「dカード」の引き落としはいつ?
カードを利用しているけど、引き落とし日がわからないという方も多いでしょう。利用額の支払いの滞納を防ぐためには、引き落としについて理解しておくことが大切です。
利用額の締め日と引き落とし日
まずは、カードの締め日と引き落とし日から解説していきます。締め日とは、カードの利用額が決定する日です。
締め日で決定した利用額が、引き落とし日に支払われます。「dカード」の締め日と引き落とし日は、以下の通りです。
名前 | 日付 |
締め日 | 15日 |
引き落とし日 | 10日 |
また、引き落とし日が、土日祝日と重なった場合、引き落とし日は、翌営業日になります。
携帯料金の引き落とし日
「dカード」は、ドコモで使うとお得なカードです。そのため、ドコモの携帯料金をdカードで、支払っている人も多いでしょう。なので、ドコモの携帯料金の締め日と引き落とし日についても確認します。
通常、ドコモの利用料金の締め日は、月末です。そして、「dカード」で支払った場合、10日に「dカード」の利用料金として引き落とされます。通常の支払い方法よりも、支払いが早まることに注意してください。
当日入金は間に合うの?
当日入金すると、引き落としに間に合わない場合があります。そのため、利用料金の設定口座への入金は、引き落とし日の前日までにしましょう。
引き落とされる時間は?
引き落とし時間は、銀行によって異なります。日付が引き落とし日になるとすぐに、引き落としが開始される場合もあります。詳しい引き落とし時間が知りたい方は、利用している銀行に問い合わせるといいでしょう。
また、銀行によっては、引き落とし日に2回、引き落としがかかる場合もあります。そのため、1回目の引き落としが間に合わなくても、2回目の引き落としまでに入金すると、滞納を避けられます。
ゆうちょの場合
例えば、ゆうちょ銀行の場合は、1日に2回引き落としがあります。それぞれ、引き落としは、下記の時間におこなわれます。
回数 | 引き落とし時間 |
1回目 | 9時 |
2回目 | 21時 |
支払いが間に合わないとどうなるの?
口座に入金されている金額が、支払い金額から1円でも足りないと、引き落とされません。支払額を滞納すると、様々な悪影響があります。そこで、万が一、滞納した時の流れを解説します。
支払いが遅れると通知文が届く
まず、滞納すると、支払いが遅れていることを知らせる通知文が届きます。通知書の送付は、支払日の3~5営業日後です。
通知書が届いたら、すぐに入金しましょう。支払い方法は、設定口座の金融機関によって異なります。以下の金融機関の場合、滞納した場合、月末まで毎営業日、引き落としがおこなわれます。
- みずほ銀行
- 三菱UFJ銀行
- 三井住友銀行
- りそな銀行
- 埼玉りそな銀行
- 横浜銀行
ゆうちょの場合は、20日に引き落としが行われます。滞納した場合は、20日までに入金しましょう。
上記で述べた金融機関以外の口座を利用している方は、通知書に記載されている、再引き落とし日までに、指定されている口座に入金してください。
クレヒスに傷がつく
1日でも滞納すると、クレヒスに記録されます。クレヒスとは、クレジットカードの利用履歴のことす。クレヒスは、カードやローンを発行する際に確認されます。
クレヒスに、滞納情報があると、カードやローンの新規発行を断られる可能性が高くなります。クレヒスを傷つけないためにも、必ず支払うようにしましょう。
遅延損害金が発生する
滞納すると、支払日の翌日から遅延損害金が発生します。遅延損害金とは、滞納に対する賠償金のようなものです。dカードの遅延損害金の金利は、キャッシング枠とショッピング枠で異なります。それぞれの金利は以下の通りです。
利用枠 | 金利 |
ショッピング枠 | 14.5% |
キャッシング枠 | 20% |
支払いが遅れると強制解約も?
長期で滞納すると、強制解約になります。強制解約とは、カード会社から強制的に解約させられることです。一般的に、3カ月以上滞納すると、強制解約になります。
強制解約になると、信用情報に5年間記録されます。記録されている間は、カードやローンの新規発行が極めて難しくなるので注意してください。
滞納を防止するにはどうするの?
上述した通り、滞納すると様々な悪影響があります。そのため、できるだけ滞納しないようしましょう。そこで、滞納を防止するために確認しておきたいポイントを2つ紹介します。
引き落とし口座を確認しよう
引き落としを防止するためには、まず、口座と利用額を確認します。口座をこまめに確認することで、残高を把握できます。残高が少ない場合は、入金しておきましょう。
「dカード」の利用明細は、「dカード」サイトで確認できます。締め日に確定した引き落とし額を用意して、入金するといいでしょう。
支払い方法を変更しよう
どうしても、利用額を用意できない場合は、支払い方法を変更しましょう。dカードには、「あとからリボ」という支払い方法が用意されています。この支払いでは、支払額をリボ払いに変更可能です。
例えば、今月の支払い額が10万円で、引き落とし日までに支払いの準備ができない場合、「あとからリボ」を利用することで支払い額を下げることができるのです。
ただし、リボ払いでは金利が高いので、返済の目処を立ててから「あとからリボ」の設定しましょう。
ただし、支払い方法を変更できる期限は、金融機関によって決められてます。下記の表に、代表的な金融機関の変更可能期限についてまとめました。
金融機関名 | 変更可能期限 |
みずほ銀行 | 3日 |
三井住友銀行・三菱UFJ銀行 | 2日 |
りそな銀行・埼玉りそな銀行 | 4日 |
ゆうちょ銀行 | 4日 |
セブン銀行 | 5日 |
まとめ
滞納すると、遅延損害金を払わなければいけなくなるだけでなく、信用情報に傷がつきます。そのため、滞納を防止するために、引き落とし日を把握しておきましょう。dカードの引き落とし日は、毎月10日です。ただし、土日祝日と重なった場合は、翌営業日に変更されます。
また、滞納を防止するために、口座残高や利用額を把握しておくといいでしょう。利用額は、「dカード」サイトの利用明細で確認できます。万が一、支払い額を用意できない場合は、支払い方法を「あとからリボ払い」に変更しましょう。