1. Fincyトップ
  2. 家計
  3. 貯金
  4. 銀行に貯金した時の金利はどれくらい?計算方法を解説

銀行に貯金した時の金利はどれくらい?計算方法を解説

銀行にお金を預ける時は、金利のチェックが欠かせません。金利が分かっていれば、利息がいくらになるか計算して出すことができるからです。今回は、貯金をするなら必ず把握しておきたい金利の種類と、利息の付き方によって異なる計算方法を解説していきます。

この記事の目次

金利とは何か

そもそも金利とは何なのでしょうか。辞書を引いてみると、預金に対する利子・利息、元金に対する利子の比率、利率、などと定義されています。

1 貸金・預金に対する利子。利息。「金利がかさむ」
2 元金に対する利子の比率。利率。「金利を引き下げる」

出典:きんり【金利】の意味 - goo国語辞書

元金とは、利子や利息を得ることを目的として銀行に預け入れるお金のことを指し、元本と呼ばれることもあります。この元金に対して発生する、利子・利息の割合を、金利と呼んでいます。

利子と利息は、ほぼ同じ意味で使われています。利子も利息も、貸し借りしたお金に対して発生する料金を表していますが、一般的には、借りたお金に対して払う料金を利子、貸したお金に対して受け取る料金を利息、と呼び分けることが多いようです。

◇「御利息は通帳に記入します」「債券の利息」など、金融機関では「利子」でなく「利息」を用いるのが普通である。◇「利子を付けて返してやらあ」「利子はいらねえ」など、日常用語としては「利子」を使うことが多い。

出典:りし【利子】の意味 - goo国語辞書

金利の種類と計算方法

利息の計算方法を知るために、まずは金利について知っておく必要があります。

金利には、固定金利と変動金利の2種類があります。また、利息の計算方法には、単利と複利の2種類があります。お金を銀行に預けて増やそうとする時、より多くの利息を得るためには、どの金利を選べばよいのでしょうか。

まずは、固定金利と変動金利の違いについて見ていくことにしましょう。

固定金利と変動金利の違いは?

固定金利と変動金利の大きな違いは、固定金利は金利が固定されているのに対して、変動金利は金利が固定されておらず変動するという点にあります。それでは、固定金利と変動金利がどのように違うのか、さらに詳しく見ていきましょう。

固定金利とは?

固定金利とは、元金を預け入れた時の利率で金利が固定され、満期まで変動しない金利です。そのため、満期まで預け入れると利息がいくらになるのか、簡単に算出することができます。

また、固定金利は、満期時に金利が下がっていた場合でも、元金を預け入れた時の利率に基づいて計算された利息を受け取ることができる、というメリットがあります。

しかし、満期までに金利が上がっていた場合は、元金を預け入れた時の低い利率に基づいて利息が計算されるため、受け取れる利息が少なくなってしまう、というデメリットもあります。

変動金利とは?

変動金利は、一定期間ごとに利率が見直され、変動する金利です。5年や10年など長期間に渡ってお金を預け入れる定期預金で採用されることが多く、半年や1年ごとに利率の見直しと変更が行われ、変更された利率に基づいて利息が計算される形になっています。

ただし、変動金利の場合、元金を満期まで預け入れた時に受け取ることができる利息の金額を、預け入れる時点では正確に知ることはできません。固定金利と比べると、利率がどう変動したのかによって、受け取ることができる利息の金額は大きく変わってくるからです。

お金を預け入れた時より利率が高くなっていれば、受け取れる利息も多くなりますが、逆に利率が低くなっていた場合には、受け取れる利息も少なくなってしまいます。

単利と複利、計算方法の違いは?

利息の計算方法には、単利と複利の2種類があります。単利と複利では、利息の付き方が異なっています。具体的には、どのような違いがあるのでしょうか。

単利とは?

単利とは、預け入れた金額にのみ付く利息の付き方を指します。

1年間の金利が1%の時に100万円を元金として預け入れたと仮定すると、1年後に受け取れる利息は1万円です。2年目には、最初に預け入れた元金100万円に1%の利息が発生するので、1年目と同額の1万円を利息として受け取れることになります。

複利とは?

複利とは、最初に預け入れた元金に付いた利息を次の預け入れ期間の元金とし、元金自体を増やしていく利息の付き方を指します。

単利で挙げた、1年間の金利が1%の時に元金として100万円を預け入れた例と比較すると、1年後に受け取れる利息は、単利で預け入れた場合と同額の1万円です。しかし2年目には、最初に預け入れた元金100万円に利息の1万円を加えた101万円が元金となるので、1年目よりも多い1万100円を利息として受け取れるのです。

金利の計算で注意すべきことは?

固定金利で単利の場合、最初に預け入れた元金の金額に金利を乗じることで、受け取る利息がどれくらいの額になるのかを計算することができます。また固定金利で複利の場合も、元金が増えていきますが金利は固定されているので、利息の計算はそれほど複雑にはなりません。

一方、変動金利の場合には、最初に元金を預け入れた時点から金利がどのように変動するかは分からないため、利息を計算することができません。また、複利の場合には、金利の変動によって元金も変動することになるので、利息がいくらになるのかを正確に計算することは、かなり難しくなると言えます。

なお、利息には所得税が課税されることが法律で定められています。実際に受け取る利息の金額は、所得税を引いた後の金額となりますので、注意が必要です。

まとめ

お金を銀行に預け入れる時には、預け入れる期間や金額によって、どういう形で預け入れるのが一番利息が高くなるのか、よく検討する必要があります。

金利が下がる傾向にある時には、固定金利で預け入れておくと金利が高い時の利率で利息を受け取れる可能性が高くなります。逆に、金利が上がる傾向にある時は、変動金利で預け入れておく方が、満期まで預け入れた際に受け取れる利息は多くなる可能性があります。

しばらく使う予定がないお金を預ける場合は、利息だけを受け取る単利よりも、元金が増えていく複利の方が、最終的に受け取れる利息は多くなります。しかし、預け入れる期間が短い場合には、単利と複利の間でほとんど差が出ないこともあります。

金利から利息を計算する方法を知っていると、効率良くお金を増やすにはどうすればいいか考えるのにも役立ちます。今の預貯金でどれくらいの利息が付くのか、試しに計算してみませんか?

貯金の金利はどれくらい?金利が高い銀行で賢くお金を増やそう

この記事の監修者

明治大学出身。上場保険代理店にて1年目新人賞、2年目社長賞受賞後にFPとして独立。これまで約2,000人と面談、プランニングを手掛ける。一人ひとりの資産設計の参謀として、お金の貯め方・守り方・増やし方などをアドバイスしている。 掲載メディア:ゼクシィ、Lifehacker、みんなのおかねドットコム、RAINBOW Town FM、他

保険・住宅ローン、お金の悩み、現在の家計・老後の家計や将来が
気になるという方は、「お金の専門家」に相談するために、まずは
ライフプランを作成してみましょう。

関連するお金の記事

関連するお金の相談

貯金の人気記事

カテゴリ

家計