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貯金のコツは中央値から。20代から始める貯金のすすめ

20代は今を生きるだけで精一杯になりがちで、貯金のことまで考えられないかもしれません。しかし、20代から貯金の計画を立てれば、将来のビジョンが明確になります。同世代の貯金実態を知るための中央値や、貯金の具体的なコツについてまとめました。

この記事の目次

貯金額の平均値と中央値

貯金額のデータを見る際、最初に確認しておきたいのが平均値と中央値です。平均値は、すべての値を足したデータを個数で割ったもの、中央値はすべてのデータを順番に並べた中央の値です。

たとえば、3人の貯金額がそれぞれ50万円・20万円・500万円だったとします。この3人の平均値は、(50+20+500)÷3=190万円となります。

中央値の場合、500万円・50万円・20万円の中央の値は50万円です。

なお、金融広報中央委員会が実施した2017年の調査によると、単身世帯における各年代の貯蓄額の平均値と中央値は以下のとおりです。

年代 平均値 中央値
20代 142万円 0円
30代 589万円 83万円
40代 936万円 30万円
50代 1342万円 130万円
60代 1835万円 300万円

2人以上世帯における各年代の貯蓄額の平均値と中央値は、以下のとおりです。

年代 平均値 中央値
20代 321万円 77万円
30代 470万円 200万円
40代 643万円 220万円
50代 1113万円 400万円
60代 1411万円 601万円

(※金融資産保有なし世帯を含む数値)

家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査]平成29年調査結果|知るぽると
家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査]平成29年調査結果|知るぽると

平均値と中央値の違いとは

平均値は全体の均等な値が出ますが、極端に貯金額が多い人がいると全体が押し上げられてしまいます。

それに対し中央値は、極端な値の影響が少なく、平均値より実態に近い数値が出ます。貯金額のデータを見るときは、平均値だけでなく必ず中央値も確認しましょう。

20代の統計をチェック

20代の貯金額の統計を見ていきましょう。

20代の場合

先述した金融広報中央委員会のデータによると、20代単身世帯の貯蓄額は、平均値142万円、中央値は0円で、貯金がない人が多くいることがわかります。

しかし、これは貯金などの金融資産が全くない世帯を含めたデータで、貯金のある世帯に絞ったデータだと平均値が363万円、中央値は170万円と一気に上昇します。

このデータを見ても、しっかり貯金している人とそうでない人では20代で大きな差があることがわかります。

家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査]平成29年調査結果|知るぽると

男性・女性の場合

同じ20代でも男性と女性とで、貯金額が異なります。総務省統計局の2014年の調査によると、貯金額の平均値は男性166万円、女性120万円です。

こちらは金融資産の有無で調べたデータはありませんが、20代全体のデータと近い値となっており、貯金をしている世帯としていない世帯では、同様の差があると思われます。

給与は男性のほうが女性より高く、支出額は男性よりも女性のほうが多くなっていることなどが、貯蓄額の差につながっています。

統計局ホームページ/平成26年全国消費実態調査関連情報

夫婦(2人以上世帯)の場合

夫婦(2人以上世帯)と単身世帯でも差があります。20代の夫婦世帯の貯金額は、平均値が321万円、中央値は77万円です。

単身世帯と比べると、2人分が合計されているとはいえ、夫婦世帯のほうがしっかりと貯金をしているのがわかります。

また、貯金がある世帯のみを対象に絞ると、平均値は524万円、中央値は300万円です。中央値は4倍近い差があり、貯金をしている家としていない家の違いは明らかです。

家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査]平成29年調査結果|知るぽると

今から始める貯金のすすめ

20代のうちは学生であったり、社会人になって間もなかったりすることから、貯金額は少ない傾向にあります。

しかし、将来のことを考えれば、20代のうちから貯金を計画的に始めていくことが大切です。

明確な目標が大切

貯金を始める際は、まず何のために貯金をするのか、具体的な目標を決めことが重要です。そうすることで、毎月いくら貯金していけばよいのか、計画が立てやすくなります。

たとえば、20代前半に軽自動車を買い、20代後半に結婚、30代には家を購入すると決めたとします。

そうなると20代前半には約120万円、20代後半には結婚式の費用で約360万円、30代には2000万円の家だとローンの頭金で200〜400万円程度必要です。

漫然とお金を貯めようと考えるのでなく、人生に必要なものを見定め、そのために貯金を増やしていくようにしましょう。

車購入|諏訪信用金庫
「結婚の費用」基礎知識|ゼクシィ
年収でわかる ローンの目安と「買える金額」 | マイホーム購入マニュアル | SUUMO

貯金を増やすコツ

目標額が決まったら、いよいよ実際に貯金をしていきます。貯金を増やしていくコツは、自分が普段何にお金を使っているかを、しっかり把握しておくことです。

まずは、家賃など生活に必要な費用と、趣味で使うお金など、必ずしも必要でない支出を分けていきます。家計簿をつけると収支を把握できるので、PCやスマートフォンの家計簿アプリなどを活用しましょう。

支出項目の整理ができたら、無駄にかかっている費用を削っていきます。たとえば、携帯電話を格安SIMに切り替えるなどすれば、毎月5000円以下に抑えることも可能です。

また、「今は使っていないけれど後で使うかも」という理由で、継続していたサービスなども解約しましょう。自分の生活に必要なものを見直せば、節約できる費用が見えてきます。

楽天モバイル: SIM(格安SIM)

お金の知識は必ず役立つ

金利や保険、金融商品など、お金に関する知識を身につけておきましょう。金利の知識があれば、金融機関にお金を預けるときや住宅ローンを組むときにサービスを比較して、よりよいものを選ぶことができます。

また、保険は予期しない出来事が起こったときの備えになるだけでなく、控除を活用すれば節税になるほか、貯蓄型の保険では、銀行に貯金するよりも大きい利回りを得ることもできます。

さらに、株やFX、先物取引など金融商品の知識があれば、儲かる相場が訪れた際に利益を狙うことが可能です。

今すぐには役に立たなくても必要になるときが来るので、貯金も含めたお金の知識に詳しくなりましょう。

まとめ

20代だと日々の生活のことでいっぱいで、貯金をする余裕までない人も多いでしょう。しかし、若いうちから備えておけば、そうしなかった場合と比べて、10年後・20年後の差は確実に大きくなります。

貯金をすることは、自分の生活や人生を見つめるきっかけになります。お金で後悔しないよう、若いうちから貯金を始めましょう。

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