ギフトとして人気のクオカード
クオカードは、クオカードの加盟店での決済に利用できるプリペイドカードです。額面金額が300~1万円と幅広く、デザインもさまざまなので、子どもへのプレゼントや会社の企画の景品など、幅広く使えるギフトとして人気があります。
コンビニや書店で手軽に購入できますが、こだわりたい場合は、オンラインストアでオリジナルデザインのカードを作成することも可能です。
コンビニ、書店などで使えて便利
クオカードは、コンビニや書店、飲食店など、日常で利用するお店で使えるので大変便利です。
区分 | 店舗名 |
コンビニ | ・ローソン ・セブンイレブン ・ファミリーマート ・ポプラ など |
書店 | ・ジュンク堂 ・蔦谷書店 ・丸善(一部店舗除く) など |
飲食店 | ・UCCカフェプラザ ・上島珈琲店 など |
ガソリンスタンド | ・ENEOS(一部店舗) ・JA-SS(一部店舗) |
ドラッグストア | ・マツモトキヨシ など |
クオカードの種類
クオカードの基本的な種類は、以下の8種類です。
- 300円
- 500円
- 700円
- 1000円
- 2000円
- 3000円
- 5000円
- 1万円
ただし、オンラインストアでは460円券の取り扱いもあるほか、1~999円、または2001~2200円の間で額面金額を指定したクオカードを作ることもできます(※)。
なお、コンビニや書店といった加盟店では、上記8種類すべては置いていないことが多いので、あらかじめ欲しい金額のものがあるかを調べておきましょう。
(※額面金額を指定したクオカードは、最低注文枚数が100枚からです)
QUOカードpayも登場
2019年3月には『QUOカードPay』という新サービスが登場し、より一層クオカードが便利になりました。QUOカードPayとは、電子版クオカードのことです。
メールやSNSなどでURLを受け取り、そのURLにアクセスすると、決済用のバーコードが発行されます。あとは、そのバーコードをレジで読み取ってもらえば決済完了です。専用アプリなどは必要ありません。
ただし、QUOカードPayのアプリがあれば、複数のQUOカードPayの残高を合算できるので、できればアプリをインストールするとよいでしょう。
クオカードの使い方
クオカードの使用方法は非常に簡単です。クレジットカードと同じように、店員に手渡してレジに通してもらうだけで支払いが終わります。サインをしたり、暗証番号を入力したりすることもありません。
それでは、クオカードの残高を使い切れずに残った場合や、反対に残高不足になった場合にはどうすればよいのでしょうか。
残高0になるまで何度でも使える
クオカードは、残高0になるまで何度でも使えます。そのため、1回の買い物で使い切れずに残高が残っても、次回の買い物のときに使用すれば、残高を使い切ることが可能です。
クオカードには有効期限がなく、残高を使い切るまで使用できるので、現金でおつりが出ることはありません。
残高不足の場合は現金と併用できる
反対に残高不足が起きた場合には、現金と併用できます。例えば、1000円の買い物をしたけれど、クオカードの残高が100円しかなかったとしたら、現金で残りの900円を支払いましょう。
電子マネーやその他モバイル決済、クレジットカードなどで支払うことも可能です。ただし、店舗によっては、クオカードと現金の併用しかできないことがあるので、あらかじめ確認しておきましょう。
残高照会のやり方は?
クオカードには残高が印字されません。使用中のクオカードの残高が分からなくなったときのために、残高照会方法を知っておきましょう。
買い物時のレシートで分かる
クオカードの残高は、支払い後に渡されるレシートで分かります。レシートの下の方に、『プリペイド残高』や『クオカード残高』などと印字されているので、その金額をチェックしましょう。
後から残高を再チェックできるように、レシートを取っておくのがおすすめです。
店舗で残高を確認してもらう
レシートを捨ててしまったというときは、店舗で確認してもらいましょう。店員にクオカードの残高照会をお願いすれば、レジに通して残高を調べてくれます。
クオカードの穴で確認する
大体の残高は、クオカードの穴でも確認できます。クオカードの左下を見てみましょう。
出典:動物シリーズ | 商品・サービス | ギフトといえばQUOカード
『0・5・10・20』などと数字が印字されています。クオカードを使うと、残高に応じてこの位置に穴があけられるのです。
上記の画像は2000円のクオカードなので、10と20の間に穴が開いていれば、このクオカードの残高は1000~2000円の範囲内であることが分かります。
しかし、1000~2000円といわれても範囲が広いので、やはりレシートをチェックするか、レジで残高照会をしてもらった方がよいでしょう。
不要なクオカードは換金できる?
景品などでクオカードを入手したものの、あまり使わないという場合、クオカードを換金することはできるのでしょうか。
金券ショップで買取依頼
金券ショップで買取依頼をすれば、クオカードを換金できます。買取額は金券ショップごとに変わりますが、90~96%程度になることが多いでしょう。
店頭買取と郵送買取では、郵送買取の方がテナント代や人件費がいらない分、買取額が高くなるのが一般的です。
ただし、郵送料を含めると店頭買取の方が高く売れることもあるので、買取を依頼する前にどちらの買取方法にするのかシミュレーションしてみましょう。
また、デザインやクオカードの状態によっても買取額が上下します。人気のギフト柄やアニメ柄などは高く売れることがありますが、ギフトに使いづらい企業のCM柄や傷が付いたものなどは、買取額が下がる可能性が高いでしょう。
残高証明書が必要な場合がある
コンビニで買ったクオカードを換金するときは、残高証明書が必要な場合があります。コンビニで取り扱うクオカードは、エンコードという磁気情報の書き込み処理をしないと使えないからです。
エンコード処理済みかどうかはカードから判別できないので、エンコード前のクオカードを盗んで金券ショップに売るなど、犯罪に利用される可能性があります。
そのため、コンビニのクオカードの買取時には残高証明書を求められるのです。始めからコンビニのクオカードは買取不可としている金券ショップもあります。
穴の開いた使用済みは買取不可のお店も
穴が開いた使用済みクオカードも、買取不可であるケースが多いでしょう。また、クオカードの傷や折れ曲がりがひどい場合は、未使用でも買い取ってもらえない可能性があります。
金券ショップは買い取ったクオカードを販売するので、ギフトとして購入する人が多いクオカードの状態は重要なのです。自分で判断できない場合は、店舗で買取可能か査定してもらいましょう。
まとめ
クオカードの残高が分からないときには、カードの穴の位置で残高を判断できます。正確な金額を知りたい場合は、支払い後に受け取ったレシートを見るか、店舗のレジで残高照会をしてもらいましょう。
残高が分からなくても、不足が出た場合は差額を現金で支払えば問題ありません。反対に、残高が残った場合は0円になるまで何度でも使えるので、次回以降の買い物で使い切ってしまいましょう。