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貯金額が少ない夫婦共働きの悩みを解決。将来を見据えた計画の立て方

共働き夫婦が確実に貯金額を増やすには、必要なお金を知ること、そして簡単に貯金できる仕組み作りをすることが大切です。そこで、必要なお金・貯金額・節約方法について解説しています。十分な貯金額を確保するために、将来を見据えた計画を立てましょう。

この記事の目次

将来お金はどれくらい必要?

住宅購入のための資金・子どもの教育費や老後の備えなど、夫婦が用意すべきお金はどれくらいなのでしょうか?

住宅を購入する場合

低金利が続いているため、住宅ローンを組むのに有利なタイミングです。ローンの返済金額が家賃と同程度ということも多くあります。そのため、同じだけ支払うなら、住宅ローンで家を買おうという人が増えているのです。

しかし、だからといって自己資金0での購入はリスクが高過ぎます。頭金なしで購入できるケースもありますが、多くの方が購入価格の1~2割ほどの資金を用意してから購入に踏み切っているのです。4000万円の住宅を購入するなら、最低でも400~800万円ほどの頭金を貯金するのがいいでしょう。

子どもが生まれた場合

子どもが生まれると、子どものための日用品費・おこづかいなど、子育てにかかる費用が必要です。子どもの独立を大学卒業後と考えると、22歳まで子育てにかかる費用が必要になります。子育て費用から教育費を除いた費用は、平均で1640万円です。

また、教育費も必要です。目安として1人1000万円といわれていますが、進学先によって大きな違いがあります。

学校 公立の教育費 私立の教育費
幼稚園 70万1841円 144万7176円
小学校 193万3860円 916万9422円
中学校 143万5662円 398万799円
高校 135万2586円 312万504円
大学 国立269万4800円、公立272万8400円 527万8800円

子どもが全て公立の学校に通ったとしても、教育費は800万円以上です。全て私立であれば2000万円以上になります。また、大学で医学部や歯学部などに進学すると、更に教育費は膨らみます。

子供の学習費調査(平成28年度):文部科学省

独立行政法人日本学生支援機構「平成24年度学生生活調査結果

気になる老後に備えたいお金の額

ゆとりある老後を過ごすのに必要な金額は、およそ1億円といわれています。1億円のうち年金受給額を差し引いた分を貯金として備えておくといいでしょう。共働き世帯はサラリーマンが2人いるのと同じですから、現在の平均受給額では1カ月におよそ28万円受け取れます。

65歳から20年間老後生活を過ごす仮定で計算すると、受け取れる年金の金額は6720万円です。つまり『1億円-6720万円=3280万円』を老後資金として貯金しておくといいでしょう。

ただし、この金額は、老後の生活水準をどのくらいに設定するかで違ってきます。旅行や趣味を存分に楽しみたいなら、もっと貯金が必要かもしれません。逆に今よりも生活費を減らしていいならば、貯金額が少なくても暮らせます。

共働き夫婦の平均貯金額はどれくらい?

共働き夫婦の平均貯金額について、家族構成別に解説します。

30代共働き夫婦の例

世帯主が30代の世帯の平均貯金額は595万8000円です。また、30代の平均収入は、601万8000円となっており、単純に12カ月で割ると、1カ月の収入は50万1500円になります。

理想的な貯金の割合は、手取り収入の15~30%ほどです。上記の例なら、7万6200~15万450円になります。ただし、手取り収入の30%の貯金を目指すなら、節約や工夫が必要でしょう。

統計局ホームページ/平成26年全国消費実態調査

家族構成で貯金額の平均は異なる

平均貯金額は、子どもがいるかいないかでも違います。それぞれの平均貯金額は下記の通りです。

子どもがいる家庭の場合

児童のいる世帯の平均貯金額は、680万円です。全世帯の平均貯金額1033万1000円と比較して、低くなっているのが分かります。子どもがいる分、子育てにお金がかかっている結果といえるでしょう。

それでも確実に貯金するためには、貯め時を知ることが大切です。共働きで子どもがいる家庭の場合、子どもが高校生になるまでが貯め時といえます。子どもが未就学のうちと、小中学生の時期は、教育費が比較的少ない時期なので、貯金しやすい状況です。

小中学校が公立でも、高校は私立へ進学する割合が増えます。また、予備校に通う費用など大学受験のためにお金が必要です。大学の費用も用意しなければいけません。そのため、子どもがいる家庭では、高校生になるまでにしっかり貯金することが大切です。

調査の概要|厚生労働省

子どもがいない夫婦の場合

子どもがいない家庭の場合、まさに今が貯め時です。実際、1カ月に10万円、1年で120万円のペースで貯金できている家庭も多くあります。

30代の平均世帯月収は49万5000円ほどです。貯金額は理想的な割合である15~30%のうち、高めの20%以上を目標にしましょう。子どもにかかる費用がなく、2人だけの暮らしのうちに、できるだけ多く貯金しておくことが大切です。

共働き夫婦の貯蓄チェックポイント

共働き夫婦が貯金をするときに気をつけるべき、プチ贅沢と妻の収入減少について解説します。

贅沢をする癖はないか

共働き夫婦は日常のちょっとした贅沢をしてしまいがちです。2人分の収入があるので、つい気が緩んでしまいます。結果、貯金がなかなかできない、というケースも少なくありません。

  • 使途不明金が多い
  • 人並みの生活をしたい

という場合には、特に注意が必要です。日々の生活に困ることがないので問題が表面化していませんが、実は必要な貯金ができていない可能性があります。本当に必要なことや、家族にとって大切なことに意識してお金を使う習慣を身につけましょう。

出産を機に妻の収入が減る可能性

共働きだから将来も安心、というのは間違いです。今は2人とも働けていますが、出産を機に妻が退職する可能性があります。結婚して退職する女性の割合は減少しました。しかし、第一子の出産を機に退職する女性の割合は46.9%となっています。

また、退職しなかったとしても、産休・育休を取得して仕事を休めば、その分収入は減少します。一時的にではありますが収入が減るのです。そのため、将来的な収入の減少に備えた家計作りをしましょう。

第15回出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)|国立社会保障・人口問題研究所

共働き夫婦で無理せず貯金額を増やす方法

共働き夫婦が貯金を増やすには、夫の収入のみで暮らすこと・光熱費プランを見直すこと・外食を減らすこと、がポイントです。

妻の収入には手をつけない

共働き夫婦が貯金額を増やすなら、妻の収入は全額貯金にまわしましょう。日々の生活費は、夫の収入のみでやりくりするのです。この習慣が身につけば、貯金額が増やせるだけでなく、万一収入が減った場合にも無理なく対応できます。

夫婦間の収入差が大きい場合など、どちらか一方の収入だけで生活するには、少な過ぎる・多過ぎるということもあります。そのときには、2人の収入を合わせて、全体の15~30%を貯金に、それ以外を生活費にしましょう。

共働き夫婦にあった光熱費プランで節約

貯金額を増やすためには、日々の節約も大切です。しかし、共働きでは、まめな節約は続かない場合もあるでしょう。そこで検討したいのが、電気料金のプラン変更です。最適なプランに変更すれば、同じ電力量を使っていても、電気料金が安くなる可能性があります。

共働き夫婦の場合、日中は誰も家にいないという日が多いでしょう。そうした場合、夜~朝にかけての電気代が割安になるプランを選択します。共働き家庭では、出勤前の朝・帰宅後の夜の電力使用量が増えがちです。その時間帯の電気代が割安なプランにすることで、自然と節約できます。

作り置きやワンプレートで外食を減らす

共働き夫婦で食費を節約するには、外食を減らすのが有効です。外食を減らすためには、ごはん作りのルールを決めましょう。

例えば、平日の夕食は、炭水化物・たんぱく質・野菜で作った3品をワンプレートに載せるだけにします。例えば、ごはん・チキンソテー・ほうれん草のおひたし、これで夕飯が完成です。時間のある週末などに、日持ちするおかずを作り置きしておけば、さらに手間が省けます。

また、疲れ果てて帰ってくると、調理する気力も出ない、ということもあります。そんなときでも外食に頼らなくてすむように、レトルト食品を買い置きしておくのもいい方法です。カレーやパスタソースが常備してあれば、簡単に食事ができます。

まとめ

共働き夫婦はプチ贅沢をしてしまいがちで、意外と貯金額が少ない、ということがあります。そこで大切なのが、将来何にどれだけお金が必要で、そのために今どれだけの貯金をするべきか知ることです。子ども・住宅・老後、それぞれにどれだけのお金が必要か分かったら、計画的に貯金します。

貯金は手間がかかると続きません。シンプルで続けやすい仕組み作りが大切です。妻の収入を全額貯金する・光熱費のプランを変更する・無理なくできる方法で自炊する、これだけで確実に貯金できる家計になります。目標に向かって貯金額を増やしていきましょう。

保険・住宅ローン、お金の悩み、現在の家計・老後の家計や将来が
気になるという方は、「お金の専門家」に相談するために、まずは
ライフプランを作成してみましょう。

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