クレジットカードで決済をキャンセルする方法。返金のタイミングは?

クレジットカードで購入した商品を返品したい場合、お店に連絡するかクレジットカード会社に連絡するか迷うところです。今回はキャンセル処理の仕組みと、実際に返金されるまでの期間、手数料の有無について説明していきます。

返品によるキャンセルの場合

クレジットカードで買い物をしたときの取り消し処理は、現金で買い物したときよりも手間と時間がかかります。時間がかかると本当に手続きできているのか不安になります。そこで返品処理について見ていきます。

購入した店舗で返金処理を行う

商品を返品する場合は、商品を購入した店舗で返品手続きをします。クレジットカード会社に直接連絡して、購入の取り消しをしてもらう必要はありません。

返品の依頼をすると、まずその店舗で返金処理をして、店舗から契約しているクレジットカード会社に購入の取り消しを依頼します。

カードで購入した商品を返品したいのですがどのようにすればよいですか? | 三井住友カード株式会社

現金では返金されない

クレジットカードで購入した商品を返品する際は、現金では返金されないということを覚えておきましょう。

返金処理はクレジットカードを通じて行われるので、こちらの要望にそって返金してくれるわけではありません。

また、店側はクレジットカード会社に決済の手数料を支払っているので、現金で返金すると、店側にとっては損になってしまうという理由もあります。

キャンセル後の返金されるタイミング

購入のキャンセルをしてから、実際に返金されるまでどのくらいの時間がかかるのか説明していきます。

キャンセル処理した翌月に請求額から相殺

基本的には商品の購入をキャンセルした場合、クレジットカード会社は、その月の締め日に合わせて返金処理を行います。よって、キャンセル処理をした翌月の支払額から、キャンセルした商品の金額を差し引いてくれます。

相殺しきれない場合は口座に振込される

キャンセル処理した場合、翌月の支払額から返金分を差し引いて請求しますが、もし返金する金額が、翌月の請求額よりも高い場合は相殺しきれません。そのような場合には、代わりに口座に振り込まれることもあります。

決済直後のキャンセルの場合

商品に初期不良があり速やかに返品した場合は、すぐに返金処理をしてくれるので、締め日よりも前にキャンセル処理を行えば、購入した翌月の支払いで相殺されます。

例えば、5月1日に得た商品を翌日に返品する場合は、以下のようになります。

  1. 5月1日:商品を購入
  2. 5月2日:商品を返品依頼
  3. 5月31日:締め日
  4. 6月の引き落とし日に相殺

決済後、時間が経ってからの場合

商品を購入してから1カ月ほど時間が経ってから返品した場合には、購入した日の翌月にキャンセル処理を行うので、実際に返金されるのは購入した日の翌々月になります。

先ほどと同じように5月1日に得た商品を、翌月に返品した場合は以下のようになります。

  1. 5月1日:商品を購入
  2. 5月31日:締め日
  3. 6月1日:商品を返品依頼
  4. 6月の引き落とし日に代金を支払う
  5. 6月30日:締め日
  6. 7月の引き落とし日に返金

このように、購入した月の締め日以降に返品した場合には、支払いが確定しているので一度代金を支払います。そして、その翌月の引き落とし日に返金されます。

もし、2カ月以上が経過しても返金処理が行われていない場合には、商品を購入した店舗と、クレジットカード会社に連絡しましょう。

返品・キャンセルをしたのに請求があるのはなぜですか? | 三井住友カード株式会社

返金手数料について

ここでは、返金をしてもらう際の返金手数料について説明していきます。

基本的には手数料はかからない

基本的には返金手数料はかかりません。支払い金額より返金額が多く口座に振り込まれる場合も、振込手数料がかからない場合が多いです。

手数料がかかる場合もある

基本的には手数料はかかりませんが例外もあります。飛行機や電車などの公共交通機関で、クレジットカード決済をしたものをキャンセルする場合には、手数料がかかることがあります。

東京都交通局によると、有効期間内で未使用のものに限り、手数料220円または180円を差し引いた金額が返金されます。また、交通機関以外でも返金する際に手数料をとる店舗もあるので、返品する前に確認しましょう。

乗車変更・払い戻し等|東京都交通局

ECショップの場合のキャンセル処理

ECショップとは、商品やサービスをインターネット上で扱い、販売しているショップのことです。ECショップで商品を購入して返品する場合は、実店舗で購入した場合とはキャンセル処理が少し異なります。

全額が返金されないこともある

ネットショッピングでの返品の場合は、全額返金されない場合があります。返品理由が店側にあれば、全額返金されることが多いです。

しかし、商品を購入した側の理由により返品する場合は、そうはいきません。商品を送り返すときにかかる送料は、差し引かれる場合があります。手数料が差し引かれるかどうかは、事前に確認しておくようにしましょう。

楽天市場での場合

ネットショッピングでの返品に関して、楽天市場を例に挙げて説明していきます。

各ショップによって返品ポリシーが異なる

楽天市場で購入した商品を返品する際には、楽天市場に連絡するのではなく、商品を購入したショップに連絡しましょう。ショップによって返品ポリシーが異なることが理由に挙げられます。

ショップや商品によっては、返品やキャンセルができないこともあるので、商品を注文する前に、事前に確認しておくようにしましょう。楽天市場の問い合わせページで、各ショップの会社概要ページに移動できます。

【楽天市場|公式ヘルプ】キャンセル、返品、交換したい

トラブルがあった場合は直接楽天市場へ連絡

もし、購入したショップと連絡がとれなかったり、返品ポリシーと異なったりしていた場合は、楽天市場に直接連絡しましょう。楽天市場から各ショップへ、直接連絡をしてくれます。

また、楽天市場には『楽天あんしんショッピングサービス』というものがあります。このサービスは無料で受けられるサービスで、以下の5つのトラブルを補償してくれます。

  • 代金を支払ったのに商品が届かない
  • 商品到着予定日を過ぎて商品が届いた
  • 内容と違う、または欠陥商品が届いた
  • 返品したが対応されない
  • ブランド品が模倣品だった

このようは場合は、注文日の翌日から90日以内に楽天市場に連絡すると、条件に該当する場合は、購入代金の最大30万円まで補償されます。

補償を受けられる回数に制限はありますが、このようなサービスがあることで、多くのショップが商品を出品している楽天市場で、安心して商品を購入できます。

【楽天市場】楽天あんしんショッピングサービス

まとめ

クレジットカードで購入した消費を返品する場合は、現金で購入するときとは異なり、返金までに時間がかかります。まずは商品を選ぶ際に注意して、できるだけ返品する必要がないようにしましょう。

返品する際には直接クレジットカード会社に連絡せず、商品を購入した店舗で商品のキャンセル依頼をしましょう。キャンセル依頼の時期によって、実際に返金されるタイミングが異なるので、返金されるタイミングをきちんと確認するとよいでしょう。

また、商品を購入したときに得られるポイントも、キャンセル処理した場合は、返金する際に一緒に差し引かれます。このこともきちんと理解しておきましょう。

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