働くお父さんにおすすめの節約術
サラリーマンのおこづかいは平均でおよそ3万9000円です。限りあるおこづかいを節約し、有意義に使うための方法を紹介します。
一番の節約ポイントは昼食代
サラリーマンのおこづかいには、昼食代が含まれていることが多いものです。昼食代の平均はおよそ600円前後です。1カ月に20日間出勤したとすると、必要な昼食代は1万2000円になります。おこづかいの1/3近くが昼食代に消えてしまうのです。
そこで、サラリーマンがおこづかいを節約するなら、昼食代の節約を考えましょう。昼食代の節約でまずできるのは、外食をやめてお弁当を持参することです。ごはんは必ず炊いておく・夕食のおかずを取りおいて利用する、という2点を実践するだけでお弁当づくりができます。
お弁当を作るのが面倒という場合でも、ごはんだけ持っていっておかずを買う・インスタント味噌汁を活用する・スーパーのお得な袋麺を昼食にするなど、様々な節約の工夫ができます。
飲み会は上限金額を決める
飲み会の金額は1回で5000円など高額になりがちです。そのため、飲み会代を節約できると、おこづかいの節約がスムーズにできます。
飲み会代の節約では、1カ月の上限金額を決めておきましょう。1万円と決めたなら、その範囲内で飲み会に参加するようにします。
とはいっても、つきあいなどもあり、なかなか誘いを断れないということもあるでしょう。そうしたときには「節約のために」といったことは出さず「今日は家族と過ごす約束だから」など、プライベートを大切にしたいという意思表示をするのもひとつの方法です。
定期代も有効活用
通勤定期を買うときには、同じ金額で買えるギリギリの区間まで購入しておきましょう。定期の料金は区間距離によって段階分けされているので、通勤で乗る駅・降りる駅の先まで買っても同じ値段ということがあるのです。
例えば、通勤するのとは逆方向に1駅行くとショッピングセンターがあり、休日によく利用しているとします。定期の料金は、自宅の最寄り駅まで買っても、ショッピングセンターのある駅まで買っても同じ金額です。そうした場合には、ショッピングセンターのある駅まで定期を買っておくと、休日の交通費を節約できます。
注意しておきたいのは、会社に定期のコピーを提出しなければいけない場合です。通勤の区間と定期券に記載されている区間が違うことで、揉めてしまう可能性があります。
節約しておこづかいをやりくり。サラリーマンにおすすめの節約術
主婦におすすめの節約術
主婦が日常で実践できる節約術は様々です。ここでは、ネット通販のお得な利用法と、おこづかいサイトの活用法について解説します。
ネット通販を活用する
ネット通販をうまく活用すると、お得に買い物ができます。
欲しい洋服を最安値で購入
ネット通販では、欲しい洋服を最安値で購入できます。お店で最安値を探そうと思うと手間ですが、ネットなら簡単に比較できるからです。最安値の洋服を探すためには、季節や時期ごとの価格変動をマメにチェックしておきましょう。
また、注意したいのは、最安値の洋服という理由で買わないことです。必ず気に入ったものを買います。好みに合わない服は着ないものです。使わないものは、どれだけ安くても無駄になるので、節約には逆効果になってしまいます。
日用品はまとめ買いで送料無料
日用品の買い物は、ネット通販の利用で、時間・労力を減らすことが可能になります。トイレットペーパーや洗剤などは、重くて持ち運ぶのが一苦労です。そこで、1カ月に1度など、タイミングを決めてまとめ買いすることを考えてみましょう。
マメにチェックしていると、タイムセールのタイミングで購入し、お店に行くよりもお得に買えることがあります。気になる送料も、まとめ買いすることで『5000円以上の購入で送料無料』などの特典の利用が可能です。
おこづかいサイトで稼ぐ
単に使うお金を減らすだけでなく、おこづかいサイトを活用することで、使えるお金を増やすことができます。おこづかいサイトでは、会員登録やクレジットカードの作成・ショッピングなどでポイントを貯められます。このポイントを現金や商品券などに交換できるのです。
ネット通販で日用品を買うだけでもポイントが貯まるサービスもあります。日常的に使うサービスでうまくポイントを貯めて、おこづかいを稼ぎましょう。5000円くらいであれば、比較的稼ぎやすい方法です。
大学生におすすめの節約術
大学生になるとアルバイトも可能です。しかし、アルバイトばかりしていると、本来すべき勉強に時間を割けなくなってしまいます。そこで、賢く節約することが大切になります。
クレジットカードを作る
大学生になったら、クレジットカードを作るのがおすすめです。大学生になると、これまでにはなかった出費が増えます。特に、一人暮らしの場合には、生活にかかる出費が大きくなります。
- 家賃
- 公共料金
- 携帯代
- 通学定期券
これらの出費の支払いを全てクレジットカードで行うと、1カ月で10万円近くをクレジットカードで支払うことになります。クレジットカードでの支払いはポイントが貯まるので、ポイント分だけ節約したのと同じ効果があるというわけです。
1カ月に10万円をクレジットカードで支払ったとして、1%のポイント還元率だった場合、1カ月で1000ポイント貯まります。1年間だと1万2000ポイントです。ポイントを支払いに充当したり、商品券と交換したりすれば、日常の買い物に使うこともできます。
飲み会は幹事役で出席する
大学生になると、サークルやゼミなどで飲み会が開催されます。アルバイトをしている場合には、バイト仲間との飲み会もあるでしょう。そうした飲み会では、ぜひ積極的に幹事をしましょう。
幹事になれば、会計係として最後の支払いを行います。そのときに、クレジットカードで支払うのです。そうすれば、全員分の飲み会費用でポイントを貯められます。
1人4000円の飲み会で20人が集まった場合、全員分の料金は8万円です。ポイント還元率1%の場合、1回の飲み会だけで800ポイント貯められます。
スマホ代を節約する
スマホ代は大手キャリアで契約すると、7000円ほどの料金になります。一方、格安SIMで契約すると、同程度の内容でも2000円ほどで契約できるのです。すると、格安SIMに乗り換えるだけで、毎月5000円の節約になります。
契約中のプランや、スマホの使い方によって、乗り換えが節約につながるかどうかは違ってきます。しかし、固定費の見直しは節約の基本ですので、まずは今契約中のプランとスマホの使用状況について確認してみるといいでしょう。
節約生活でおこづかいを貯めよう。大学生でもできる節約術とは?
高校生や中学生の場合
高校生や中学生ですと、おこづかい以外の収入があるというケースはとても少ないはずです。そのため、おこづかいをしっかり管理し、無駄遣いしないということが重要になります。
おこづかい帳をつけてみる
まずはおこづかい帳をつけることを習慣にしましょう。おこづかい帳をつけるメリットは主に3つあります。
- 無駄遣いが分かり減らすことができる
- お金を計画的に使えるようになる
- 目標に向けた貯金ができる
高校生のおこづかいの平均は5000円ほど、中学生のおこづかいの平均は2000~3000円ほどです。無計画に使っていると、いつの間にかなくなってしまいます。そこで、おこづかい帳をつけて、何にどれくらいお金を使っているのかはっきりさせるのです。
おこづかい帳はお気に入りのノートを使ってもいいですし、スマホアプリを使うのも便利でしょう。簡単に続けられる方法で、欠かさずつける習慣を身につけてください。
コンビニでの無駄遣いをやめる
コンビニでの買い物を減らすだけでも、おこづかいは節約できます。コンビニで買えるお菓子やジュースは、ひとつずつは100円程度で少額です。しかし、学校帰りに毎日100円をコンビニで使ったら、1カ月で2000円になってしまいます。
そのため、コンビニに寄る回数を減らし、できるだけお菓子やジュースの出費を減らしていきましょう。コンビニは、ついで買いもしやすいものです。コンビニに行かなければ、ついつい買ってしまう、ということもありません。
お金のかからない遊び方を身につける
放課後や休日に友達と遊ぶときに、毎回カラオケやカフェに立ち寄っていたら、おこづかいが足りなくなってしまいます。そこで、友達とお金のかからない遊び方を工夫しましょう。
釣りやスポーツを楽しむのもいいですし、公園でピクニックをするのもいいでしょう。また、図書館など公共施設をうまく利用するのもおすすめです。
友達どうしの家が近いのであれば、それぞれの家で集まっておしゃべりをしたりゲームをしたりするだけでも楽しめます。友達の家であれば、カフェのように時間を気にしなくていいですし、お菓子を少しずつ持ち寄るくらいで、飲み物代などのお金は必要ありません。
まだあるおこづかい稼ぎや節約の方法
おこづかい稼ぎや節約の方法は、他にもたくさんあります。インターネットや本の情報をもとに、自分に合った方法で取り組みましょう。
ブログは情報の宝庫
インターネットでは多くの人が情報を発信しています。節約方法についてブログを運営している人も多く、参考になる節約方法がたくさん紹介されているのです。
- 節約料理に取り組む人
- 断捨離が節約につながっている人
- おこづかい稼ぎに取り組んで節約効果を高めている人
節約にも様々なスタイルがありますので、自分に合った情報をみつけて、暮らしに取り入れてみましょう。
便利なお得ネタ図鑑
節約情報を書籍から得る方法もあります。例えばこちらの『節約!お小遣い稼ぎ!お得ネタ図鑑 Kindle版』には、ポイントの貯め方からクレジットカードの活用方法まで、様々な節約・おこづかい稼ぎの方法が掲載されています。
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たくさんの節約方法の中から、取り組みやすいものを選び、実践してみましょう。少しずつ取り入れていくことで、節約を積み重ね、効果をあげることができます。
まとめ
一般のサラリーマン家庭の場合、収入が大きく増えることはまずありません。ということは、おこづかいの金額が大幅アップするということもないのです。そのため、おこづかいは上手に節約して、本当に欲しいもの・やりたいことのために使えるようにしましょう。
インターネットや書籍には、ここで紹介した節約方法以外にも、様々な方法が紹介されています。日々の暮らしの中で取り組みやすい方法を選び、節約やおこづかい稼ぎをしましょう。