですし、市販の貯金箱工作キットを利用するのもおすすめです。

貯金箱コンクールに応募してみよう

子供と貯金箱を作ったのであれば、貯金箱コンクールに応募してみるのもよいでしょう。『ゆうちょアイデア貯金箱コンクール』では、小学生を対象にオリジナル貯金箱の審査をしています。

ただし、ゆうちょアイデア貯金箱コンクールは個人の応募は受け付けていないので、小学校のイベントとして参加することが必要です。

ゆうちょアイデア貯金箱コンクール−ゆうちょ銀行

まとめ

貯金の統計データを見るとき、貯金を増やしたいときには、ポイントをしっかり押さえておくことが重要です。何をするべきなのかを把握して、貯金を成功させましょう。

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