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平均の貯金額が知りたい。年収700万なのに生活が苦しいのは何故?

年収700万円の家計は、贅沢をしやすく貯金しにくいものです。平均収入以上だから大丈夫、という安心感からつい贅沢をしてしまいます。年収700万円でも苦しい家計を改善する節約方法や平均貯金額を参考に、家計を改善しましょう。

この記事の目次

年収700万の人は生活水準が高い

年収700万円は、サラリーマンの平均年収よりも高いです。サラリーマンのうち年収700万円を超える人は20%弱しかいません。そのため、年収700万円は生活水準が高い層と考えられます。

サラリーマンの平均年収は422万

年収700万円の生活水準が高いことは、サラリーマンの平均年収が422万円ということからも分かります。また平均年収は、性別や年齢、雇用形態によっても違うのです。

性別 平均年収
男性 521万円
女性 280万円
年代 平均年収
20~24歳 258万円
25~29歳 351万円
30~34歳 403万円
35~39歳 433万円
40~44歳 460万円
45~49歳 494万円
50~54歳 504万円
55~59歳 494万円
雇用形態 平均年収
正規雇用 487万円
非正規雇用 172万円

上記から分かる通り、年収700万円は、性別・年代・雇用形態に関わらず平均年収以上であり、生活水準が高いといえます。

平成28年分民間給与実態統計調査結果について|国税庁

年収700万の人の平均貯金額

サラリーマンの平均年収より高い年収700万円の人は、どのくらい貯金をしているのでしょうか?年収700万円の平均貯金額を、独身と既婚者でまとめます。

独身の場合

年収700万円前後で独身の場合、平均貯金額は下記の通りです。

年代 年収500~750万円未満 年収750~1000万円未満
20代 630万円 データなし
30代 1128万円 3503万円
40代 1364万円 2761万円
50代 1835万円 3305万円
60代 3191万円 3700万円

20代の年収750~1000万円未満は該当数が少なく、データがありません。全体的には、年代を重ねるごとに着実に貯金額が増えています。

ただし、年収750~1000万円未満の40代のみ、同じ年収の30代よりも貯金額が減少しています。これは、マンションなど住宅を購入する平均年齢である40歳前後のタイミングと重なっていると考えられるでしょう。

設問間クロス集計(平成28年) ― 家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](平成19年以降) | 知るぽると

既婚者の場合

年収700万円前後で既婚者の場合、平均貯金額は下記の通りです。

年代 年収500~750万円未満 年収750~1000万円未満
20代 391万円 170万円
30代 452万円 1122万円
40代 637万円 1069万円
50代 1103万円 1527万円
60代 1833万円 2733万円

独身と比較すると、既婚者の貯金額は全世代を通して少なめです。家族がいる分、住居費・食費・レジャー費など、日ごろかかるお金が全体的に多くなるのが、その理由と考えられます。

また、年収700万円と高収入の夫の場合、妻が専業主婦のケースも多いでしょう。すると、独身の年収700万円よりも生活費の負担感は大きくなります。

設問間クロス集計(平成28年) ― 家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](平成19年以降) | 知るぽると

年収700万でも家計が苦しい理由

年収700万円でも家計が苦しい場合、平均年収以上だから贅沢をしても大丈夫、という意識が働いている場合があります。その結果、年収700万円ではまかないきれない出費をしてしまうのです。

生活が厳しい人のポイント

年収700万円と平均以上の収入があるのに生活が厳しい場合、車・教育費・住居費にお金をかけ過ぎている可能性があります。

車はただ持っているだけでもお金がかかります。

  • 車検
  • 税金
  • 保険料
  • ガソリン代
  • 駐車場代

これらの維持費だけでも、年間30万円前後の出費です。加えて、車をローンで購入している場合には、月々のローンの支払いもしなければいけません。年収700万円だから大丈夫、と安心してハイクラスの車に乗り換えると、さらに出費はかさみます。

子どもの教育費

子どもの教育には、できる限りお金をかけたいと思うのが親心です。しかし、年収700万円だからと小中学校から私立に通わせるのは、負担が大きくなるでしょう。

年間の費用が約32万円ですむ公立小学校と比較して、私立小学校の教育費は約153万円です。その差は120万円以上になります。

高額の教育費を払える家庭が集まる私立小中学校ですから、お付き合いにもお金が必要です。友達が行っているからと習い事や塾通いをしたり、周囲の親に合わせてハイブランドの服を揃えたりしていると、出費はどんどんかさんでいきます。

結果の概要-平成28年度子供の学習費調査:文部科学省

家のローン

家にかかる費用は住宅ローンだけだと考え、借入できる上限金額で住宅ローンを組んでしまうと、年収700万円でも家計は厳しくなります。なぜなら、家は維持費がかかるからです。

  • 固定資産税・都市計画税
  • 地震・火災保険
  • 駐車場代
  • 修繕積立金(マンションの場合)

このようにローンの返済とは別に、月々3万円ほどの支払いが発生します。住宅ローンのことだけを考えていると、この3万円の出費が家計を苦しめるのです。

無駄な出費は早めに抑えて貯金しよう

年収700万円の家庭が、きちんと貯金して計画的に暮らすためには、まずは無駄な出費を抑えましょう。中でも節約効果が出やすく、日ごろの負担感が少ないのが、固定費の見直しです。

保険料を見直す

保険は1度契約するとそのまま、という人が多いです。しかし、ライフステージの変化によって、必要な保障は変わります。そのため、定期的に見直す習慣をつけましょう。

結果、今は不要な保障がついていると判明することがあります。最適なプランへの変更で、保険料を安く抑えられる可能性があるのです。

また、保険料の支払い方法も見直しましょう。保険料は、月々支払うよりもまとめて支払ったほうが割安になります。月払いより年払い、年払いより長期払いにして、保険料の総支払い額を安く抑えましょう。

携帯電話のプランを見直す

携帯電話のプランを見直すのもおすすめです。スマートフォンの料金は、月々8000円ほどのキャリアが多くなっています。しかし、プラン診断をして最適なプランを探すと、もっと安くなる可能性があります。

また、格安SIMのスマートフォンにする、というのも選択肢の1つです。格安SIMなら、大手キャリアと同内容のプランが半額ほどで使えます。

さらに携帯電話料金を抑えたい場合には、そもそもスマートフォンが必要なのか検討してみましょう。日中ほとんど家にいて、ネットはパソコンでの利用がほとんどという場合、ガラケーに契約変更することで料金を大幅に節約できます。

【2019年最新】格安SIMおすすめランキング!速度や料金の違いとは?

無駄な光熱費を見直す

光熱費の見直しもしていきましょう。下記を順に実行していけば、光熱費の無駄を省けます。

  • 電気の契約プラン
  • 古い家電の買い替え
  • 日々の電気の使い方

電気料金のプランには種類があります。契約アンペア数の見直しや、1日のうち電気をたくさん使う時間帯が安くなるプランに変更することで、電気料金の節約になるのです。

家電が古い場合には、買い替えを検討してもいいでしょう。特に冷蔵後・テレビ・エアコンは、消費電力のうち多くを占めています。新しい省エネ型の家電にすれば、電気代を節約できるのです。また、電球をLEDに変えるだけでも効果があります。

日常の暮らしで無駄な電気を使わないことも意識しましょう。誰もいない部屋の電気を消す、エアコンの設定温度を適切にするなど、できることから取り組むだけでも成果が出ます。

まとめ

年収700万円の貯金額は、年代や結婚しているかどうかによって違ってきます。どちらにしても、平均貯金額より貯金が少ない場合には、贅沢をする習慣がついている可能性があるでしょう。

年収700万円だから大丈夫、と甘い見通しをしていると、家計が苦しくなってしまいます。まずは固定費の見直しから始めて、無駄遣いをしない家計にすることです。

平均年収以上の収入がある家庭なら、節約習慣を身につけることで、確実に貯金できるようになるでしょう。

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