1. Fincyトップ
  2. 家計
  3. 貯金
  4. 貯金額50代の平均はどれくらい?将来も安心のライフプランを紹介

貯金額50代の平均はどれくらい?将来も安心のライフプランを紹介

50代になると一般的にはどのくらいの貯金額があるのでしょうか?定年退職が近づいてくるこの年代では、どのようなことを意識してどのくらい貯金するべきなのか解説します。50代からのライフプランについて知り、老後の不安を解消しましょう。

【2018年最新】 ▼当サイトで人気のライフプランサービス

この記事の目次

平均貯金額を知る

50代の平均貯金額はいくらなのでしょうか。夫婦・独身別の平均貯金額を解説します。

50代夫婦の場合

50代夫婦の平均貯金額は、1325万円です。定年退職を意識し始める年代ですので、多くの家庭ではある程度の貯金を用意していることが分かります。子育てが一段落し、専業主婦だった妻が働き始めることで、貯金額が増えたという世帯も増える年代です。

ただし、50代の貯金額の中央値は501万円で、平均貯金額と800万円以上の開きがあります。これは、50代でも貯金がゼロという家庭が多くある、ということの表れです。

50代夫婦世帯は、老後を見据えた貯金をしているということが、平均貯金額から分かります。しかし、中には教育ローンや住宅ローンの負担が大きく、貯金をする余裕がない、という世帯も多くあるようです。

独身の場合

独身の場合には、平均貯金額はいくらなのでしょうか。男女別にみていきます。

50代男性の場合

独身の50代男性の場合、平均貯金額は50代前半と後半で大きく差があります。50代前半は1500万円、50代後半は2000万円が平均貯金額です。

また、50代の独身男性は、金融資産の保有率が高いという特徴もあります。単に貯金をしているというだけでなく、株や債券などの金融商品を持っている方が多いのです。それだけ、資産の管理という点に意識の高い人が多い、といえるでしょう。

ただし、こちらはあくまでも平均貯金額です。50代夫婦の場合と同様、貯蓄ゼロの世帯もあります。

50代女性の場合

50代の独身女性の場合、平均貯金額は700万円です。独身男性の貯金額と大きな差がありますが、これは、収入格差が浮かび上がっている結果と考えられます。

50代になると、男性は管理職に就くケースが増え、収入も増えます。しかし、女性の場合には管理職登用率が低く、50代になったからといって収入が増えるわけではないので、平均貯金額も低いのです。

独身女性の場合、男性と比較すると、車など他の資産に対する支出が少ない傾向にあります。そのため、収入が男性より少なくても、平均貯金額は700万円とある程度の貯金があるという結果が出ていると考えられるのです。

老後の支出と収入

50代の貯金額は、老後の生活を左右します。そこで、老後の支出と収入についてみてみましょう。

老後の毎月の支出額

老後の毎月の支出額は、夫婦2人の世帯で約26万円、独身世帯で約16万円です。内訳は下記の通りとなります。

費目 夫婦世帯 独身世帯
食費 6万4444円 3万5418円
住居費 1万3656円 1万4538円
水道光熱費 1万9267円 1万2989円
家具・家事用品 9405円 6098円
衣類・履物 6497円 3808円
保健医療 1万5512円 7936円
交通・通信 2万7576円 1万3148円
教養娯楽 2万5077円 1万6852円
教育費 15円 0円
交際費 2万7388円 1万7528円
その他 2万6643円 1万3883円
税金・社会保険料 2万8240円 1万2544円
合計 26万3717円 15万4742円

出典:統計局ホームページ/家計調査報告(家計収支編)―平成29年(2017年)平均速報結果の概要―

年金について

老後の生活を支える収入のひとつに年金があります。現在(2017年時点)、老後の生活をしている夫婦や独身世帯が受け取っている年金の平均額が下記です。

  • 夫婦世帯:19万1880円
  • 独身世帯:10万7171円

夫婦でも独身でも、先にみた支出額と比べると、年金の金額はとても少なくなっています。しかも、年金の支給開始年齢はどんどん上がっているのです。つまり、これから年金を受け取る予定の50代の場合には、現在の支給金額よりも少ない金額になることが予想されます。

定年までに必要な貯金額は?

年金の支給額は、平均的な1カ月の支出よりも少ないということが分かりました。それを踏まえて、定年までに貯めておきたい貯金額を計算します。

50代夫婦の場合

50代夫婦が65歳から老後生活を始める想定の場合、老後資金としておよそ3500万円の貯金が必要です。老後資金の計算式は『毎月の赤字金額×12カ月×25年(平均寿命を考慮した老後の生活期間)+介護費用2人分+葬儀費用2人分』で計算します。

先の例で月々の赤字額を計算すると7万1837円になります。また、介護費用は1人分466万円、葬儀費用は1人分196万円とします。

これらの数字を計算式にあてはめて出る金額が3479万1100円となり、およそ3500万円なのです。

50代独身の場合

50代独身で老後生活を想定した貯金をする場合には、定年までにどのくらいの貯金をすべきか計算します。

50代独身男性の場合

男性の平均寿命は81.09歳です。平均寿命よりも長生きの85歳まで老後生活を送ることを想定すると、65歳から20年間暮らせるだけの貯金を用意することになります。

老後生活を送る独身の支出と収入から計算する赤字分は4万7571円です。こちらに介護費用と葬儀費用をたして、目標の貯金額を計算しましょう。

これらの数字をあてはめて計算すると『4万7571円×12カ月×20年+介護費用466万円+葬儀費用196万円=1803万7040円』となり、およそ1800万円の貯金額が目標となります。50代までに貯めた貯金額や、退職金で受け取れる金額を差し引くと、定年までに貯金するべき金額が分かります。

50代独身女性の場合

女性の平均寿命は87.26歳です。90歳まで老後生活を送るとすると、65歳から25年間になります。よって、独身男性同様に老後に必要な貯金額の計算をすると、2089万1300円です。

そのため50代の独身女性の場合には、定年退職までに2100万円を目標に貯金をするのが理想です。こちらも、50代までに貯めた貯金や退職金を差し引くと、これから退職までに貯めるべき金額が分かります。

目標額に向けて毎月の貯金額を決める

定年退職までに貯金しておくべき金額が分かったら、目標額に向けて貯金を始めましょう。確実に目標を達成するためには、月々の貯金額を決めて、積み立てをすることが大切です。

1年毎の貯金額を考える

老後資金の貯金をするためには、まず毎年の貯金額をいくらずつにするのか、1年毎に計算しましょう。子供の教育ローンや住宅ローンが残っている場合には、それらを考慮して、無理のない範囲で確実に目標達成できる計画を立てていきます。

定年までに貯めるべき金額は、現在の貯金額と目標額の差で求められます。例えば夫婦の老後資金3500万円を貯める場合、これまでの貯金が1200万円、退職金が800万円見込めるのなら、差額は1500万円です。

65歳の定年まで50歳から1500万円を貯めるためには、毎年100万円貯金すれば可能です。毎月8万5000円貯金し続ければ、目標達成できます。

50代主婦でも働くことも考えてみる

もしも夫の収入のみでは目標金額に達しないという場合には、50代主婦でもパートに出ることを考えてみましょう。

今、50代主婦は、貴重な人材として積極的に採用されています。子育てが落ち着いた年代なのでフルタイムで安定的に働けますし、家事や育児の経験を活かした対応力の高さが評価されているのです。

パートとして時給1000円で1日5時間、週に3日働いた場合、1カ月の収入は約6万円です。6万円多く貯金できれば、老後資金の目標達成までのハードルがグッと下がります。

老後でも資金は貯められる

定年退職を迎え、老後生活をする年齢になっても、目標貯金額を達成できていないケースもあります。そんな場合でも安心してください。老後生活に突入してからでも、資金を貯めることは可能です。

定年退職を迎えた65歳以降でも仕事をすることはできます。そのため、老後資金用の貯金が足りない場合には、仕事をして収入をカバーしましょう。

最近では、シニア向けの求人サイトも開設されています。体力的に無理なく稼げる仕事で、充実した毎日を送りながら老後資金の補填ができます。もしも、夫婦2人で毎月6万円ずつ働くことができれば、1年間に144万円も貯金が可能です。

まとめ

50代の平均貯金額は、夫婦世帯で1325万円、独身男性で1500~2000万円、独身女性で700万円です。しかし、全ての世帯でこれだけの貯金がされているわけではありません。もしも十分な老後資金が貯められていない場合には、パートに出る・退職後も仕事をする、といった方法で老後資金を確保していきましょう。

保険・住宅ローン、お金の悩み、現在の家計・老後の家計や将来が
気になるという方は、「お金の専門家」に相談するために、まずは
ライフプランを作成してみましょう。

関連するお金の記事

関連するお金の相談

貯金の人気記事

カテゴリ

家計

確定申告の対策期限まで、残り 15日です。

確定申告の準備を早く終わらせましょう。お問い合わせ夜間対応もあり