「エポスカード」とは
最初に、年会費や審査基準など、「エポスカード」について知っておきたい情報を説明していきます。
年会費は永年無料
「エポスカード」の年会費は永年無料です。そのため、やはり学生の方やパート・アルバイトの方でも発行しやすいカードと言えます。
年会費が無料であるにも関わらず、多くの優待特典が付いているので非常におすすめのカードとなっています。
また、ETCカードも年会費無料で発行することができます。
限度額は?
「エポスカード」の限度額は一律には設定されていません。カード会社の基準で審査され、利用限度額が決定されます。
また、カード所有者からの増枠の申請は受け付けておらず、カードの利用履歴や年収の変化によって増枠が行われるようです。
どうしても限度額を増枠したい場合は、一時的な利用限度額の増額制度を利用しましょう。
出典:エポスカードの限度額を変更(増額)することは可能ですか?
審査基準は高い?
審査基準は他社のクレジットカードと比較して優しいです。
「エポスカード」への申し込み条件は以下の通りで、大学生やフリーターの方も発行できます。(未成年の方は親権者の合意が必要)
日本国内在住の満18歳以上のかた(高校生のかたを除く)
申し込み条件から、年収や職業はあまり重視されておらず、過去に滞納履歴がないか、複数のクレジットカードに申し込んでいないか等が審査基準となっていると考えられれます。信用情報に問題がなければ、審査に通る可能性は高いと言えるでしょう。
公式アプリでキャンペーンや明細が確認可能
「エポスカード」では、カード会員限定の公式アプリがあります。このアプリを利用すると「エポスカード」のポイントや利用明細をいつでもどこでも確認できます。
その他にも、支払い方法の変更や、エポスカード限定オンラインショップ「貯まるマーケット」もアプリ内で利用可能です。
「エポスカード」では、利用明細の郵送に発行費として80円かかるので、公式アプリに登録することをおすすめします。
「エポスカード」のメリット
「エポスカード」には、どのような特典や優待サービスがあるのでしょうか?ここでは「エポスカード」のメリットを詳しく解説していきます。
海外保険が自動付帯
「エポスカード」では、海外保険が自動付帯で利用できます。
年会費無料のスタンダードカードでは、海外旅行保険は利用付帯となっている場合が多く、保険が適応されるには旅行に関する交通費等でカードを利用する必要があります。
しかし、「エポスカード」は自動付帯なので、カードを持っているだけで保険が適応されるのです。
この特典は、海外旅行によく行く学生の方にはとても大きなメリットと言えるでしょう。保険の内容は以下の通りです。
保険の種類 | 保険金額 |
傷害死亡・後遺障害 | 最高500万円 |
傷害治療費用 | 最高200万円 |
疾病治療費用 | 最高270万円 |
賠償責任 | 最高2000万円 |
救援者費用 | 最高100万円 |
携行品損害 | 最高20万円 |
海外キャッシングも可能
海外のATMで現地通貨をキャッシングすることができます。海外キャッシング機能は、以下の理由でとても便利です。
- 必要な分だけ現金を持っておくことができる
- わざわざ両替する必要がない
- 両替手数料よりも安く、レートも有利
ただし、利用額は全て1回払いで月々の支払いに合算されるので、使いすぎには注意しましょう。自分の口座残高以上に海外キャッシングを利用してしまうと、返済が滞ってしまい信用情報に傷が付く可能性もあります。
特別な割引が受けられる
「エポスカード」では様々な優待割引が利用できます。例えば、支払いをエポスカードで行うと以下の割引優待が利用できます。
- 居酒屋やレストランでの割引、サービスチケット
- 遊園地や映画館での入場料割引
- カラオケでの割引
- 美容院やネイルの割引
- スパや温泉での割引
出典:エポスカードの10大特典|クレジットカードはエポスカード
幅広いジャンルのお店で割引特典を使うことができるので、非常に使いやすい特典です。
ハワイ等の海外でも優待が
「エポスカード」では、ハワイや台湾、韓国など海外での優待サービスもあります。例えば、ハワイではレストランやショッピング、マッサージ等を優待価格で楽しむことができます。
年会費無料でゴールドカードが手に入る?
「エポスカード」でクレジットヒストリーを積み上げると、エポスゴールドカード への招待がカード会社から届きます。
カード会社からの招待で発行されたゴールドカードは年会費永年無料で利用することができるので、非常にお得です。
招待を得るための条件は明記されていませんが、目安として年間利用額50万円以上であれば招待が届く可能性は高いでしょう。なぜなら、ゴールドカードを自ら申し込んだ方も、年間利用額50万円以上で年会費が無料になるからです。
「エポスカード」のデメリット
ここでは、「エポスカード」を発行する上で知っておきたいデメリットを解説します。
ポイントの還元率は高くない
基本的なポイント還元率は0.5%で、それほど高い水準ではありません。「楽天カード」や「JCB CARD W」の方がポイント還元率は高いです。
ただし、マルイでの利用でポイント還元率が2倍になったり、エポスカードの会員限定のオンラインショッピングでポイントが最大30倍になったりと、使い方次第ではポイントが貯まりやすいこともあります。
貯めたポイントは以下の7通りの使い方ができます。
- マルイの店舗や通販で1ポイント1円で利用
- エポスVISAプリペイドカードに移行して使う
- ネット通販での割引
- 商品券やギフト券に交換
- マイルやスターバックスカードなど、他社のポイントに移行
- グッズに交換
- ポイントで寄付
出典:エポスポイントの使い方|クレジットカードはエポスカード
「エポスカード」のポイントは有効期限が2年間となっているので、ポイントが貯まったら早めに利用しましょう。
家族カードが作れない
「エポスカード」では、家族カードは作れません。家族カードとは、カードの本会員の方に向けて発行されるカードです。
家族カードを利用すると、利用金額が本会員の方の口座から引き落とされたり、ポイントが合算され、貯まりやすくなったりします。
家族カードを発行したい方は、他社のカードに申し込むか、エポスゴールドカードを発行しましょう。
「エポスカード」に向いている人は?
では、「エポスカード」はどのような方に向いているのでしょうか?
海外旅行によく行く方
上述した通り、海外旅行保険が自動付帯することから海外旅行によく行く方にはおすすめです。
ハワイ等では優待価格でレストランやショッピングが楽しめることも考慮すると、他社のノーマルカードと比較してメリットが大きいでしょう。
また、空港ラウンジを無料で利用できるので、かなりおすすめです。
初めてカードを作る学生の方
大学生になって初めてクレジットカードを作成する方も多いでしょう。そんな方にも「エポスカード」はおすすめです。理由は以下の3つです。
- 年会費が永年無料
- 自動付帯の海外旅行保険
- 日常生活で使いやすい優待割引
「エポスカード」は学生の方でも審査に通りやすく、カラオケや映画など学生が使いやすい特典もたくさんあるので、是非発行してみましょう。
「エポスカード」を発行する
「エポスカード」の申し込み方は2つがあります。
- マルイ店頭での申し込み
- オンラインでの申し込み
ここでは、それぞれの方法について詳しく説明していきます。また、エポスカードは即日発行ができる数少ないカードの1つなので、その方法もしっかり確認しましょう。
マルイ店頭での申し込み
マルイの店頭で「エポスカード」を発行する方は、以下の手順で手続きを行います。申し込む際には免許証又はパスポートを持参していくとスムーズに手続きができます。
- マルイ店頭のエポスカードセンターで申し込み
- 約30分で店頭で発行
- 当日からの利用が可能
この場合、混雑状況によっては当日にカードが発行されないことがあるので注意してください。即日で発行したい場合は次で説明する方法でカードを申し込みましょう。
即日発行は店頭で
「エポスカード」は、即日発行が可能です。インターネットで申し込み、審査に通れば、その日にマルイの店頭でカードを受け取ることができます。
手続きの方法は以下の通りです。
- 事前にwebまたはアプリで申し込み
- 受け取り方法を「店舗・施設でお受け取り」に設定
- 審査結果がメールで届く(早ければ数分後)
- エポスカードセンターで受け取り
出典:エポスカードを「即日発行」で手に入れよう|クレジットカードはエポスカード
例えば、1週間後に海外旅行が決まったのでカードを発行したいといった方は、エポスカードの発行を考えてみてください。
オンラインでの申し込み
オンラインで申し込む場合は、24時間申し込みが可能なので、マルイ店頭に行く時間がない方はオンラインで申し込みましょう。
webサイトまたはアプリから申し込みができます。
申し込みの手順
オンラインでの申し込みの手順は以下の通りです。
- 氏名や住所などの基本情報を入力
- おしごとに関する情報を入力
- カードの暗証番号・パスワードを設定
- 内容を確認して完了
オンラインでカードを申し込んだ場合のカードの受け取り方法は、店舗と郵送の2種類あります。
店舗で受け取る場合は上述した通り即日発行可能、郵送で受け取る場合は1週間程度かかるので自分にあった受け取り方法を選択しましょう。
エポスゴールドカードについて
ここでは、エポスカードの特徴と、優待サービスについて解説していきます。
「エポスカード」との違い
「エポスカード」 | エポスゴールドカード | |
ポイント有効期限 | 2年 | 無制限 |
ポイントアップ | なし | 3ショップまでポイント最大3倍 |
ボーナスポイント | なし | 最大10,000pt |
マルイネット通販でのポイント(200円につき) | 1ポイント | 2ポイント |
10%ポイントプレゼント5days | なし | あり |
家族カードの発行 | なし | あり |
ファミリーボーナスポイント | なし | 最大3,000pt |
家族でポイントシェア | なし | あり |
空港ラウンジの利用 | なし | 無料で利用可能 |
海外旅行傷害保険・補償金額 | 最大500万円 | 最大1,000万円 |
優待サービスは?
エポスゴールドカードの優待サービスは何があるのでしょうか?
空港ラウンジが無料
全国20箇所の主要空港、韓国の仁川空港やハワイのホノルル空港で、ラウンジが無料で利用できます。
ラウンジを利用する際にはラウンジの入り口カウンターで、航空券とエポスゴールドカードを提示してください。
同伴者の方は、別途利用料金を支払う必要があります。料金は空港によって異なりますが、多くの場合1000円程度となっています。
ポイント還元率がアップ
ポイント還元率がアップします。「エポスカード」のデメリットとして、ポイント還元率が低いことを説明しましたが、ゴールドカードではポイント還元率がアップします。
- 選べるポイントアップショップ
対象ショップの中からよく利用する店舗を最大3店登録することができ、その店舗でエポスゴールドカード を利用するとポイントが最大3倍になります。
ローソンやマルイ、ドンキホーテなどの買い物ショップから公共料金、ガストなどの飲食店まで、幅広い対象ショップの中から選べます。
- 年間ボーナスポイント
年間利用額に応じてポイントが付与されるサービスです。
利用額 | ボーナスポイント |
50万円 | 2,500pt |
100万円 | 10,000pt |
年会費について
エポスゴールドカード年会費は発行の仕方や条件によって変わります。自分で申し込んだ場合は年会費が5400円かかることに注意してください。
条件 | 年会費(税込) |
カード会社からの招待 | 永年無料 |
申し込み(年間利用額50万円以下) | 5,400円 |
申し込み(年間利用額50万円以上) | 永年無料 |
エポスプラチナカードについて
エポスプラチナカードは年会費が32,400円(税込)で、優待サービスや保険内容がゴールドカード に比べてかなり豊富になります。最後に、エポスプラチナカードに付いて詳しく説明していきます。
エポスゴールドカードとの違い
内容 | ゴールドカード | プラチナカード |
年間ボーナスポイント | 最大10,000pt | 最大100,000pt |
ファミリーボーナスポイント | 最大3,000pt | 最大6,000pt |
お誕生月ポイント | なし | 2倍 |
海外保険対象 | 本人のみ | 本人・ご家族 |
海外旅行補償金額 | 最高1,000万円 | 最高1億円 |
プライオリティパス | なし | あり |
空港ラウンジ(海外) | 2箇所 | 1,000箇所以上 |
空港ラウンジ(国内) | 本人のみ | 同伴者1名 |
プラチナトラベル | なし | あり |
グルメクーポン | なし | あり |
プラチナゴルフ | なし | あり |
豊富な優待
エポスプラチナカードの主な優待サービスについて説明します。
プライオリティパス
プライオリティパスに年会費無料で登録できます。プライオリティパスとは、海外の1,000箇所以上でラウンジが利用できるプログラムです。通常の年会費は以下の通りになります。
クラス | 年会費 | 利用金額 |
スタンダード | 99米ドル | 32米ドル |
スタンダードプラス | 299米ドル | 32米ドル(10回分無料) |
プレステージ | 429米ドル | 全て無料 |
出典:会員プラン | プライオリティ・パス - Priority Pass
コンシェルジュサービス
24時間365日サポートしてくれるコンシェルジュサービスが付きます。レストランの予約や、急な宿泊など、様々なリクエストに答えてくれるので、日々の生活がより豊かになるでしょう。
まとめ
「エポスカード」は、年会費が無料で即日発行ができるカードです。学生向けの割引サービスや海外旅行保険が自動付帯したりと、学生の方には特におすすめのクレジットカードとなっています。
利用状況によっては、年会費無料でゴールドカードに招待されることもあります。
審査基準も優しいと考えられるので、是非これを機に「エポスカード」に申し込んでみましょう。